ただの村人、クロス・ヴァッシュはどういう奇縁か勇者パーティーに入った。
そこそこ程度の腕しかなく、何一つ特別な力を持たない正しく凡人のクロス。
それでも、何故か勇者達はクロスを心からの仲間であると疑う事なく思っていた。
パーティーから
追放など、されるわけがなかった。
外部の人間がどれだけ心ない声を叫ぼうと、どれさけクロスを排除しようとしても、勇者達はクロスを心の底から仲間だと信じていた。
だからこそ、クロスは自分が彼らの為に何が出来るのか常に悩み続けていた。
役立たずである事はどうしようもない事実だったから。
そして遂に……クロスは己が役割を理解した。
魔王が死に際に勇者に向けて魔法を放とうとするその瞬間に――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 00:00:16
4860441文字
会話率:32%
遠藤修吾は殺された。
死因は八つ当たりである。
大学の大会で優勝した遠藤を苦しめようと集団で殴りつけた。
だが人は意外と脆い生き物だった。
本来その魂は輪廻の輪に戻り、
女神はその魂の次の幸せを祈る。
だがそれすら女神は出来なかった。許さ
れなかった。
その魂に輝きがあった。
輝く魂は輪廻を拒み、魔王のすむ世界に転生される。
勇者として。
女神は祈った。せめて平穏で幸せに暮らして欲しい。
だが彼はそのようなものを願っていなかった。
彼が女神に望んだたった一つの力。
それは守るための力だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 03:37:10
4747文字
会話率:48%
冬も終わりが近づき春の暖かさを感じ始めた頃、魔女の弟子であった少年“響”は死にかけていた。
何故死にかけているのかは響にも分からない。
何せ記憶がないのだ。
このままでは死ぬだろう。そう覚悟していた響に救いの手が差し伸べられる。
死の間際
にいた響を助けたのは双柳蒼華と名乗る魔術師であった。
ひょんな事から契約を結ばされ、響は蒼華の下僕に。
やがて魔女になる少女と魔女の弟子のコンビが魔術界に旋風を巻き起こす!
一気に更新されたり全然更新されなかったりします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 20:19:51
66008文字
会話率:27%
『愛してる』
たった一つの言葉に焦がれ、世界を愛した魔女 ルピナス・エグゼハート。「寵愛」を求めた彼女は 人を愛し、街を愛し、世界を愛した_____
しかし世界は彼女を恐れ、
蔑み、殺した……
彼女を愛していたのは世界でも人々でも街でもなく9人子供たちだけだった。その子供たちの一人である主人公
ネーレ・エリクトーはかつて魔女が愛し、愛されなかった世界を敵に回す。
彼女に「愛してる」を伝えるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 16:21:49
741文字
会話率:80%
2年前に婚約し、婚姻式を終えた夜。
フィファナはドキドキと逸る鼓動を落ち着かせるため、夫婦の寝室で夫を待っていた。
湯上りで温まった体が夜の冷たい空気に冷えて来た頃やってきた夫、ヨードはベッドにぽつりと所在なさげに座り、待っていたフィファ
ナを嫌悪感の籠った瞳で一瞥し呆れたように「まだ起きていたのか」と吐き捨てた。
夫婦になるつもりはないと冷たく告げて寝室を去っていくヨードの後ろ姿を見ながら、フィファナは悲しげに唇を噛み締めたのだった。
《アルファポリスにも掲載しています》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 13:32:28
47584文字
会話率:36%
皇太弟殿下の【密偵】であるソク・ジェホン。
妃宮の側付き女官であるチョン・ウンジョン。
愛し合う二人。
でも許されなかった愛。
そんな許されざる愛をついに実らせる時が近づいていたーー。
こちらの作品に韓国ドラマ【宮〜Love in p
alace】のスピンオフオリジナルストーリーとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 04:35:11
1706文字
会話率:16%
空気になる呪いを受けた遊び人が転生した異世界で遊んでいく話。
女勇者をコソコソ援助したり、女の子を補助しながらダンジョン攻略など。そして始まる学園生活。
色々な出来事を色々なスキルで切り抜けていく……予定であった。(フールの予定)
勇者と同
じクラスになり何故か男PT結成。
平和な学園生活は筋骨隆々のガチムチエルフの学園長によって打ち砕かれた。
ヒットマンと経験値スレイヤーを味方に得て二人の無双を眺める遊び人。
そして、遊び人の死を防ぐ為の物語。
遊び人狂信者に転職した方が良い女勇者は遊び人を無事手に入れられるのか。
*【注意】残酷な表現や、人がサクっと死ぬ表現があります。
*(主人公達であっても死ぬときはサクっと死にます)
*クトゥルー要素
やる気はあるが。プロットも何もない完全に気ままに書く。
1話書いたら1500~2000文字ずつに分割して投稿……予定。
群像劇みたいな感じなのでユウ・トキトー以外の視点も有。
と言うか滅茶苦茶視点飛びます。
なので誰の視点だか分かりやすいように誰の視点かと場所をお知らせします。
01話出来次第、分割して一日一頁の更新をします。
時間は21~22時にQueを入れる予定です。
更新されなかった場合はまだかけてないのでお待ちください。
2020/11/27 第一稿が終わり第二稿に突入しました。
2021/01/03 容姿についての改稿をしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:00:00
323599文字
会話率:70%
誰にも必要とされなかった少年
誰からも馬鹿にされてきた少女
2人が出会い世界が変える
最終更新:2024-05-12 19:57:33
27408文字
会話率:28%
「愛してる」
そう伝えたのは嘘ではない。心からの言葉と思いだ。
ただそれを伝えてはいけない女性に伝えた事が過ちのきっかけであろう。
太陽神であるソレイユが愛したのは異母妹である月の女神ルナリア。
半分とは言え血の繋がりのある彼女を愛し
ていると知られた事は、当然ながら周囲から良しとはされなかった。
そうして二人の父親である天空神は怒り、ソレイユの神力を剥奪し殺そうとしたのだが……思わぬところでその思惑は打ち壊された。
神様系×恋愛にてカクヨムコン9に参加させていただきます。シリアス風味が強めの作品ですm(__)m
ご都合主義によるハッピーエンドのお話(n*´ω`*n)
カクヨムさん、アルファポリスさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:26:22
71970文字
会話率:34%
”the earth in 1400"。日本開発のVRMMORPG。世界観が1400年ごろ、つまり銃ができる直前の地球。魔法やスキルなどを使って敵を倒していくゲーム性。この二つの要因により世界中で大ブームを巻き起こした。
そし
て今、7年以上クリアされなかったこのゲームがついにクリアされた。だがクリアしたこのゲーム屈指の猛者たちはラスボスを倒した後のこの世界で最強を決める戦いをしようと言い始める。
ラスボスが倒されたところから始まる熱きPvP。この世界の最強の座は果たして誰の手に渡るのか。
カクヨムでも同じものを投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 17:09:51
28661文字
会話率:67%
「おまえを愛することはない」
国王陛下のご命令で私と結婚させられた死神侯爵と呼ばれる旦那様に、愛す気はない宣言された私は、力強く頷いてこう答えたのだ。
「お任せください!」
「おま?お任せ?」
「ご安心ください!」
「ご安心?」
はい。安心
して全て私に、いえ、我々にお任せください!
我が栄光のチルちゃん軍に!
私が幼い頃から魔力を吸わせて丸々と育て上げた、なんだか分からないけれども闇と戦う可愛いチルちゃんとその仲間達。
旦那様は知らないでしょうが、私の実家の領地では、ほとんどの闇を倒した凄腕の軍隊なんです。
小さくて可愛いし、私にしか見えないので誰も知らないですけれど、実績があるんです。
だから、旦那様。あなたの抱えるその闇は、我々にお任せください!
あれ?
旦那様の闇、ちょっと深いですね。チルちゃん軍が、苦戦している。
で、でも、だ、大丈夫です。
我々は安心と信頼のチルちゃん軍!新しい仲間もスカウトしました。兵法の勉強もしました。我々にお任せください!
旦那様の闇を倒した後は、円満に離婚していただけたら大丈夫ですよ。
チルちゃん軍と私は、次の闇との戦いの地へ!
と思っていたのに、気がついたら死神公爵に溺愛されて離婚を許されなかった、不可思議な私の物語。
五話ぐらいで終わる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 16:39:38
211779文字
会話率:30%
アラサーの咲希は、仕事帰りに酔っ払いに背中を押されて死にかけたことをきっかけに異世界へ召喚された。
一緒に召喚された三人は癒やしなど貴重なスキルを授かったが、咲希のスキルは「温泉」で、湯に浸かる習慣がないこの国では理解されなかった。
「温泉
って最高のスキルじゃない!?」とうきうきだった咲希だが、「ハズレ聖女」「ハズレスキル」と陰口をたたかれて冷遇され、城を出ることを決意する。
王に見張りとして付けられたイケメンと共に、城を出ることを許された咲希。
咲希のスキルがちょっぴりチートなことは誰も知らないまま、咲希は銭湯を経営して温泉に浸かり放題のスローライフを目指すのだった。
※スキルで活躍するのとスローライフは後半です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:33:39
102844文字
会話率:49%
父親の転勤で地元から都会へ引っ越さなければならなかった俺は、最後の日に好きだった女の子と何かを約束して『しるし』を分け合うが、今となっては誰とどんな約束をしたのかも思い出せない。
八年後、再び都会から地元へ戻った俺はその女の子を探そうと
するのだが、まったく全然探せないままに無関係な女の子達と仲良くなっていってしまう。
・主要登場人物
中道湊太(なかみちそうた)
際田天雨(きわだあめ)
湖波坂絵(こなみさかえ)
茨野睦花(いばらのむつか)
帆崎風亜里(ほのざきふあり)
真名は【思い出の子】。
よくあるジャンル『思い出の子探し』の上代バージョンです。
【僕と親友と親友の彼女】終了後に連載開始致します。【僕と親友と親友の彼女】が見向きもされなかったら落ち込んで書かないかもしれません。わかりません。
1話ごとの文字数を減らすかもしれません。
宇羽の物語ですが、方言(訛り)ではありません。一般受けを考慮しました。申し訳ございません。
よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 10:10:37
36281文字
会話率:79%
そこは刀の所持が禁止されなかった日本。刀狩りも行われず廃刀令も実施されず銃法違反はあるものの銃刀法違反は存在しない。日本では街中で日本刀を帯刀しているのは日常風景となりそれが当たり前。しかしそれに伴い日本刀によるトラブルも多く存在するこの世
界。この物語は元裏組織最強の男:空石忠文(28歳)と訳あり少女:荒師織華(16歳)が空石なんでも事務所にて舞い込む依頼により様々な闇を暴き事件を解決する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 06:51:31
19922文字
会話率:56%
松平佳奈はこじらせ喪女の大学生。
バイト帰りに10,000年に一人のアイドルと称される美少女とすれ違った瞬間に異世界へ聖女として召喚されるも、アイドルのカリスマ性にかすみ、聖女として認定されない。
「地下牢に閉じ込めておけ!」と言われていた
のを幸運にも助けてもらい、一人王宮の外に放り出されることに。
人攫いに遭いそうになったり、催眠術をかけられそうになったりと波乱の異世界生活の幕開けを迎えるも、一匹の黒猫と遭遇し、状況が一変。
「お前は絶対に聖女だ! 王子でありながら天才魔術師でもある俺が言うんだから間違いない! 俺に付いてこいよ。たまに俺のバイト手伝ってくれればいいから」
実は猫の正体は、聖女召喚した国とは別の大国の王子様。なぜか王子様はバイト生活中?
船旅の中で月の精霊が現れたり、召喚元の国から「やっぱりお前が聖女だった」と奪還の刺客が送られてきたり、そんな中でちょっと残念な王子様のことが気になってきたり……。
こじらせ喪女聖女と猫に変身できるイケメン王子様が旅の中で恋と絆を深めていくラブストーリーです。
※王子様は喪女溺愛。中盤以降いちゃいちゃになります。
カクヨムで先行連載中。2024年5月3日 小説家になろうで掲載開始。2024年GW中に50話前後あげていきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 01:36:22
86934文字
会話率:43%
「凛々、お前はもう私達の家族ではない」
神々を信仰し共に暮らす国、神元。名家の長女として生まれた凛々は、優秀ではなく役目を果たせないことから父親に見放され、継母に虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、凛々は異母妹の瑠梨に濡れ衣を着
せられ、家を追い出されてしまう。行く宛もなく彷徨い歩いた先は、あやかしが住まう幽世だった。そこで凛々は一人の男の子──山本零と出会う。そして何故か、零の付き人である天逆輪廻にとんでもないことを言われてしまった。
「零の婚約者になってくれ」
愛されなかった二人の少年と少女。この二人の運命の往く先は、まだ誰も知らない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:25:05
225文字
会話率:0%
八歳のある日、自分の病弱な前世を思い出したテリア。そして、この世界が前世の自分が好きだったRPG乙女ゲームの世界だということに気づく。
でもそのゲームの中でテリアは悪謀とチートすぎるな力で皆を苦しめ不幸にさせる邪悪な中ボスだったけど!?
ゲ
ームの自分の姿は衝撃的だけど、まだ起きていない未来のこと。それなら変えることもできるだろう!
自分が犯すことを正し、おまけに中ボスのチートにゲーム知識のチートを合わせた力で、他の悲劇まですべて防ぐと誓うテリア。
前だけを見て走る公女様と、その後を追う多くの人々が作っていく物語です。
◈◈更新サイクル◈◈
毎週月~金の五日間、18:00に更新されています。
(最初週限定、土日も更新されます)
休日は構いません。土日じゃなければ、公休日でも正常に更新します。
予定日に更新されなかった場合は、活動報告を確認してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:03:56
1530637文字
会話率:39%
「奏になれ」
いつか大切な兄に言われた「約束」。
それを守るべく、歌菜は幼馴染の理久とともに
光宝高校軽音楽部に入部希望をする。
しかし、軽音楽部は今は活動はしていない。
全国バンド評議大会、通称「バン評」
に「奏」は出場し、初登場にし
て3位という成績を収め、ペアボーカルという2人の異常なほど素晴らしいハモリのメロディが一躍注目の的となった。
「バン評」は、主に高校生のバンドの全国大会、審査形式で行われる。
そこで優勝すると、「ワールド券」という世界に発信できる場を与えてもらえるので、
皆は様々な理由で必死に優勝を狙っていた。
来年、次こそはあの「奏」が優勝するんじゃないか、
そう噂されていたが、次の年は「奏」は出場しなかった。
理由は公にはされなかった。
ペアボーカルの片方を、失ったからだった。
・1年後にはアメリカに両親の転勤という「偽の」理由で移住することが決まっていた
ペアボーカルの「三河弥音(みかわやおと)」
・弥音がアメリカに行く本当の理由をただ1人、知っているペアボーカルの「一ノ瀬朔(いちのせさく)」
・兄弟の世話が忙しく、部活に入れていなかったドラムのしっかり者「暁空江(あけそらこう)」
・ピアノを習っていたが、地位だけを周りから求められつづけ、限界に達していたキーボードのムードメーカー「伊勢空(いせそら)」
・中学の時、自分の性格を否定され、自分を出しづらくなってしまった「市川紅優(いちかわくうな)」
弥音が旅立つ「1年」という期限付き、訳あり部員が集まったバンド「奏」
そして、弥音がアメリカに行った2年後、
「奏」を憧れとして入ってきた後輩、主人公の
「須坂歌菜(すざかかな)」が「奏になるため」に
「バン評優勝」を目指す物語。
やがて明かされる、すべてが衝撃の真実。
朔だけが知っている弥音がアメリカに行った
「本当の理由」
そして「バン評」の行方は。
それぞれが、それぞれの悩みを抱え、泣いて、笑って、いろんな音を全力で奏でる姿に
最後まで読んだとき、あなたはきっと
「奏になる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 14:33:09
17709文字
会話率:20%
――目が覚めたら十年前。まだ幸せだったころでした。
ヴェッセル王国の「お飾り王妃」と呼ばれていた女性フライアは、二十五歳の若さで亡くなった。
夫である国王陛下やその寵妃、王宮の大臣や使用人たちに虐げられてきたフライアの死因は過労死。
そ
して、フライアが次に目を覚ますと何故か十年前に時間が巻き戻っていた。それを知った時――フライアは決心する。
――もう、あんな奴らのために働いて命を落とすことはしない、と。
フライアは元旦那との婚約解消に動き出す。すると……何故か、たくさんの事件に巻き込まれていく。
隣国からの留学生。裏表の激しい侯爵家の次男。幼馴染の辺境伯の令息に、フライアの心の支えだった『彼』。さらには魔界の魔王様。
ちょっとワケアリな人たちや騎士団の人たちと関わっていく内に……フライアは、自分の幸せを見つけ出す。
――今度は、自由に生きてみせる。
愛されなかったお飾り王妃が、やり直しの二度目の人生で自分の幸せを見つけ出すラブファンタジー。
※マルチエンディングです。エンド数は5+9です。
※リメイクバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:39:50
79460文字
会話率:44%
14年もの間、聖女が発見されなかったウートレイド王国。
辺境区生まれの少女パルフェが聖女認定され、王都にやって来た。
聖女のお仕事は国防結界を維持することだ。
魔物を狩ってお肉を食べるのは聖女らしくないぞ。
そんなことだから王都を追放される
のだ。
しかし最後はハッピーなハイファンタジー全35話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 21:04:20
385163文字
会話率:53%
オールドリッチ公爵家の令息ウィンストンに嫁いだマーサであったが、結婚から二年も経つのに妻として愛されなかった。子供はまだなの? という義母の問いに、張りつめたものが切れたように口にした。離婚の申し立てをしたいと。しかし義母は驚き、ウィンスト
ンを勘当してでもマーサを残したいという。その真意は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 07:32:50
5617文字
会話率:47%
両親に愛されなかった少女・シャルロッテ。
彼女は、両親からの愛を何度も求める。
だが、両親は仕事や優秀な兄を優先し、此方は見ない。
なので、彼女も兄のように”男”になることにした。
そして学問、運動、魔法も全て完璧にしていく。
そう、全ては
両親に愛されるために―…
ではなく、自分を見なかった両親を嘲笑うためである。
「僕は男だ。女と言ったら…覚悟しとけよ?」
これは男として生きる道を選んだ、或る令嬢の話。
そして、愛を知らなかった人物を恋を知る話…なのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:40:00
1629文字
会話率:0%