パーティー会場でジュースを頭からかけられた男爵令嬢のカタリーナはそのまま第二王子に腰を抱かれ第二王子と侯爵令嬢の婚約破棄に巻き込まれることに。ひょんなことから第二王子に好かれ侯爵令嬢からいじめを受けていたカタリーナだったが、第二王子など微塵
も好きではなかった。それなのに王子には執着され他の人からは王子を誑かしたと言われ、騒動のとばっちりで男爵令嬢の身分を剥奪され平民になる事に。貴族の身分に執着がなかったカタリーナはこれで自由だと清々した気分だったが第二王子の執着はすさまじく平民になってもまとわりついてくる。何回か職を変え新しく勤めた商会で知り合った人たちがそんなカタリーナを庇ってくれて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 13:20:00
33993文字
会話率:45%
「お前との婚約を破棄する」
ルイラート王国の王立学園卒業パーティー会場で突然告げられる婚約破棄。
最後のイベントが幕を上げる。
打ちひしがれるドレスト侯爵家のエリス嬢。
勝ち誇るオボルナ男爵家のミリー嬢。
そしてそれを冷めた目で見ている転生
者で鑑定士のウッドストック伯爵家のロナリア嬢。
ここは『愛の狩人~美しすぎる男たち~』という乙女ゲームの世界だった。
間違えられた代償にチートスキル満載でこの世界に殴り込みをかける高坂舞奈が、可哀そうなエリス嬢を助け、暴走していく主人公の謎過ぎる行動に翻弄されていく。
転生前の因果により絡み合う3人の運命。
そして紡がれる真実の運命の愛。
可愛い侍女のルルを愛でながら、恐いお母さまと麗しいお兄様を巻き込み、最終目的は愛するあの人との愛おしい日々の構築です。
登場人物すべて美形♡とか言うふざけた世界。
生来のもったいない根性を全開に、今日もロナリアは突き進む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 11:45:29
155732文字
会話率:34%
「俺は真実の愛を見つけてしまったのだ。だからアリシア、お前との婚約を破棄する!」
学校のパーティー会場で、ルクト第一王子が私に向かって宣言した。
だから私は反射的に、近くにいた男子の手を握ってこう言ってしまった。
「かまいませんわ。私も今真
実の愛を見つけたところでしたので!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 07:10:00
2023文字
会話率:60%
今日は私の婚約者のダニエル・モンステラ第一王子18歳の誕生日パーティー。花が大好きな彼のために、パーティー会場は貴族達からの花のプレゼントで溢れかえっている。そんな楽しいパーティーのはずが突然婚約破棄を言い渡されて!?
最終更新:2024-03-31 07:10:00
4370文字
会話率:51%
ターンパイク王国に魔道具という新しい技術を開発した天才がいた。
彼女は王立貴族学院の卒業パーティーを行っている最中に婚約者の第1王子から婚約破棄を言い渡される。そして、魔道具の開発に自分の存在価値を見出していた公爵令嬢─ウィスタリアは第1王
子の「魔道具に関わらせない宣言」によって頭が真っ白になり、王子を殺してしまう。
その後、ウィスタリアはパーティー会場から逃げ、ターンパイク王国から最も離れたアウトバーン王帝国に向かうことにした。
その道中で、魔物に襲われたものの奇跡的に生き残った少年─ライラックと出会い、一緒に行動することになる。
彼は優れた観察力と推理力が原因で親に売られた過去を持つ天才で、命の恩人であるウィスタリアと姉弟のような存在になる。
この2人の天才の邂逅は数年後、世界を揺るがす。
これはそんな2人の人生を知るための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 00:00:00
45154文字
会話率:56%
「悪役は私が引き受けます」と言ってパーティー会場の中央へと歩み出た令嬢が、「今夜をもって、あなたとの婚約は破棄させてもらいます!」と、突然の婚約破棄宣言!
婚約者の一族から狙われる可能性があるとして護衛を頼まれたのは、裏世界で今も忍びと
して世界中の重鎮からの依頼が止まない服部一族の次期当主。しかし、令嬢の本当の依頼は別にあったのだ。
これまで全く接点のなかったはずの二人が、この依頼を機に少しずつ距離を縮めていくが、本人達も知らされていなかった秘密が一つ一つ解き明かされていき……
悪役令嬢と忍び、この不器用な二人と仲間たちが織りなす恋愛&ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 23:55:24
220819文字
会話率:44%
伯爵令嬢のファドナは、パーティー会場で突然、王子カリオスから言いがかりをつけられ、王宮からの追放を宣言される――と同時に、パワハラに苦められた前世の記憶が蘇り、完全に抑うつ状態になってしまう。
ベッドで寝たきりになりながら、自分の身の上を嘆
くうち、前世の罪を思い出したファドナは、とりあえず河原で石を積み始めるが……
「私、何かまだ大事なことを思い出せていないような?」
※カクヨムさんにも掲載しています。
※全4話で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 20:10:00
9676文字
会話率:34%
伯爵令嬢スプラは、密かに予感していた凶作への備えとして、自身の誕生パーティーでもやし料理を披露する。
しかし、食べ物と思えぬそれに怒り狂った婚約者は、婚約破棄を宣言。
絶望するスプラであったが、パーティー会場には、同じく凶作を予感し
ていた第一王子が参席しており、彼女の知見を評価。
自らのものにすると宣言するのだった。
後に凶作が現実となり、婚約者はこれを後悔したが、もう遅い。
王子の寵愛を受けた少女は、すでに手の届かぬ存在となっていたのである。
※カクヨム、ノベプラにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 07:16:40
109530文字
会話率:23%
伯爵令嬢スプラは、密かに予感していた凶作への備えとして、自身の誕生パーティーでもやし料理を披露する。
しかし、食べ物と思えぬそれに怒り狂った婚約者は、婚約破棄を宣言。
絶望するスプラであったが、パーティー会場には、同じく凶作を予感し
ていた第一王子が参席しており、彼女の知見を評価。
自らのものにすると宣言するのだった。
後に凶作が現実となり、婚約者はこれを後悔したが、もう遅い。
王子の寵愛を受けた少女は、すでに手の届かぬ存在となっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 06:29:20
3317文字
会話率:25%
ハロウィン当日。
私、エレン・シュレーダーは、夫主催のハロウィンパーティーに遅刻しそうになった所で、自宅マンションを出たトコに待ち構えていた漆黒の馬車の人が手招きしてたので、つい夫が気を利かせてくれたお迎えの馬車かと思い乗ってしまいまし
た!
でもそれは私の勘違い! 両手を押さえられてパーティー会場のホテルを通り過ぎて連れて行かれたのは、誰も住んでいない廃城、ルースヴェン城。
しかもその門をくぐると、ゲームで見たようなモンスター達だらけだったのです!
そして馬車を下された私の目の前に、アイマスクをつけたちょっと素敵な男性が現れて、人違いで連れて来たと言われた上に、なぜか結婚を申し込まれちゃったんですけどっっ!
……ていう感じのおバカなラブコメディです。
とってもゆるい作品なんですけど、もしよかったら読んでやってくださいませっっ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 07:10:00
61491文字
会話率:43%
男爵令嬢アリシアは、3歳の頃の記憶がない。彼女の過去は断片的に蘇り、知らないあの子の姿が何度も思い浮かぶ。パーティー会場で公爵令息オルグに伴われ、公爵令嬢ビアンカに突如として婚約破棄を告げる。その瞬間、ビアンカの顔が、かつて自分を助けようと
した女の子の顔と重なった。果たしてあの子は……。彼女の苦悩の中で、男爵令嬢を中心とした婚約破棄の劇が幕を開ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 13:39:37
18370文字
会話率:37%
「貴様とは婚約を破棄する」パーティー会場に響きわった声に、楽団の指揮者として参加してアレックスは何事かと振り返った。見れば、最も敬愛するエンシェル令嬢がアレン王子に婚約破棄と突きつけれていた。エンシェル令嬢はアレックス楽団員がすむ、フーシャ
カ街の領主の娘。絶対に見過ごすわけにはいかない。
パーティー会場にいた平民の楽団員たちが、エンシェル令嬢を守るために立ち上がる。暴力ではない、彼らが持つ音楽を使って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 23:29:50
9916文字
会話率:39%
「イザベル・ヴァンドーム! 君との婚約を僕は破棄する!」
パーティー会場にルーカス皇太子の大声が響いて始まった婚約破棄騒動。
真実の愛を見つけたから婚約を破棄したいと言うルーカス皇太子。
王命による婚約を勝手に破棄することなど出来ないと
言うイザベル公爵令嬢。
ルーカスが父である国王の命令を覆し、イザベルとの婚約を破棄する方法はただ一つ。婚約破棄を賭けたカードバトルをイザベルに挑み、それに勝利することのみ。
ルーカスは婚約破棄の対価として、将来の結婚生活を賭けのテーブルに乗せた。
ルーカスが勝てばイザベルとの婚約は破棄され、ルーカスはイザベル以外の女性と正式に交際出来るようになる。
イザベルが勝てばルーカスは結婚後イザベルに一切逆らえなくなり、未来の王室は王妃に支配されるカカア天下となる。
婚約と、一国の未来と、ルーカスの結婚生活。その全てを賭けた決闘に、しかしルーカスは自らは戦おうとせず、代理人を立てた。
ルーカスが『真実の愛』を捧げた相手、平民特待生のアンナを、カードバトルの代理人に指名したのである。
かくして学園最強のカード使いである公爵令嬢イザベルと、皇太子の心を見事射止めた平民特待生、アンナのカードバトルは始まった。
アンナは決意していた。入学以来自分に対して行われた数々の陰惨ないじめ。その首謀者であるイザベルをこの手で叩きのめし、愛するルーカスを婚約から解き放って自由の身にすると。
イザベルは決意していた。自分がどんなに執拗にいじめても、学園から逃げ出さなかった生意気な平民女。貴族が通うこの学園に特例で編入してきただけでも不愉快なのに、よりにもよって人の婚約者に手を出したこの不届きな泥棒猫を、今日こそ徹底的に叩き潰してやると。
カードの勝敗によって決められたことは、誰の命令よりも、どんな法律よりも優先されるカードバトル世界。
少女の恋と、女の意地と、ついでに皇太子の人生が掛かった戦いが、ついに幕を開けたのであった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 12:00:00
40254文字
会話率:35%
デビュタントが行われる王宮のパーティー会場で、赤いジュースを髪に浴びてしまった令嬢は、夜の庭園で拭う。ベージュ色の髪を夜空の月光色に変えて。
王宮の方に、こちらを見る同じ月光色の長髪の男性が見えて、慌てたが手遅れ。彼が来てしまった。同じ美し
い月光の髪色を持つ男性を見上げて、拭い終わった髪をベージュ色に戻すと彼は息を呑んだ。カーテシーをして、無言を貫いた。
「(実の父親と会うなんて、赤ん坊の時以来か)」と冷静に思う令嬢。
彼は実の父親であり、この国の皇帝陛下なのだ。
しかし、事情が複雑。自分に興味を示す皇帝に、せめて皇妃と話せと言っておく。
事故で生まれた令嬢。引き取った母親の家族には冷遇されているが、魔法と頭の良さを活かして生き延びてきた。
唯一心を許せる身内は、一つ上の従兄のみ。そんな従兄が、学園の稽古場で暴君と悪名高い公爵令息に痛めつけられているところを目撃。飛び込んで、応戦。
「暴れ馬が。手綱で絞め殺してやろうか」「っ!」
皇帝の隠し子である転生者の令嬢と、ツンデレ暴君の公爵令息の話!
(アルファポリスにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 05:56:58
40679文字
会話率:38%
学園のパーティーの最中に、侯爵令息が叫ぶ。婚約破棄だと。
突き付けれたのは、大きな眼鏡で顔がよく見えない侯爵令嬢・オリン。
侯爵令息と親しくしている子爵令嬢に陰湿な嫌がらせをしたと断罪すると声高々に告げた。
「失礼ながら、私の婚約者はちゃん
と別にいて、あなたではないです」
オリンは、冷静にそう否定からした。
辛辣な反論に、カッとなった侯爵令息が手を上げたことで、眼鏡が落ちた。そこで現れたのは、騎士科の美貌の公爵令息・リュート。侯爵令息を突き飛ばして、眼鏡を拾い渡すと、「痛いところはない?」ととびっきり甘く優しく尋ねた。彼こそ、婚約者。
パーティー会場は騒然とした。何故なら、彼には謎の美女である恋人がいると噂だったのだから。
婚約破棄だけど、婚約関係ではない。地味眼鏡だけど、実は美女。穏やかな美貌の公爵令息だと評判だけど……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 13:25:08
10682文字
会話率:36%
『聖女』のお披露目のパーティーで、『聖女』と紹介されるはずだったが、婚約者の第一王子は撤回して、婚約破棄を言い渡しながら断罪を始めた。
実家で妹を虐げる『聖女候補』らしかぬ言動、同じ『聖女候補』の令嬢への嫌がらせ、その証言がたくさん。
全て捏造の冤罪だったが、ドキドキしながら喜んでいた。
「(待ってましたテンプレー!)」
転生者のローズが、待ち望んだ展開。国外追放されてさっさと勘当も受けて、解放されたのだが――――。
その半年後。
冷酷無慈悲の皇帝にエスコートされて、再び断罪されたパーティー会場へと足を踏み入れることになった。
「我が愛する婚約者を貶めた者を断罪する」
美しくも冷たくほくそ笑む彼の膝の上に座らされているローズは、元婚約者に謝罪する。
「報復とか、するつもりなんてなかったんだ、本当だよ。ごめんて」
ホント、ごめんて。
※※※『【短編】溺愛暴君を連れてざまぁをする気はなかったんだ、本当だって。』の連載バージョンです。〜05話まで被ってます。※※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 05:35:19
32249文字
会話率:31%
5歳の頃、高熱にうなされのをきっかけに前世の記憶を思い出したロベリア・アラベスクは、前世で自身がプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気づく。
その乙女ゲームの悪役令嬢は死亡ルートが多いことで有名だった。
なんとか死ぬこと
だけは回避したいロベリアは、あらゆる手を尽くし、なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着いた。
そのつらい日々を乗り越えることができたのも、大好きなゆるキャラたちのおかげ!
前世の記憶を思い出したロベリアは、侯爵家の侍女たちの協力の元、前世で大好きだったゆるキャラグッズをせっせと制作し、部屋に飾り、お気に入りの「くま吉」にいたっては、小さなマスコットのぬいぐるみを作り、持ち歩いていた。
なんとか王太子攻略の修道院送りルートに辿り着き、パーティー会場から離れた四阿で、これから先のシナリオのない未来に不安を抱き、ロベリアは「くま吉」のぬいぐるみに話しかけていた。
すると、後ろから「そのクマちゃん……!」と突然低い声で話しかけられ、振り返るとそこには、サラサラの金髪にエメラルドの瞳をした、美しい男性、ランズベルト・ハーティス公爵が立っていた。
さらにランズベルトの口からは次々にファンシーな言葉が飛び出してきて――!?
ゆるキャラ好きな悪役令嬢と可愛いものが大好きなオネエ公爵の一筋縄ではいかない不思議なラブコメディ。
※不定期更新。「虐げられた傷持ち令嬢は冷徹な魔法公爵に愛される」の方を優先的に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 19:07:47
113938文字
会話率:38%
獅子の髪を持つといわれる侯爵子息であるグレイは、死んだ目をして遠くを見つめていた。金髪の女性陣から、嫌というほどに金髪についての誉め言葉を浴びせられて、仕事ができないと嘆いていた。一方、見事な銀髪をもつ氷の令嬢と呼ばれるエイラは、帝国の英
雄と呼ばれる氷の魔法使いのおじと一緒に、パーティー会場へと入場するのを今か今かと待っていた。
6人視点で紡ぐ、4つの恋の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 18:00:00
27320文字
会話率:12%
第一王子と婚約している公爵家の令嬢リディアは裏で悪役令嬢と言われるほどの性格の悪さだった。彼女はその日も一人の貴族を足蹴にし満足してパーティー会場に向かうとその場で第一王子から婚約破棄を言い渡されてしまう。婚約破棄されたリディアは公爵家の屋
敷へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 22:25:14
4636文字
会話率:63%
天才詐欺師の俺は、とあるパーティー会場に潜り込む。だがそこは、その筋の連中が催したパーティーだった。
最終更新:2023-09-23 18:00:00
3046文字
会話率:26%
「マルティーナ!貴様はルシア・エレーロ男爵令嬢に悪質な虐めをしていたな。そのような者は俺の妃として相応しくない。よって貴様との婚約の破棄そして、ルシアとの婚約をここに宣言する!!」
ここ、魔術学院の創立記念パーティーの最中、壇上から声高らか
に宣言したのは、ベルナルド・アルガンデ。ここ、アルガンデ王国の王太子だ。
何故かふわふわピンクの女性がベルナルド王太子にぶら下がって、大きな胸を押し付けている。
私、マルティーナはフローレス侯爵家の次女。残念ながらこのベルナルド王太子の婚約者である。
パーティー会場で婚約破棄って、物語の中だけだと思っていたらこのザマです。
設定はゆるいです。色々とご容赦お願い致しますm(*_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 17:00:00
10841文字
会話率:33%
「とても残念だよ、サファイヤ嬢。悪いけど君との婚約の話は無かったことにさせてもらうよ。」
楽しかったパーティーの雰囲気は一転、戸惑いの空気が流れた。
どうして……いえ、理由なんてわかっている。
「君はエメラルドを部屋に閉じ込め
、睡眠魔法をかけただろう?聞けば今までもエメラルドに色々ちょっかいをかけていたそうじゃないか。」
エメラルド。そう。コイツが、コイツはいつも邪魔してくるのだ。小さい時カーネリアン王子に拾われただけの凡人風情が!!!!
今日だけは邪魔されたくなかったから部屋に閉じ込めたというのになぜバレたの?
ギィィィっと扉の開く音がして振り返るとエメラルドとガーネット様が居た。
ガーネット、あぁ、コイツが…………。ガーネット様はカーネリアン王子の親友だ。そして、エメラルドのこともよく気にかけていた。今回のことがバレたのもガーネット様のせいだろう。
「サファイア嬢、どういうわけか説明してもらおうか。」
ガーネット様は鬼の形相で私を睨みつけてくる。あーこわいこわい。
「エメラルド、大丈夫かい?」
そう言ってカーネリアン王子はエメラルドの方へ駆け寄る。
パーティー会場は、静まりかえっていた。
「なんとか言ったらどうなんだ、サファイア嬢。」
あぁ、それが仮にも婚約するはずだった相手に向ける顔ですか。王子。
どうして貴方の隣にいるのは、いつだって私じゃないの?どうしてエメラルドなの?
いつもいつも私の王子を奪う彼女を見ていると、ふつふつと怒りが込み上げてきた。
「楽しかったパーティーが台無しじゃない。それもこれも全部、貴方のせいよエメラルド!!!!」
私は近くにあったワイングラスをエメラルドに向かって投げつけた。が、
「危ない!!」
カーネリアン王子がエメラルドを庇い、私はあっという間に警備のものに取り押さえられてしまった。
そして会場の外へと追いやられる。
「いやだ。やめて、離して!!王子!どうして!?亅
王子の背中はどんどん遠ざかってゆく。
どうして?
どのストーリーでも、私は彼と結ばれることはないの? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:05:57
24483文字
会話率:49%
学園のパーティー会場にて。
婚約者であるディランの浮気により婚約破棄を言い渡された侯爵令嬢のマーガレットは、皆んなの前でありもしない冤罪をかけられてしまう。
しかし、マーガレットはやられっぱなしではなかった。
そこに兄と兄の親友であるアンソ
ニーが現れて…。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 08:46:10
3734文字
会話率:51%
ギルベルト・ハンネスは帝国の魔導騎士だ。新人騎士たちの指導官という役職だが、現在は専らブラル王国から留学中のツェツィーリエ王女の護衛を命じられている。
今日も今日とて陰ながら王女を守るべくパーティー会場の壁際にそっと控えていたが、なにや
ら様子がおかしい。ツェツィーリエ王女が一人なのだ。エスコートをしていたはずの皇弟殿下はどこへ行ったのか――。
――から始まるおじさん騎士が若人たちに振り回される話。
***
※下ネタ程度の表現はさらっと出て来る/婚約破棄や魔法はほんのり隠し味/イライラもだもだ展開はほぼ無し/様々な点において脳内補完できる方向け
※9話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 17:33:29
56205文字
会話率:58%
「スフレ・ハーベスト公爵令嬢、君との婚約は破棄させてもらう!」
とある夜会のパーティー会場にて、私の婚約者であるアルス殿下はそう宣言した。
どうやら私の物を何でも欲しがる異母妹のショコラがアルス殿下を誘惑して奪い取ったみたい。
聖女は数代の
時を置いて王家と結婚する。それが王国の伝統だったんだけど、両親も婚約破棄に協力していたようで、私は聖女の力を悪用した罪を捏造され、王国を追放されてしまったのだ。
王国の端に捨てられた私は途方に暮れるが、このまま立ち止まっていてもどうにもならない。私は先に進む事にした。
道中現れた魔物に襲われていたところを隣国の魔貴族、ブールドネージュ様に助けられた。
そして、私は隣国の魔貴族に拾われたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 17:23:33
136809文字
会話率:43%
「スフレ・ハーベスト公爵令嬢、君との婚約は破棄させてもらう! 君との婚約は王が決めたこと、私の意思ではない。私は真実の愛に目覚めたのだ!」
とある夜会のパーティー会場にて、私の婚約者であるアルス・プディング殿下はそう宣言した。
どうやら私の
物を何でも欲しがる異母妹のショコラが、今度は私の婚約者を欲しくなり、アルス殿下を誘惑して奪い取ったみたい。
その上両親も婚約破棄に協力していたようで、私は聖女の力を悪用した罪を捏造され、王国を追放されてしまった。
隣国の魔族領に追放され、魔物に襲われていたところを隣国の魔貴族、ブールドネージュ・ザッハトルテ様に助けられた。
そして、私は隣国の魔貴族に拾われたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 18:40:12
11495文字
会話率:30%