『あたしにラブコメを教えて。ねえ、ラノベ主人公くん?』
クラスメイトの川越 朝(かわごえ あさ)は、俺の働いている本屋のラノベコーナーに佇んでいた。
最近よく来るな、と思ったのも束の間、彼女は突然棚からラノベを取り出して、破こうとし始める。
『ちょっと、お客様!?』
『離してよ! あたしの本をあたしがどうしようと勝手でしょ!?』
川越朝は、デビュー間もなく打ち切りが決まった現役女子高生ラノベ作家、富士見 夜(ふじみ よる)だったらしい。
翌日、彼女は俺の何かを見込んでこんなことを頼んでくる。
「ねえ、柳瀬 岩太(やなせ がんた)くん。あたしにラブコメを教えてくれない?」
売れない現役女子高生ラノベ作家(偏屈で頑固でめんどくさい)と、特にとりえもないどこにでもいる男子(無気力でやれやれ系でいかにもラノベ主人公)との、ラブコメに発展するのか分からない、謎の協力関係青春コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 23:00:00
55640文字
会話率:60%
中学2年終わりの春終業式が終わり、ラノベという共通の趣味を持っている恋人と町で歩いていると通り魔に刺されて異世界に転生した。
別に突出した頭の良さなは無いし、顔がいいわけでも無い、
成績も中の下で何をしても普通の俺は、異世界ではラ
ノベ主人公のようになりたかった。
「あ"ぁ"神よ!ご機会をくださりありがとうございます‼︎」
早速ゲットしたギフトや空間転移スキルを万能だと勘違いし盗賊にケンカを売るが、案の定誘拐され奴隷となった俺が
豹変した彼女と再会する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 21:51:27
5625文字
会話率:38%
尾張旭太陽は高校一年生。入学した初日に一目ぼれした女子に話しかけたら「ごめんなさい。私好きな人がいるの」と告白するまでもなく振られてしまった。
そんな彼女は道行く誰もが振り返るような美少女だったのだが、どうやらクラスの陰気な幼馴染に惚れてい
るらしい。来る日も来る日もその根暗幼馴染にツンデレ攻撃をしている。あんな辛気臭い陰キャララノベ主人公みたいなやつのどこがいいんだ?
しかし!! 根暗幼馴染はそんな彼女の好意にも気付かず、「今更遅い」とざまぁしてしまった!!
落ち込む彼女。正体がみんなにばれて調子に乗っている元陰キャの鈍感最低主人公。
そこであらわれたのは──そう、この俺。鈍感最低ラノベ主人公の代わりに俺が彼女を幸せにしてやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 23:02:24
44149文字
会話率:48%
悪役転生ラノベ大好きな高校生がそのラノベ世界に転生して始まる魔法学園生活!
と思いきや農村の子に転生してしまった主人公が、皇都の魔法学園を目指すという話です。(序盤)
村から皇都にいくお金もない。悪役に転生したラノベ主人公にはあえるのか?
そもそも魔法学園に辿りつけるのか? ヒロインたちとのワクワク魔法学園生活は!?
そして陰謀渦巻く皇都で魔法の天才として頭角を表した主人公とラノベ側主人公ゲイルに待つ運命とは?
一応、本格魔法学園ドラマ目指してますw
※カクヨムに投稿している作品ですが、なろうでも読んでもらえればと掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 19:53:27
48321文字
会話率:30%
※本作主人公は俺TUEEE系ラノベ主人公ですが、どう足掻いてもドイツ軍には勝てない事が世界の理により確定しています。何故なら、本作の真の主人公はドイツ軍であり、ドイツ軍には主人公補正がかかるからです。その事を念頭に置いた上で、主人公を見守っ
てあげるのが本作の主旨です。
魔族と人間による大規模な戦争──抗魔大戦──の終結より数ヶ月。
ひと仕事終えて「もう一生働かない!」と宣言し、女の子(魔族)と同棲ニート生活をエンジョイしていた勇者に、スポンサー兼上司からの招集命令が下された。
新たな敵の出現。その敵とは──え?ドイツ軍??
民衆「勇者の兄貴ィィ!ドイツ軍なんて、けちょんけちょんにしてやって下せぇ‼︎」
勇者「戦いたくない!…だって、勝てないもん‼︎剣と魔法のファンタジーは砲弾の前に無力なんだもんッ‼︎」
民衆「いやいやwww勇者様が負けるはずないからwwwドイツとかマジで秒殺wwwwww」
…この後めちゃくちゃ敗北した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:00:00
111716文字
会話率:28%
本書は異世界ラノベについて語るものではない。
現実世界での成功についてのマニュアルである。
多くの異世界ラノベ主人公は、富・異性・称賛を物語中で獲得するのだが、現実世界でラノベを読むという行為はその3つを遠ざけてしまう。
何故なら異世界ラ
ノベは弱者用の麻薬だからである。
本書では、異世界ラノベを現実世界での成功に適用する方法を提供する。
当然、作中ではラノベを反面教師的に捉える場面もある。
勝利も称賛もハーレムも、現実世界で貴方自身が獲得して欲しい。
本当の冒険を始めよう。
※本書は男性を対象に執筆した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 01:40:46
18192文字
会話率:6%
友人がよくある異能バトル系のハーレムラノベ主人公みたいな状況に陥ったので、こっちも特別な立ち位置のヒロインに変身して面白おかしくアイツをからかってやろう──と考えちゃった少年の話。
ハーメルンにも投稿してます
最終更新:2023-05-05 20:32:01
478225文字
会話率:37%
主人公、陽川大地、17歳。
彼は身体能力に優れたイケメン高校生。
大好きなサッカーでその名を轟かせ、人々からフィールドのプリンスと呼ばれるほどだった。
おまけに頭脳明晰で、少し毒気はあるもののコミュ力も抜群。
要するに非の打ち所がない完璧超
人だった……が。
人生を謳歌する彼は、トラックに轢かれたラノベ主人公を小馬鹿にしていたところ、自分が同じ目に遭って死んでしまう。
そして異世界転生。
転生した先は剣と魔法のファンタジーな世界だった。
異世界には彼と同じ『転生者』が他にも存在し、その者達は神様からチート級身体能力を授かり活躍を収めていた。当然彼も……とはいかず。
なぜか彼の身体にはなにひとつとして変化がなく、その圧倒的不平等から生まれて初めての敗北を喫してしまう。
だが、こんなことではへこたれない。彼は元来のスペックと向上心が高すぎた。
『下から這い上がって、俺より強い奴等の足をすくってやればいいだけだろ?』
この物語は、一度は地に墜ちた天才が下克上を狙うコメディ冒険話。
個性が豊かすぎる変人の仲間達と共に、彼はまた1番になるため這い上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 13:23:44
209622文字
会話率:34%
「ゲェ、私の負けかぁ」
「イエーイ、勝ちー!」
「じゃあ約束通り、ちゃんと津島君に告白してよね」
「……わかったわよ」
――!
とある昼休み。
図書室に向かう途中、人気のない科学室の中で、僕と同じクラスの女子三人がこそこそとジャンケ
ンをしている光景を目撃してしまった。
ジャンケンに負けたのは、我がクラスのスクールカーストトップの冬森さん。
誰もが羨むような美貌を持つうえ、実家もお金持ちという、絵に描いたようなお嬢様。
そして津島というのは僕の名前だ……。
こ、この流れはまさか――!
僕は慌てて、その場から立ち去り教室に戻った。
「ね、ねえ津島君、放課後ちょっと話があるんだけど、裏庭まで来てくれない?」
「あ、はい」
教室で一人ボーっとしていると、案の定冬森さんから声を掛けられた。
――そして迎えた放課後。
「つ、津島君、実はずっと前から好きでした。私と付き合ってください」
「――!」
僕たち二人以外誰もいない裏庭で、抑揚のない声で冬森さんからそう告げられた。
いや、正確には僕たち以外にも、先ほど冬森さんとジャンケンをしていた二人も、草むらに隠れてニヤニヤしながらこちらを窺っている。
――噓告白キターーー!!!!(大歓喜)
毎月二十冊以上ラノベを読んでる僕だからわかる!
この流れは、ラノベの定番中の定番、『噓告白』だッ!
最初はドッキリで付き合っていたスクールカーストトップの美少女と、スクールカーストドベの陰キャボーイが段々と心を通わせていき、やがて本物の恋人同士になるという、ラノベ界の王道オブ王道!
盛 り 上 が っ て ま い り ま し た。
……お、おっと、一人でズンドコしてる場合じゃない。
ここは噓だとは気付いていないフリして、何にせよ告白は受けないとね!
「あ、うん、ぼ、僕なんかでよければ、喜んで」
僕は敢えて声を震わせ、オドオドしながらそう返事した。
「あ、ありがとう、とっても嬉しいわ」
微塵も嬉しくなさそうな、引きつった笑顔を向ける冬森さん。
それに反して草むらに隠れている二人は、満面の笑みでハイタッチを交わしている。
「……じゃあ、早速二人で帰りましょ」
「そ、そうだね」
さてと、見せてやるとしますかね、ラノベ主人公の力ってやつを(倒置法)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 21:12:57
4736文字
会話率:44%
突如ドラゴンから逃げることになったのだが近くにいた人達はラノベの登場人物だった。
それも追放モノのさらに追放した側だと!?
もう追放された主人公?は既にいないとかどうすんの!?
さらに自分はとあるラノベで追放する元凶となったアホ冒険者ガイナ
スになってるし……だがまだチャンスはある。
これは追放モノに抗う者の物語である。
そこにラノベ主人公を添えて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 15:10:47
12668文字
会話率:53%
ラノベとアニメを愛し、氷系の魔法をこよなく愛する高校生の俺はある日事故で死亡。そして目を開けると剣と魔法の世界で転生していた!? こうなったらやることはひとつ!氷系の魔法を極めてラノベ主人公みたいに異世界で英雄になってやる!え?そんなに世界
甘くない?
コツコツと経験を積みながら成長していくそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 13:00:52
13703文字
会話率:43%
公爵家子息に生まれ変わったセシリオ君。異世界転生ガチャは大成功なはずなのに、女の子とのラブラブフラグが立ちません。それもそのはずセシリオ君が生まれ変わったのは乙女ゲームの世界だったのだ!攻略対象者の一人であるセシリオ君はヒロインちゃんが現れ
るまで色恋沙汰はお預けなのです。そんなこととは知らないセシリオ君。前世の時の方が異性の幼馴染とかいてラノベっぽかったなぁと懐かしく思い返したりしながら、日々を過ごしていくのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 23:51:55
6574文字
会話率:34%
中学卒業と同時に、飛び級大学進学をし、とある会社の研究職になった綴夜見(つづりよみ)。会社の誇る新システムVRinによって第二の人生を仮想体験することになったヨミは、クソラノベの主人公に振り回され、最初は自分が正しい方向に導こうと尽力するの
だが...
転生したヨミ改めミーファと少女達の冒険譚。私がクソ勇者を更生させてみせる!「そもそもまともな人間なんて誰一人いないんですから。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 19:07:36
19263文字
会話率:46%
ずっと夢見ていた異世界への転移!
神から貰ったスキルで俺もラノベ主人公の如く立ち回り、賢く気楽なスローライフを送るつもりだったのだが……。
万能スキルを選んだつもりが大誤算。
カミサマ、
そもそもの前提条件が、思ってたのと違うんですが……?
それでも俺は、今日もこの世界で生きています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 01:18:20
41856文字
会話率:49%
『主人公アシスト』をしろと言われたクラリス・ド・ラキーユ。貧乏貴族令嬢の彼女は、ある日突然奴隷に!?
そして一人のイケメン勇者に拾われ恋に落ちようとするが、それは仕組まれた恋だった!?
異世界転移、主人公補正、チート能力、ハーレム――
。ほとんどラノベ主人公どころか、ほとんどなろう主人公の彼。だがその本当は……。
神が仕組んだクラリスと彼の恋と異世界ファンタジー、そして従いながら思い悩むクラリスの物語は、今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 16:24:50
26780文字
会話率:26%
まるでハーレム系のラノベ主人公?!と一部から有名な関羽の息子・関索
【花関索伝】異聞て、そもそも花関索伝が異聞も異聞じゃないか!そうですねw
元の花関索伝を小説家三浦ウィリアムが大胆にアレンジ(地雷)して書いていきます
軍神関羽の息子、関
索。彼の歩んだ数奇な運命と彼が愛し彼を愛した女性たちの物語(一部嘘w)
軍神関羽の知られざる息子として生まれた花関索は転生者だった?三国志はそこそこ好きだけどビギナー程度の知識と自分に関してはハーレムラノベ主人公系と某無双ゲー知識くらいにしか知らない転生者がハッピーエンドを目指して奮闘するお話です
MAGNET MACROLINK
エブリスタ
カクヨム
アルファポリス
pixiv
ツギクル
ノベルアップ+
note
(敬称略)
において同時投稿中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 19:06:02
32640文字
会話率:40%
ラノベ主人公な俺が異世界転生できない訳がない?!
絶賛中二病?いいやこれは「使命」だ!
草壁 真と相棒が目指すのは「異世界転生勇者」!!
最終更新:2021-01-11 14:53:43
144861文字
会話率:42%
現代日本から、ラノベを愛しラノベに愛された並行世界に転生したことを除けば、普通の男子高校生――須藤彰人。この世界ではラノベは教科書であり、ラノベ的展開を歓迎している。ラノベ主人公には非常に生きやすい世界だった。整った環境で育て始めた娘――
愛美との親バカ学校生活が今、始まる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 17:59:55
4816文字
会話率:26%
ここは戦場。
転生者でリア充ハーレム勇者に挑む1人の青年がいた。
彼は、隠キャぼっち無職である。
これは、純正最強勇者VSイレギュラー最強無職のあらそいである。
当作品は、なろうラジオ大賞2に参加する作品です。
最終更新:2020-12-20 22:16:02
987文字
会話率:87%
俺の名前は高木駿、どこにでもいる平凡な高校生。
いきなりだけどそんな俺にも曲げられない考えがある。
それは
『ハーレム系ラノベ主人公の鈍感さマジ○ね!』
ということ。
奴らはヒロインの可愛いらしい努力を難聴やかなりの鈍感さを理由に無
かったことにする。これじゃあヒロイン達が可哀想…いつもそう思っていた。
これは二次元のお話、現実ではありえない。でも世の中不可思議なことは起こるらしい。
なぜなら現在、俺の一番の親友が鈍感主人公になっている。しかも3人の女子に囲まれて…。
こうなったら制裁を加えるしかない。勝つのは3人の内の1人、他2人はどう頑張っても負けヒロイン。
そんなことは俺が絶対にさせないし、何にせよ鈍感主人公はウザさの頂点…。いくら親友でも許されない。(彼には嫉妬もかなり含まれています)
全部を分かっている俺がハーレムをぶっ壊してやる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 09:47:15
65843文字
会話率:40%