主人公タカガミは、記憶を失い、巨大樹の森へと迷いこむ。そこは魔法やスキル(恩恵)が存在し、地下迷宮を攻略するギルドがあった。
街の住人はプレイヤーと呼ばれる日本人たち。
チカという少女に助けられたタカガミは、生きる糧をえるために地下迷宮へ潜
ることになるのだが……生来の怠けもののタカガミは、サボり、手で抜き、世界の謎もなんのその、ユル〜く攻略に挑むのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 00:31:34
17885文字
会話率:34%
とある山の中腹。
山深い場所というわけでも、人里離れているわけでもないその場所に、ぽつりと一軒の家が建っている。見たところ、何ということも無いごく普通の、やや古風な造りの木造家屋。
しかし知る者は知る。夜が来ると、時折何かがその家を訪れる。
人であるもの。人ならざるもの。
家の主は彼らの望みを聴き、それぞれの代償と引き換えにそれを叶えてくれるという。
誰も知らないこと。誰かが知っていること。
そんな場所の物語。
屋敷に住む一人の人間と、妖怪たちと、その他諸々。彼らの織り成す少し不思議な世界の、ほんの一幕。
筆者サイト「淵に睡る」にて掲載している作品を、少し修正しての投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-20 23:21:16
11656文字
会話率:49%