バングラデシュの旅日誌
最終更新:2024-02-15 06:30:30
31210文字
会話率:2%
親から否定的なことを言われてしまうと、どうしても動揺してしまう……。母親から「やさしくない子」と言われてしまった少年ミヤ。もしもミヤが、病気がちな弟の身体に無理がかかるようなことをさせていたのなら、やさしくないと言われても仕方がないかもしれ
ない。けれど、ちゃんと弟の身体を気遣っていたのに、やさしくないと言われてしまった。そんな場合は、本当なら、自分は問題のあることをしたわけではなく、母親が言いがかりをつけてきただけだということになり、ミヤの心は傷つかなくてすむはず。けれどミヤは、母親に「やさしくない子」と言われたとき、とっさに自分のことを「やさしくない子なんだ」と受け止めて、傷ついてしまった――。
どうしてそんな風に受け止めてしまったのか、ミヤの心の内を紐解いていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 18:52:23
4379文字
会話率:25%
学校の勉強って、仕分け人を育てるために大事なの? それに、怒られ貯金って――⁈
ミヤの母親は、病気がちな弟を心配するあまり、ミヤにつらく当たることがあるというが、母親からキツいことを言われても傷つかないとミヤは言う。それは、自分が悪い子だか
ら母親からひどいことを言われているわけではないことを見極めているからで。自分が何かよくないことをして母親から責められているのか、自分には何も問題はないのに母親から責められているのかをしっかり見極めるためには、心の中の仕分け人の『仕分け力』が大事なのだけど……。
どうすれば仕分け力のある仕分け人に成長させることができるのか尋ねるクラトに、ミヤが告げたのは、学校の勉強と怒られることの大切さで――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 15:58:48
5902文字
会話率:31%
病弱な弟ばかりを気にかけ、時には、ひどいことを言ってくる母親と離れ、祖父母の元で暮らすミヤ。
彼のことを案じるクラトだったが、ミヤはそれほど落ち込んでいるように見えない。そこには、『心の仕分け人と針の番人』の存在があるようで――。
仕分け人
と針の番人のことを知らないクラトに、ミヤが語り始めたのは、心に住んでいる小人たちの話だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 15:10:55
5922文字
会話率:25%
吉川二郎は、受験に失敗したことを機に一人暮らしを始めることにした。
ボロボロのコーポに待ち受けるのは沢田研二好きの大家、ミステリアスなオカマ、馴れ馴れしいチャラ男、売れない小説家、プライドが高いコンビニ店員、出稼ぎに来たバングラデシュ人、ロ
クデナシな元ヤクザ。
様々な人の様々な人生を見ながら、二郎は自分を見つめ直す。
※文の構成やボキャブラリーの無さ等、未熟すぎる点たっぷりです。会話文多めな感じがしますので、苦手な方は御注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-19 23:01:10
5425文字
会話率:56%