4日かかって昨日で食べ終わりました
最終更新:2024-02-27 10:08:02
1930文字
会話率:0%
平凡な主婦、ナギコさんの大好物はパン。近所の商店街に新しく開店したブーランジュリーに、大好物の中でも特に推しのクロワッサンを買いに出かけたのだが生憎完売済。代わりに買ったパンを抱えて帰る道すがら、パンを描いてみようと思いつく。絵を描くことは
、ナギコさんの趣味なのだ。今日も天才画伯ナギコさんの筆は冴え渡り、夫ショウさんの悩みは深まる。
なにごともない、平穏なある日の出来事。『カドミウムイエロー』『シャルトルーズグリーン』の続編に当たりますが、前作を読んでいなくても差し支えありません。知様主催「ぺこりんグルメ祭」参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 00:00:00
5393文字
会話率:10%
「食べてくれる人を想って、心を込めて焼くんだ」
下町のパン屋に勤めるパン職人クロエ。
時代遅れの職人と蔑む大型チェーン店に挑む品は、クッソ堅いと評判の伝統のパン「鋼のバゲット」
食べてよし、殴ってよしの逸品を手に、お店と職人のプライドを守る
ため、クロエは心を込めてパンを焼く。
「食べ物を粗末にしてはいけません!」
「ラスクにするから大丈夫」
「そう言う問題じゃねえ!」
若きパン職人が女神様と呼ばれるまでのお話。
※一部暴力表現、性的表現ありますので、R15は念のため付けております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 12:18:13
16518文字
会話率:58%
ボカディーリョをワーゲンバスに乗って移動販売する青年・芦田はいつものようにお客や顔見知りやバゲットや生ハムと過ごす日々だった。ある日美女ミラが現れる。芦田はこの日から、謎が多いこのミラという女性の行動に巻き込まれていくことになる。果たして、
芦田の生活はどうなっていくのか!?ミラの目的は!?そしてボカディーリョは売り切れるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 01:41:11
14850文字
会話率:7%
お祖母ちゃんは一週間に一日だけ開店するパン屋さん。本物のバゲットを焼く、と知る人ぞ知るお店として有名だった。そのお祖母ちゃんが亡くなった。10冊余りの日記帳を残して。私は白紙で残された一冊に書き始めた。ライラックの季節、時に熱く時に無情な季
節を見つめて・・・『春・花小説企画』参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-15 22:33:03
96170文字
会話率:35%