ある日、仕事に疲れてふと見上げた青空があまりに綺麗で、デパートの屋上まで来ていた。
子供連れの家族で賑わう喧騒から逃れようと、片隅にある倉庫の裏手へ。
そこには古びたベンチがひとつ。
そして、一人の女の子がひとり。
「……ん」
彼女は踵
を返して帰ろうとする俺を引き止めて、ベンチを進めてきた。俺はそれに導かれるように腰をおろす。
名前も年齢も分からない彼女との、気楽でのんびりした時間。
いつしか、それが何物にも替えがたい時間になっていった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 11:51:56
6979文字
会話率:37%
アネリア王国の花屋で働く美琴は日本の物流倉庫で働いていた28歳。会社帰りにトラックと衝突して、死んだと思ったら異世界にトリップ!? チートスキルとか授かっちゃったかも!? とか期待したのに私のスキルは“ラッピング”ただ1つ。いやいや、何の
役に立つわけ? 冒険者になろうにもラッピングじゃモンスターは倒せない。第2の人生は花屋さんで生き抜こうと決意したら、えっっこの世界って物流倉庫があるの? しかも人手不足? これは働くしかない!! これはラッピングスキルと物流倉庫の知識を駆使して異世界の物流倉庫に革命を起こす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 21:59:50
2994文字
会話率:19%
なろうラジオ大賞などに出した短編集のうち、実話を下敷きにした野外系の短編の倉庫です。
最終更新:2023-07-17 10:00:00
4267文字
会話率:21%
下田隼人は、ティーバックを覗き見る力を持ち、ティーバックをこよなく愛する高校二年生。彼女に振られた体育倉庫で、元カノであり幼馴染でもある雫とばったり会う。雫はティーバックを愛用しており、隼人は彼女のティーバックを見ることが日常となっていた
。
そんなある日、転校生がやってくる。転校生は大手女性下着メーカー、アコール・ランジェリーの御曹司だった。転校生は女性の下着を覗き見る力を持ち、自身もまたブラジャーを愛用する。隼人は女性下着で転校生と意気投合し、授業中も私語をしてしまう。そのことから、これまで敬遠していたクラスメイトとの人付き合いを考え直すことになった。
クラスメイトと話しているうちに、雫に対する自身の態度や、雫との付き合い方に疑問を覚える。これまでティーバックのことしか話していなかったことに気付いて雫に謝罪し、彼女と二度目のお付き合いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 00:39:36
12571文字
会話率:47%
人間社会に紛れ、人を喰らって生きる化け物。
人類は彼らの仇敵に"擬態種(ミメシス)"という名を付けた。
擬態種を屠ることを生業とする政府組織"委員会"に所属する谷村悠一(たにむらゆういち)は、
師である灰音夏樹(はいねなつき)と共に、とある任務を遂行していた。
次なる対象の擬態種が潜む倉庫へと向かう中――悠一は、夏樹と出会った日。学生時代の、暑い夏の日のことを思い出していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 22:13:26
6512文字
会話率:35%
薗田みともはある日倉庫の中で見つけた杖によって魔法少女になった。カイザーミラーという鏡を巡る争いに彼女は飛び込むことになる。
前回の作品の未来を舞台にしてますが全然前作を読まなくてもOKです。
最終更新:2023-06-23 12:00:00
13054文字
会話率:64%
ありふれた天賦スキル『倉庫』を持つ俺は、たまたま拾われたパーティで15年間、荷物持ちとして過ごす。
そのパーティは最強の天賦スキルを持つ勇者、ライアンが率いる最強のパーティへと成長して行った。そしてライアン達は、ついに魔王討伐を成し遂げて
しまう。
「悪いが。キミは、クビだ」
分不相応なパーティに、いつまでもいられるはずはなく、首を宣告される俺。
だが、どこかでそれを納得してしまう俺もいる。
それもそのはず、、俺は弱い。
もうめちゃくちゃ弱い。
ゴブリンと一騎打ちして、相手が丸腰でこっちに武器があれば、ギリギリ勝てるくらい。
魔王軍のモンスターとの戦いには、正直言って全く貢献できていなかった。
30歳を目前にして古巣の勇者パーティを追放された俺。仕方がないのでなにか新しい道を探し始めようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 07:00:00
890948文字
会話率:33%
目が覚めると、体育館のような広い部屋に閉じ込められていた主人公コウキ。その空間には自分の他にも何十人と集められているようだが、なぜか男は自分だけ。それ以外は全員若い女性だった。
そしてその理由は、唯一の出入口らしき扉に書かれてある文章により
、戦慄と共に解明する。
『セックスしないと出られない部屋』
最高かよ!?と半分ニヤけながら思った自分を、次の瞬間には呪い殺したくなる。
なぜならそんな大見出しには、下記の恐ろしいルールがあったからだ。
『・なお、出られるのは最初にセックスした二名のみである』
『・最初ににセックスした二名以外の者は死ぬ』
最高どころじゃない。
ここは絶望のデスゲーム会場だった。
最初は俺のことをケダモノであるかのように糾弾する女性陣。ルールの熟知と共に、次第に狼狽し、焦燥の果てに、俺に無理やりセックスを迫りくる。だが抜け駆けしようものなら、他の女性たちは暴力でもって制裁する……。最終的には殴り勝った者がセックスをする権利があると言わんばかりの大乱闘が始まった。
……地獄絵図だ。
そんな彼女らを止めようとした俺にまで拳を振り上げるものだから……。
俺は、その時ばかり鬼となった。
つまるところ、暴力は、暴力でしか解決し得ないということ……。
暴力という手段を用いたならば、女が男に勝てる道理はない。辛い選択だが、皆に冷静になってもらうには、それしかなかった。
空手でインターハイに出場したなんて子もいたが、あくまでそれは女性の中で強かったというだけ。彼女は俺みたいな運動なんてしたことないような男にすら勝てない現実に、打ちのめされていた。
幸か不幸か、ルールに制限時間は設けられていない。地下倉庫には豊富な食料も調理場もあり、当分は全員でここでの生活を続けても生きていけるようではあった。
他の解決策があるかもしれない。誰かが助けに来てくれるかもしれない。
そんな希望を胸に、40人の共同生活が始まった。
――かに思えた。
絶望は、容赦なく襲い掛かる。
『ゲームの時間です。みなさん、心の準備は良いですか? ――ただいまより、殺し合いをしてもらいます』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 17:10:15
66731文字
会話率:28%
主人公の私はほっけを倉庫で見つけます。それを食べます。そういうお話です。
最終更新:2023-06-10 16:09:42
400文字
会話率:0%
休日、倉庫で、罠な家具達は、雑談する。
お客さんがはまる、幸せな罠になりたいから、
自分や仲間、お客さんの思いを、
「味わい」「拘り」「叫び」……『命に積み増す』
※婚活チャージ・元ネタ 521※
ダンジョンの罠を、生活家具として使
う。
例
トゲ罠のハンガーラック。
落とし穴の収納ボックス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 04:00:00
2742文字
会話率:0%
文章練習と共に、今再考中の「私と王子と転生(仮)」の世界観から短編置き場。
最終更新:2023-05-25 23:00:00
14930文字
会話率:43%
ある日、僕は吉田さんに振られた。
家に着いて棚卸しをして、倉庫で小さな木箱に気づいた。
そして木箱の中に指輪があった。
僕はあの指輪を取り、指輪は少女となった。
少女の名前は紗夜。
紗夜は僕は吉田さんに振られたことを聞いて、不快になった
。
そこで、吉田に復讐と決心した。
でも復讐計画は『ハーレム計画』??
なんだこりゃ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 22:40:32
40069文字
会話率:40%
女子高で清掃の仕事をしている桐谷キョウヤ。倉庫を掃除しているときに光るお守りを見つけて・・・・?
最終更新:2023-05-11 02:36:22
2074文字
会話率:37%
リナリア・マートルはドレスショップの倉庫係。田舎で育って、王都に憧れて出てきて三年が経つ。ある日、仕事中に持っていた新聞が原因でとある事件の容疑者に。釈放されるも、その間にお隣さんは引っ越した。私が原因で?リナリアは罪悪感から、お隣さんを探
し出すことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 22:50:30
34863文字
会話率:53%
現実とは違うとある世界の田舎の村に、リレイという名の少女が暮らしていた。
リレイの父親は世界的に有名な冒険家。家には父親の置いて行った様々な道具が眠っている。
ある日リレイは母親の言いつけを破って、父親の道具が置かれている倉庫に忍び込む。
中には様々な魔道具が置いてあったが、その中の一つである人形が動き出して話しかけてくるのだった。人形はリビングドール。アンデッド系モンスターに属する魔物だが、話しぶりからすると決して悪いものには思えないのであった。
リビングドールはシャルロッテと名乗る。彼女は様々な魔法の道具を紹介してくれる。
これは、リレイがその魔道具を使って人々を幸せにできないかと模索する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 19:00:00
108096文字
会話率:50%
〝ヒュドラによる収束世界〟に勇者として召喚された主人公阿久和省吾(あくわしょうご)に与えられた力は、窮極の魔法金属アダマンティンで作られた、黄金に光輝く、ガイコツ顔の魔導サイボーグに改造される事だった。
仲間と共に世界を破滅させんとする魔
王を後一歩の所まで追い詰めたが、魔王は穿世界門を使い、省吾の元居た世界へと逃亡する。
魔王を追い、省吾と仲間達は地球世界へと転移した。
それから十年後、魔王を封印したものの、すべてを失った省吾は派遣社員として、倉庫で働いていた。
省吾はかつての仲間の墓参りの帰路、横浜駅で〝賢者モンスター〟と名乗る化け物の襲撃を受ける。
そして、そこに偶然居合わせた〝魔法少女勇者〟と名乗る咏ヶ良斬里華(ながらきりか)と協力してこれを撃退する。
斬里華の紹介で勇者協同組合に参加した省吾は自分以外にも大勢の勇者がこの世界に居ることを知る。
賢者モンスター襲撃現場で、事故で死んだはずの弟、阿久和貴資(あくわたかし)を見かけた省吾は今は無き生家跡で彼と再会する。貴資は〝世界の悪〟という組織によって蘇らせられ、暗黒勇者という、省吾の同型機のガイコツ顔の黒いサイボーグへと改造されていた。
カクヨム pixiv ノベルアッププラスでも掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 21:32:25
76552文字
会話率:36%
物語の始まりは、主人公が街を彷徨っていた時のことだった。彼は陰気な性格をしており、毎日ヤンキーにいじめられるという学校生活を送っていた。
彼は虚弱だが、ヤンキーにいじめられそうになると脇に手を挟み器用に動かして音を鳴らすという技を使いヤンキ
ーの気を逸らしていた。脇の力が、唯一のプライドだった。
また、ヤンキーから殴られ続けていたので、頭皮が人の何倍もぶ厚く、意外に血が出ないという強みも持っていた。
当然、彼には友達がいないが、知らない番号からのメールが常にあるという無駄な縁があり主人公はただただイラついていた。
ある日、趣味である絶滅危惧種オフ会の帰りに、主人公は知らない番号からのメールを受け取った。
主人公は「またか」と一瞬イラついたが、
そのメールには、謎の招待状が添付されていた。その中には新しいRPGゲーム「ミスティカルクエスト」に招待され、とあるハイファンタジーRPGゲームの世界に飛ばされるという内容が書かれていた。
主人公は、冗談半分でその招待に応じ、URLをクリックした。
その瞬間、テーマ曲「失恋レストラン」が流れ、画面に吸い込まれゲームの世界に飛ばされた。彼が到着したのは、美しい景色に囲まれた世界だった。
メールには「魔王軍を倒してみろ。武器は家の倉庫にある。」と書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 19:00:55
14820文字
会話率:13%
ここは愛知白記事務所。2032年(NF9年)3月9日設立でディスシティの小さい某ビルを賃借し主に出版受託、運輸・倉庫業、質屋業、貨物鉄道、交通業務、金融等をし、いわゆる「万屋(よろずや)」を営む。例えば新聞・アジビラ・選挙ビラなどの新聞ビラ
投函、調査、プロパガンダ、演説、暗号通信など。今日も依頼(?)が来るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 19:05:52
2785文字
会話率:2%
異世界転生・転移者が増え過ぎた異世界へ…
神様・エンマ様からのいい加減な手続きを経て転生したリヒトは、転生先の世界が既にディストピアになったと説明される。
絶望感を感じつつ、盛り沢山にふんだくった転生特典を活用して自分の立場を確立していく転
職労働コメディ。
「真面目になんて生きたくない、工夫して気楽に生きていこう」
ダンジョンが魔族に支配された巣窟だけではなく、冒険者の訓練所や市民の住居に倉庫、イベント催事場、アミューズメントパークにまで拡張されて使われている異世界で、天職なしのスカウトもどきからダンジョン運営者へと成り上がるお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 15:23:05
85712文字
会話率:22%
ガーヘンディッシャン魔法学校の見習い魔法使いルルナは、割ってしまった瓶の代用品を求め、幼なじみのココナとガラクタ倉庫へ来た。
暗い倉庫の中で物色しようとしていると、男が声をかけてくる。男はランプの精でハズィラン。昔は人間に害をなす魔性だった
が、ガーヘンディッシャンにランプへ封じられ、ランプの精と呼ばれるようになった。
だが、ガーヘンディッシャンを敵視する魔女が弟子に彼を殺すように仕向け、ハズィランをランプの中へ戻れないようにする魔法をかけた。
その魔法を解いてもらうため、ルルナは魔女の所へ行こうと決め……。
全十八回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 19:00:00
95222文字
会話率:43%