流浪の女戦士マルフィサは、旧友の騎士アグラマンの頼みで、中東最大の帝国アルバスの都・マディーンを目指していた。
帝国内には近頃、人ならざる魔物の姿が多数目撃され、事態の収拾を手伝って欲しいとの事だったが……その裏では、帝国そのものを揺るがす
簒奪の陰謀が蠢いていたのだ。
罠に嵌められた少年皇子ハール、異国の魔法使いの少女アンジェリカと共に、マルフィサは帝都を脱出する。
果たしてマルフィサたちは、敵の陰謀をくじき、帝都と帝位の奪還を果たす事ができるのか?
これは後世「麗しき顔より下は、軍神の如き肉体」とまで謳われた、怪力女傑マルフィサの戦いの物語である!
※★のついている回は挿絵つきです。
※毎週火曜と金曜、週2回ずつ投稿予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 21:00:00
259021文字
会話率:37%
イェラース王国の王女であるシャンティラは十七歳になる。砂漠のど真ん中の国で育った彼女にある日、縁談が来た。お相手は隣国のスーラ公国の皇太子であるルークハド。五歳ほど上の彼に嫁ぐように父王に言われる。最初は渋った彼女だが。結局、父に頼み込まれ
て引き受けることに。かなりの美丈夫だというルークハドを凄いと思いながらもうんざりとするシャンティラ。
政略結婚は覚悟していたが。それでもルークハドの妃となる為にスーラ公国に向かう事になったが--?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 13:09:06
5469文字
会話率:64%
永遠に続くと思われる旅をしていた私ことイェルク。ふと故郷であるイェラース国に彼は帰ってきた。
一年ぶりくらいに亡き妻であるアリーシャのお墓参りに行く。傍らには旧友である男性がいた。
彼と一緒にお墓参りを済ませた後、家に戻った。そんなイェルク
に待ち受けていたのは……?
(「砂礫の姫と潤いの公子〜イェラース国に咲く花〜」の番外編です。主人公の叔父様目線の物語になります。本編を読んでからの方がわかりやすいと思われます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 17:00:00
2140文字
会話率:43%
とある国の王様が言いました。
「近頃とんと眠れない」
その言葉を聞いて、おつきのものは寝物語を聞かせるべく、7人の者と、7日間分のほうびを用意しました。
※Twitterにて開催中の(4/26現在)"2020男子後宮BL&q
uot;への参加作品です。
※ムーンライトにて4/26~5/27まで掲載していましたが、18禁表現がないため、5/30より"小説家になろう"へ移動しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 00:00:00
7426文字
会話率:38%