ヒヨコを試験管の中ですり潰すとかいう思考実験があってだな。何が失われたのか? とかなんか、そんなことを考えるものだったような気がする。
まあ、詳細はどうでもいいし、今はそんなの関係ない。どうでもいいんだ。
とりあえず、その思考実験の発
案者が実際に、ヒヨコをすり潰すとか言い出すのなら、本人をここに放り込んでみたいものだねwww折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 14:00:00
1887文字
会話率:6%
魔導と科学。
人と亜人。
虚構と現実が折り重なる世界『フラジャイル』
そこに生きる霊狼遺伝乙種の青年『八房霧黒』は、異形ひしめく雲鯨艇に揺られながら、ある都市を目指していた。
都市の名はヤソマガツヒ。
それは移動し、進化と退化を繰り返す自律
駆動の異形都市。はみ出しものを受け入れ、しかしその命を二束三文とすり潰す無法の魔都。
彼はそこで、隻眼腕なしの少女と出会うのだが―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 09:01:07
43933文字
会話率:35%
〔本文より抜粋〕
かつて戦争があった。
いや、争いは幾度となく繰り返されてきた。
西暦2080年、世界各地で発生した局地的戦闘は、やがて第四次世界大戦へと発展し、その戦火は地球圏全域から火星圏にまで拡大。
特に、主戦場となっ
た地球圏では、人命と資源をすり潰す全面的な物量戦が展開され、それによって発生する大量のインフレーションは国家の存続を不可能な物とし、崩壊した国家の残滓と企業が資源と利権を奪い合う経済戦争へと成り果てていった。
西暦2184年、誰が、何の為にかは分らない。突如、全戦線に謎の無人人型機動兵器群が出現し、全戦線を瞬く間に制圧。
同年9月、約100年続いた大戦は終わりを見せ、それと共に機動兵器群も消滅。人類は、世界政府“統合体”の樹立を宣言。
西暦2186年3月25日、約100年間続いた第四次世界大戦を制圧し、世界に終戦を齎した謎の機動兵器群、通称“ヴァリアンタス”。その、姿を消した筈のヴァリアンタスが、地球・火星間に出現。地球に向け再び侵攻を開始。後に言う“セカンドムーブ”が発生する。
その事態に対し、統合体直下の特務機関サンヘドリンは、対ヴァリアンタス軍を組織し、それに対抗。最新鋭の機動兵器“ディカイオス・エイレーネ”を、戦線に投入。セカンドムーブを鎮圧する。
以来、堰を切ったように地球圏へヴァリアントが飛来。統合体政府は非常事態宣言を発令。対ヴァリアンタス戦争の開始を宣言する。
そして西暦2188年――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-09 00:36:57
372160文字
会話率:43%