無窮の塔バベル――天高くそびえるその塔の中には何百という「塔」への入口があり、日々塔の攻略を目指すべく「挑戦者」たちがしのぎを削っていた。
迎え討つは「塔主」。魔物を召喚し、罠を配置し、自分だけの塔を創り上げて「侵入者」を退ける。
塔主に選
ばれた者も、塔を攻略した者も、英雄として名を馳せる。それがこの世界だ。
第500期の「塔主」に内定したシャルロットは田舎街の娘だった。「塔主」になるのも嫌々だった。
しかし内定式にて神から与えられたのは「女帝の塔」。
それは|二十神秘《アルカナ》と呼ばれる名高い一塔だった。
しかも同時に与えられた|神賜《ギフト》は|神定英雄《サンクリオ》と呼ばれる過去の偉人・英雄の召喚だったのだ。
力を持たない娘に「女帝の塔」と「|神定英雄《サンクリオ》」が与えられた。
分不相応だと驚くシャルロットとは逆に周りは騒然となる。
なぜなら、召喚して現れたのは「メイド」だったのだ。英雄とは程遠い。
しかもそのメイドは――この世界の誰も知らない「四本腕のメイド」だった。
※主人公は現地人ですが異世界転移タグをつけています。
※ダンジョンではないですがダンジョンマスタータグをつけています。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:00:00
1771309文字
会話率:22%
デスパレードTD(VRタワーディフェンスゲーム)の最高難易度をクリアした主人公の元に一通のメールが届く。
最高難易度をクリアした人にだけ与えられる、新作テストプレイの権利。
現実と見分けの付かない世界。タワーディフェンスによるタワーディフェ
ンスのためのゲーム。
主人公はその内容の面白さに歓喜し没頭していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 11:00:00
98630文字
会話率:39%
入学してから約一ヶ月の時が過ぎた頃。
人のいないフェンスとネットで囲まれた学校の屋上という箱庭で今日も少女2人は密会をする。
最終更新:2024-05-12 09:02:37
8263文字
会話率:34%
主人公の植田蓮は無気力なひねくれ者であったが、中学の先生に叱られてたことにより「後悔のない選択はない!何を選ぶかじゃなくて何をすべきかだ!」と悟りを開いた。
そんな主人公は中高一貫の高校へ入学すると、何故か顔は良いのに友達がいない小岩井愛
と隣の席になる。
入学式が終わった放課後、植田は屋上への扉が開いていることに気が付いた。
運命を感じた主人公が屋上へ向かうと、屋上のフェンスの向こうに小岩井愛の姿を見つける。
自殺をしようとする彼女を必死に説得しようと試みるも......!
『とにかく主人公が女生徒に尽くしたがる物語!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 17:10:00
116827文字
会話率:30%
|覚醒戦鬼《かくせいせんき》――それは、異能の力を得た『|戦鬼《せんき》』たちが対戦するバトルコンテンツ。
今日もどこかのバトルステージで、老若男女さまざまな戦鬼が死闘をくりひろげている。
小規模野外ステージなら、オヤツ程度の課金で、フェン
ス際の有料エリアから観戦できるぞ!
さあ君も、近所のステージを検索して、対戦バトルを見に行こう!
高校生戦鬼・|月村沙助《つきむらさすけ》の、わりと平和なある日のできごと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 18:40:39
10930文字
会話率:23%
コンビニの昼シフトで出会った、一組の男女。片や中年のフリーター、片やノリの軽いギャル。狭い店舗、おじさんと少女。今日も、何かが起きる……!?
最終更新:2024-04-21 08:29:46
6610文字
会話率:56%
青年は自殺をしようと学校の屋上のフェンスに上った。誰もいなかったはずが白衣の男に自殺を止められてしまう。意味不明なことを言いながら、青年に「パン屋のメンチカツサンド」を食べるよう伝え…
最終更新:2024-03-26 10:00:00
4321文字
会話率:58%
読書好きな中学2年生、天城(あまぎ)天成(てんせい)は商業施設の屋上駐車場でクラスメイトの姫嶋(ひめしま)アクアと出会う。
屋上のフェンスの向こう側で佇む彼女は赤い空を見上げ胸のあたりで手を合わせ指を畳み何かに縋る様な表情で呟いた。
「ここから飛べば異世界に行けるかな……」
異世界に憧れ、転生したがるアクアと、それを阻止するために奔走する天成。
二人の出会いは転成する。
扉絵はときのさんより
ときの@tokinoei555
絵垢(Kamaneko)@KKama222
転生=死(自殺)的な内容ですが、辛い表現は極力避けて書きたいと思います(保証はありません)
この作品に関してのコメントには、あまり反応しない可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:38:33
107689文字
会話率:48%
「地球じゃどんなに恋焦がれてもケモミミ娘はいない! だから俺は異世界転移したかったんだ!」
そんな俺が本当に異世界に転移して念願のダンジョンマスターになった。
この世界のダンジョンマスターはダンジョンモンスターなら自分好みのケモミ
ミ娘を、ダンジョンなら遊び場とかデートスポットとかを自由に作れるらしい!
最初は森しかなかったダンジョンも
海洋エリアを作って遊んだり(2-4)
温泉入ってゆっくりしたり(4-10)
果樹園作って花見をしたり(6-20)
事あるごとに宴会したりしたよ!(3-12)(4-4)(5-22)(5-29)(6-17)
でもまだまだ遊び足りない! これからもいろんな施設を作って遊びまくるんだ!
この物語はケモミミ娘達との毎日エンジョイ生活を目指し、時には作った食料や施設でケモミミ娘とのコミュニケーションを取りながら日々奮闘する主人公を書いた娯楽小説です。
©でんでん太鼓持ち折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 08:11:13
763886文字
会話率:38%
家屋が連なる一帯でそれはいつも行われた。何百と不規則に建てられている平屋。囲う高いフェンス。高さは、ちょうど人が登るのを諦めそうなくらい。
裸の男は言う。「こいつは三十秒後、この地の空気に触れて五年目になる。これからこいつは旅立つ」
フェン
スの中にいる裸の女。彼女はこの後、平屋の一つに入るらしい。
何度も目にした光景。だったが、今日は勝手が違った。
平屋に入ったはずの女が、フェンスに手をかけていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 21:05:41
52875文字
会話率:25%
仕事からアパートの自室に帰ってきた私はうがいもせず、すぐさまテレビの前に行き、電源を入れた。
映し出されたのは今朝とさほど変わらない光景。同じビル。いや、正確には六日前とさほど変わらない、か。そうか、もう一週間経とうとしているのだな。今
日は土曜日の夜。事の始まりは確か日曜の夜であった。
「来るなー! 誰もおれに近寄るなー! しししし死んでやる! ひひ、ははははは! 死んでやるぞー!」
フェンスの向こう。男が振り返り、テレビカメラに向かってそう言った。
スーツを着た恐らく三十代。両手は金網をがっしりと掴み、その形を歪ませている。声が掠れている。恐らくマスコミが駆け付ける前から叫んでいたのだろう。しかし、吹く風に負けない力強さがあった。尤も、それは風前の灯火、蝋燭の最後の輝きのように思えてならないが。髪は乱れ、服も乱れ、ネクタイが風にあおられ右へ左へとはためく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 11:00:00
1545文字
会話率:14%
10階建て295戸。ワンフロア30戸。(うち1階はゴミ捨て場等施設の関係で25戸)
二棟、大と小。切り離され、上から押しつぶされたような『コ』の字型のマンション。
敷地をぐるっと囲うようにフェンスあり。中央は公園。
部屋の広さは子持
ち夫婦が暮らすに十分。子供が巣立った後は悠々と。
家賃もお手頃価格。老若男女問わず受け入れる。
単身。二人。親子三人、四人と居住者の笑顔溢れるみんなの家。
子供が笑う。主婦たちが笑う。仕事帰りの彼、彼女が灯りを見つけ、ホッと笑顔になる。
そんな彼らのマンション。
夜中。カツン、カツンと廊下に響くその足音は無意識だが、どこか心の拠りどころ。
熊を恐れ、声を出しながら山道を行く登山者のよう。
これも無意識。つい目がいくのはドアの脇の部屋番号。
――101号室
【アイダショウタ アイダエツコ アイダハルト】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 11:00:00
10067文字
会話率:0%
伝染性の脅威”汚泥”とそれに染まった怪物”囚人”に脅かされ、フェンスの中の黄昏の太平を貪る未来世界のHELL-0-GLOBE(ハローグローブ)。
それを維持する為に組織された、素行不良の使い捨て戦士たち”獄卒”。新米公務員のタイロ=ユー
サは、そんなロクデナシ達を管理する”獄卒管理課”の獄吏である。
ロクでもない獄卒と食えない同僚にへきえきしながら退屈な毎日を過ごすタイロの前に、成績はエースだが問題行動の多い要注意人物だという異形の獄卒が現れる。
しかし、彼と出会ったその日から、この世界を取り巻く”知らなくても生きていけること”に巻き込まれ――タイロの何でもない日常が、静かに壊れていくのだった。
本作品は丹下左膳と捜神記の干将莫邪をモチーフ・オマージュにした(他の作品も少し)、ちょっとサイバーなSF風アクションを目指しています。
(基本的にオマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)
カクヨムにも重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 06:44:06
612557文字
会話率:45%
伝染性の脅威”汚泥”とそれに染まった怪物”囚人”に脅かされ、フェンスの中の黄昏の太平を貪るHELL-0-GLOBE(ハローグローブ)。
囚人を狩るために重犯罪者で組織された、不死身の強化兵士の『獄卒』は、肉体改造を受け、フェンスの外で囚
人を狩るのを生業としている。
そんな獄卒の中に、成績がずば抜けて良いながら、素行が悪く万年UNDER評価の獄卒の男がいた。
未来なき強化兵士達の楽しい黄昏ディストピアアクション。
こちらはU-RED in THE HELL—ナラクノネザアス—のバトル多めの読み切り作品を集めた番外編です。本編より未来の話もあるためネタバレもありますが、単体でも読めるようにしています。
カクヨムと重複連載しています。
本シリーズには丹下左膳及び大菩薩峠(あと少し宮本武蔵)をオマージュ・モチーフにした部分が含まれます。(オマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 06:56:39
61492文字
会話率:36%
「飛ぼうと思ったんです、せいぜい15mぐらいなら行けるかなって」
「でもフェンスを越える前に足がすくんで無理でした、私にはここから飛ぶ勇気はおろかフェンスを乗り越える勇気さえありませんでした」
どうやら宮本は屋上から飛び降りて自殺をする
つもりだったらしい。
「死ねないから生きてるんです」
死ねないから生きてる少女とつまらない人生を歩んでる少年のお話
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 16:03:30
3498文字
会話率:44%
※この物語はフィクションです。
防衛医科大学校青春群像劇。あらすじ順次更新予定。
最終更新:2023-12-22 13:37:01
251067文字
会話率:93%
防衛大学校(ナショナル・ディフェンス・アカデミー)の青春
最終更新:2023-02-13 13:33:59
115972文字
会話率:17%
ふと気が付けば、その女の人はいつも同じ場所にいた。
幼稚園を囲むフェンスと電柱の間。それがその人の定位置だった。
しかしある日のことだ。その女の人がいつもと違う場所にいた――。
最終更新:2023-12-02 09:00:00
6848文字
会話率:34%
古代の人々が暮らす世界、アクロポリス。
約2000年前から存在しているこの世界は、『竜族』と呼ばれる魔法使いが、人々の目を逃れて暮らしていた。
彼らが暮らす街は、「壁」の中にある。
ブロック塀や電信柱、路地裏のフェンス、—
—学校。
その、どこにでも。
世界にはもう一つの「世界」があり、それは別名“裏のチャンネル“と呼ばれていた。
その世界では、地球と瓜二つの世界があり、魔法がまだ現存していた。
“瓜二つ”?
いいや、それは似て非なるものなのかもしれない。
『古代の人々』というのは、かつてローマ帝国を率いていた軍勢のことである。
彼らは魔族を率いて、地中海沿岸全域に加え、ヨーロッパはヒスパニア、ゲルマニア、ガリア、ブリタンニア、クリミア、北アフリカ一帯。
西アジアではメソポタミア、シリア、アルメニア、ペルシア西部などをはじめとする広大な地域を中心とした大規模な領土を支配していた。
ハドリアノポリスの戦いでゴート族と呼ばれる人々に敗退したローマ軍は、以後、トラキア地方をはじめ、各地の領土を占領されることになった。
『中世』の始まりである。
戦争に敗れ、滅亡の危機に追い込まれたローマの人々は、世界の「影」になることを決意した。
影は「光」の速度を越えることはない。
同時に、人は自らの影を“捕まえる”ことはできない。
世界の影になるということは、互いに干渉することのない絶対的な境界を敷くということでもあった。
永遠に交わることのない、『事象の特異点』を。
それ故にローマの人々は、「今日」という時間にたどり着くことができなくなった。
あの日から空に飛び立つための翼を失い、世界の「外」へと触れることができなくなっていた。
壁の中の世界は、人々の記憶の断片の中にしか、“存在することができなかった“のだ。
「影」が、光をなくして存在することができないように。
いつかまた、世界の「外」に出る。
その夢を願って、壁を打ち破れる方法を探している。
誤って裏のチャンネルに紛れ込んでしまったある少年。
彼もまた、人間界に戻れる方法を探していた。
竜王の娘、『イヴ』と出会い、人間の心を教えてくれとせがまれながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:52:44
2207文字
会話率:8%
人々を幸せにする不思議な力を持つお姫様。そんな力に嫉妬した魔王はお姫様に恐ろしい呪いをかけてしまう。
姫を狙って、彼女の周囲に大量の魔物が定期的に湧き続けるという呪いを。
これはそんな呪われたお姫様と、彼女を守るために戦うとある
男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 12:00:00
7959文字
会話率:43%
※この作品はカクヨムで元々掲載していましたが、こちらで連載していきます。また、途中からチート?ぽくはなっていきます。所謂俺tueee系です。
俺、一慧(かずとし)は大のゲーム好き。
今日も寝る間を惜しんでリリースされたばかりのゲームに
いそしんでいたのだが……ふと気がつくとゲームの世界に転移していて!?
特別な能力もスキルもないただのニンゲンである俺が、ゲームのストーリー通り魔王城の主になることになってしまった。
これから俺、どうしたらいいんだよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 22:34:06
26577文字
会話率:41%
"平凡家庭育ち""スマホが友達""夢見がち"の三拍子揃った女子学生、想矢 未咲輝(そうやみさき)。
真夜中の学校の校舎の屋上でたった一人、細い腕で壊れたてのフェンスにしがみつきなが
ら、宙ぶらりんになっていた。
いじめのせいでこんなことになっていた彼女は、「こんな時、ヒーローがいてくれればな……」なんて幻想を抱いていたその時である。
月明かりを背に、VRゴーグルをした男が私を見下ろしていた。
助けを求めると、彼はVRゴーグルを外してこう言った。
「お前を救ってやる。救ってやるから対価をよこせ。」
助けに来ておいて報酬を求めるこの男は、私の思うヒーロー像ではない。
その上家に居着いて、飯を要求する始末。
でも助けて欲しい時に助けてくれる。
自分の代わりに戦ってくれる。
私にとって、彼は紛れもないヒーローだった。
ヒーローだって人間。
夢ではなく、欲にまみれた能力者たちが織り成す、ファンタジーvs現実の異能力バトルアクション!
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体、事件とは一切関係ありません。
※この作品は無断転載禁じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 02:28:45
92207文字
会話率:50%
三年生の引退が懸かった高校最後の大会。点差が付き逆転が不可能になった消化試合のラスト一分が石動俊哉の最初で最後の公式戦だった。勝負を諦めた仲間からパスをもらい、勝利を確信した相手の腑抜けたディフェンスを搔い潜り放った外す方が難しいレイアップ
。万年ベンチ外の得点に沸くベンチと保護者席―――馬鹿にしてんのか?―――小人が巨人に勝るバスケの世界を求めた。
そして見つけたのは現実ではないゲーム『実況ウルトラプロバスケ』の世界。自分と同じ167㎝の選手を育成し、世界最高のプロバスケリーグ『NBA』に送り出した。何度も何度も何度も……何度も。画面の向こうの選手が自分だったらいいのにと思っていたら―――気が付けば『実況ウルトラプロバスケ』の世界に転生していた。―――這いつくばれ、絶望しろ、巨人ども…!―――願望が完全に成就するときまで小人は止まらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 13:00:00
7190文字
会話率:28%