ハルト辺境伯領の地方の町で暮らしていた農家の跡取り息子ケイは、幼年学校を卒業し領都の学校に通うために移動する途中で、騎士と魔物の戦いに巻き込まれ、自分が異世界転生者であることを認識した。その際に死線をさまよったケイは転生前の知識を生かしたい
と努力を続けた。
領都の学校を卒業し恩人である竜騎士に憧れて竜騎士団(公務員)に入団したケイは恩人と再会し転生前サラリーマンだったときに得た知識を活用しながら竜騎士団団員としての日々を過ごすのだった。
そのうち勇者や魔王が出てくるかもしれないし、出てこないかもしれない。
(2021.2. タイトルとあらすじが実際の内容とズレてしまったので修正しました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 15:12:31
250218文字
会話率:49%
轟く爆発音と衝撃に優雅な朝食は邪魔をされ、藍染坂旭(あいぜんざか あさひ)の少し退屈で平和な日常は一変する。
突然、屋根裏部屋に現れた小さな侵略者。
「俺の名前はザジ。南の大陸にて“雄々しき太陽”の名で信仰を集める、大陸と大空の覇者たる
黄金の魔竜だ」
八重歯が覗く勝気な笑み。
燃える炎の様な真紅の瞳。
太陽を閉じ込めた輝きを持つ金色の長い髪。
健康そうに日焼けした張りの良い褐色の肌。
腕を組み、胸を張り、瓦礫の山に仁王立つ、夏の太陽の様な小柄な“全裸”の少女。
「何が信仰だ馬鹿野郎! 人様の家を壊した挙句に全裸とはいい度胸だ!!」
文字通り、突然降ってきた面倒ごとに旭の日常は崩壊する。
魔竜を名乗る少女に振り回される毎日。 日を追うごとに増える悩みのタネ。
「おい旭、あそこに魔王がいるぞ。世間は狭いなぁ」
「仕事に疲れ切った顔の魔王がいる世間とか、世も末を通り越して新世界だろうが」
旭とザジの凸凹コンビが紡ぐ笑いあり、涙あり、バトルありのハートフル“ご近所”コメディ。
「旭、そのうち勇者にも会うかも知れんぞ」
「勘弁しろよ。“そのうち”で会いたかねぇよ勇者に」
何事もなく一日を過ごすことが、こんなにも尊くて大切なことだとは気付かなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 06:00:00
75365文字
会話率:49%
彼は、ひとりの少女と出会った。--罪人の烙印を押された幼い少女。それが全てのはじまりだった-- 「やべぇ、うちの娘可愛い」そんな親バカ保護者と養い子になった二人が、別の関係になって、更にその関係が変化するまでのお話。
~HJ Novelsより2月23日書籍版七巻発売となります。~コミカライズ版の配信始まりました。コミックス三巻発売中です。六巻ドラマCD付き特装版の他に、ドラマCDも発売されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 08:00:00
725943文字
会話率:39%
この世界が憎いのだ。人間どもが憎いのだ。そして何より、女神が憎くてたまらない。
創世以来続く人族と魔族の絶え間なき争いは三千年前魔王を名乗る、魔族を統べる王が現れたことにより激化の一途をたどることとなった。
―――当代魔王には、七魔将
と呼ばれる七人の最強の魔族が仕えている。
一人一人が、小国を滅ぼせるほどの力を持った強大な存在。ただでさえ情報が少ない七魔将の中に、一人だけ人族の男が名を連ねていた。
魔将内どころか魔王軍内で唯一の人族である彼は、女神による母への仕打ちから女神を憎み、女神を殺すために強くなった。
これは、魔王軍唯一の人族ノゾミ・オノヅカの復讐劇。
―――
不定期更新です。作者の趣味を詰め込んだため、胸糞表現多々ありかと思われます。
作者処女連載につき、ご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-26 00:00:00
6466文字
会話率:14%