水は砂、両足は馬車、吸血鬼はいっぱいの牡蠣になったりするこの世界で日々の生活を送っているスライムには夢がありました。それは神さまや仏さま、エルフさまに出会うことでした。ドワーフやドラゴンにはあったことがあるのにエルフさまは噂話でも聞いたこと
がない。エルフさまは本の中にしかいらっしゃられない。きっと神さまや仏さまのような偉い立派な方なのです。会えるわけがないと諦めていました。そんなある日ヒガシマチニュータウンが巨大なロック鳥となって天空に旅立ちました。スライムも居住地である大きな鳥とともに旅立ってしまいました。もう後戻りはできません。冒険に出るしかないのです。でもこれでよかったかもしれません解脱を果たした仏さまには会えなくても神さまやエルフさまには会えるかもしれないから。そして宝物のモンスターリストにチェックを入れるのです。いざ知的好奇心を充たすのです。
もしくは事物が事物である究極的な根拠はないが故に安定した姿を持たない世界において確固たる姿を外界に求める愉快な粘液のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 01:45:21
6202文字
会話率:23%
自由にありがたがりながらも、不満を口にして、すべきことをなさない。そんなぼく。
最終更新:2023-06-27 07:00:00
362文字
会話率:0%
僕は気配への感覚を鍛えている。
運動の直後、身体の大きい人、考え事をしている人……。
その条件に当てはまる人が近くにいると、毛の先がぴりぴり。肌がぞわぞわしたりするんだ。
けれどもある日、急に気配を感じ取れなくなった人が出てくる。
同
時に、学校の怪談で語られる「ロック鳥」の話がささやかれ始めて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 21:12:13
3904文字
会話率:6%
とある森の近くに『赤頭巾』と呼ばれる少女が住んでいました。
『赤頭巾』は母親に森に住むお婆ちゃんの家に届け物を頼まれました。
『赤頭巾』は快くそれを引き受けましたが道中は盗賊、狼、鬼、魔女、ロック鳥等々、危険が一杯です。
『赤頭巾』は
無事にお婆ちゃんの家に辿り着けるのでしょうか?
まさに神のみぞ知る事でしょう。
※前に連載して止まってたのを再構築しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-20 12:00:00
8080文字
会話率:45%
エンドリア物語シリーズの番外編です。
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最終更新:2017-07-22 00:06:02
12694文字
会話率:46%