私の生きる目的は、この家を崩壊させるさせること。そして、母の仇であるお父様を討つこと。
「死神の一族」暗殺魔法に特化したレーグル公爵家の一人、オフィーリア・レーグルは、暗闇に包まれる自身の家の中で孤独に戦い続けていた。
あの日、母を殺し私
を捨てた父親を殺すために。
死と隣り合わせの世界でたった一人でもがき続ける彼女に、一筋の光が差し込む。
ーーー「リア、あの日の約束覚えてる?」
これは、死神とよばれた少女が幸せになる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:21:29
5063文字
会話率:12%
魔女フェリチタの元で助手として生活するアザレア、彼女との生活も10年を迎えようとしていた。穏やかで平和な日々、しかしある日1人の少女と出会ったことで彼の運命が大きく動き出す。平穏が崩れ、絶望が心を支配する時、彼の瞳には何が映るだろうか。
最終更新:2024-09-16 12:56:23
3117文字
会話率:55%
白海聖学院に転校してきた椿小夜は、その美しい容姿とどこか陰のある雰囲気で周囲の注目を集める。 しかし、その魅力とは裏腹に、彼女はやがて孤独していく。
虎牙鉄弥は、これを機に彼女に声をかける。 意外にも、二人は共通の趣味や考え方に思いを馳せて
すぐに、友情を築いていく。
鉄弥の幼馴染である戌亥甚太と柊蓮花を加えた四人は、共に楽しい時間を過ごす。そして、意を決した鉄弥は小夜に告白をする。告白を受け入れ、二人は幸せな日々を送っていた。
しかし、「小夜と一緒にいると不幸になる」という噂が学校中に広がり始める。 鉄弥はその噂に不安を感じながらも、小夜を信じ続けるが、やがて彼の周囲で奇妙なことが始まる。
ある日、親友の甚太が突然倒れ、彼のお見舞いにみんなで行こうとしたとき、幼馴染たちから「小夜は連れて来ないでほしい」と言われる。
小夜に対する疑惑や不安を持ちつつも彼女を信じたい気持ちから鉄弥は幼馴染たちと口論となる。口論の末、鉄弥は飛び出していき自分の特別な場所となる浜辺へと足を運んだ。
そこには月明かり照らされて小夜が佇む。そして、彼女から告げられた真実とは―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 22:32:45
6461文字
会話率:66%
この世界の人には、能力が与えられている。
そんな世界で生きる少女達のアホで楽しい戦争物語。
戦闘員育成学校に通う碧野 哨子。
能力:俊足の真っ黒なボブにそこそこジト目な17歳。
6歳から戦闘員育成学校に通っている。
元自然塔。現空白塔所属
のランク外戦闘員。
空白チームメイト:碧野 哨子、魦 焼愛、澄蓮花、二重丸視核
5年前の戦争によって破壊された空白塔。
戦争を仕掛けてきた敵国、愚者の国を滅亡させたい気持ちから、学校の授業をすっぽかし、個人訓練を行いメキメキと力をつけている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 16:15:23
969文字
会話率:58%
父の手伝いで薬を売るかたわら 生まれ持った霊能力で占いをしながら日々の生活費を稼ぐ蓮花。ある日 突然襲ってきた賊に両親を殺され 自分も命を狙われそうになったところを 景安国の将軍 一颯に助けられ成り行きで後宮の女官に! 持ち前の明るさと霊能
力で 後宮の事件を解決していくうちに 蓮花は母の秘密を知ることに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 09:54:23
126595文字
会話率:42%
権力争いの末、金色を纏う皇帝が即位した。
彼は血塗られ皇帝と噂されるほど、前皇帝の妃でもある自分の姉すらその手にかけたとのことだった。
そんな中、未だに婚約者のいない皇帝の妃候補を決めるための夜会が開かれることになる。
帝国からの
招待状には、婚約者のいない年頃の令嬢は全て参加するようにとの半ば強制的なモノだった。
片田舎の没落寸前の男爵家リンファにも、その手紙は届いた。行ってもどうしようもないとは分かっていたものの、断る方法の分からぬリンファは参加することに。
ただ会場に赴いたリンファに向けられた眼は、蔑みと非難でしかなかった。
この国の人間は生まれながらに異能の力を持つ。
四属性、そしてその力は色により強さの段階があった。どんな属性であっても、力の強いものが富や権力を得て来た時代。
ただリンファはどの属性も持たず、色すらない無色透明だったのだ。
しかも没落寸前の貧乏貴族。場違いは甚だしい。
しかしリンファを見た皇帝アーザは多くの女たちの中から、迷うことなくリンファの手を取った。
そして何も持たず、色もない彼女を妃にするとその場で宣言する。
何が起こったのか誰一人分からぬ中、皇帝はリンファを抱きかかえ、連れ帰った。
アーザから語られる無色透明の意味。
力があるからこそリンファの何もない力を欲するアーザは、家臣たちが決めた他の妃にも目をくれずただリンファを溺愛が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 22:46:38
10117文字
会話率:38%
私を殺したのはあなたですか?
*
夢を見た。
聖女に選ばれた私は、死ぬために黒い森に進んで行った。
そして、私を追いかけてきたあなたに殺された。
私たちはこの世界を終わらせる。
生まれ変わった先は……。
これも
異世界転生って言うのかな……?
***
聖女ルイード
→ 結城蓮花 25才 普通の会社員
皇帝リヒャルト
→ 樫井良平 28才 普通の会社員
エブリスタにも公開しています。
R5.11.30〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 08:00:00
67049文字
会話率:47%
清朝の流れを汲む立憲君主制国家である中華王朝。
その宮廷で丞相を務める司馬蓮花は、在任5年目を迎えてある焦りを感じていた。
彼女の祖母は中華王朝の上将軍を務め、そのまた先祖を辿れば魏の謀臣である司馬懿や晋を建国した司馬炎に行きつく。
そうし
た先祖達に恥じない程の立派な功績を、果たして自分は挙げられるのだろうか?
そんな焦りを感じる司馬蓮花を、彼女の主君である愛新覚羅芳蘭女王は酒の席で諭すのだった。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 07:00:00
1000文字
会話率:40%
日々、恋文を書いています。
キーワード:
最終更新:2023-10-30 16:25:28
12930文字
会話率:0%
鎌太郎親分シリーズ第4段です。いろんなことがあった鎌太郎親分。またまた今度は新たな試練に立ち向かいます。そのなかで成長していく鎌太郎の姿をご覧いただきます事を心より願っております。よろしくお願いいたします。
最終更新:2023-09-19 16:04:18
5047文字
会話率:52%
博打、女、酒。
人生の道を外れた剣豪がある日、刺客に襲われ気がつけば異世界転生で美少女に・・・⁉
魔法大国セルタニア魔法国の極東、伯爵家の娘アウレ・マキシウスとして生まれ変わる。
貴族としての魔法が使えない。
見えないはずの魔力が見える
。
と、かなり異質な体質だった…。
元魔法師団 団長の執事長ゲイリー・バトラーや
マキシウス家のメイド
気功術の達人 李 蓮花(リー リェンファ)
天才魔導士 イザベル・フィッツロイ
の助力を受けながら
魔法こそが絶対という腐れきった国で
世界の魔術を学び、己の剣一つで
魔獣、ダンジョンに挑んでいく。
傍若無人、唯我独尊、酒池肉林のダークファンタジー。
魔術と魔法が矛盾する世界。
やがては巻き起こる大戦に
少女はこの世界の真理を知る。
※この作品は演出上、性的、グロテスク、暴力表現が含まれています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 18:11:47
252629文字
会話率:20%
【 黒樹の見つめるひなぎくさんがIカップで帰って来ました! らぶらぶーん! 】
大恋愛の末結ばれた白咲ひなぎくとプロフェッサー黒樹にも二人の赤ちゃんが生まれた。
あれから、ひなぎくさんが人として、妻として、母として、どうなったのか。
黒樹
もひなぎくとアトリエデイジーを構え、どう働いて、どう人の夫、父らしくなって行ったのか。
その後の姿を楽しくご覧いただけたらと思います。
『Eカップ湯けむり美人ひなぎくのアトリエぱにぱに♡』のアフターストーリーです。
◆登場人物
黒樹悠(くろき・ゆう):アラフィフになって、悩めるお年頃。ひなぎくがパリで学芸員を学んでいたことから、元プロフェッサー黒樹と呼ばれる。五人の子どもを連れて年上婚にいたった。その後、六人目を授かる。
黒樹ひなぎく・旧姓、白咲(しろさき):黒樹の妻で、六人の子の母。まだまだ、アラサーで踏ん張る。
子ども達――
蓮花(れんか):大学受験の合間にアトリエのお手伝いをする。
和(かず):優しくて頼もしい兄。
劉樹(りゅうき):家事はなんでもお手のものの小さなお兄さん。
虹花(にじか):澄花とは双子で、元気な方。
澄花(すみか):虹花とは双子で、大人しい方。
静花(しずか):待望のひなぎくさんとの子ども。まだ赤ちゃん。
◆この作品は『カクヨム』様にも掲載されております。
◆よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 12:00:00
25285文字
会話率:35%
◆【 私、家族になります! アトリエ学芸員と子沢山教授は恋愛ステップを踊る! 】
◆白咲ひなぎくとプロフェッサー黒樹は、パリから日本へと向かった。
その際、黒樹に五人の子ども達がいることを知ったひなぎくは心が揺れる。
家族って、恋愛って、
何だろう。
『アトリエデイジー』は、美術史に親しんで貰おうと温泉郷に皆の尽力もありオープンした。
だが、怪盗ブルーローズにレプリカを狙われる。
これは、アトリエオープン前のぱにぱにファミリー物語。
色々なものづくりも楽しめます。
年の差があって連れ子も沢山いるプロフェッサー黒樹とどきどき独身のひなぎくちゃんの恋の行方は……?
◆主な登場人物
白咲ひなぎく(しろさき・ひなぎく):ひなぎくちゃん。Eカップ湯けむり美人と呼ばれたくない。博物館学芸員。おっとりしています。
黒樹悠(くろき・ゆう):プロフェッサー黒樹。ワンピースを着ていたらダックスフンドでも追う。パリで知り合った教授。アラフィフを気に病むお年頃。
黒樹蓮花(くろき・れんか):長女。大学生。ひなぎくに惹かれる。
黒樹和(くろき・かず):長男。高校生。しっかり者。
黒樹劉樹(くろき・りゅうき):次男。小学生。家事が好き。
黒樹虹花(くろき・にじか):次女。澄花と双子。小学生。元気。
黒樹澄花(くろき・すみか):三女。虹花と双子。小学生。控えめ。
怪盗ブルーローズ(かいとうぶるーろーず):謎。
☆
◆挿絵は、小説を書いた真白 小雪が描いております。
◆改稿後のものが『アルファポリス』様、改稿前のものが『カクヨム』様に『Eカップ湯けむり美人ひなぎくのアトリエぱにぱに』として、改稿後のもの『Eカップ湯けむり美人ひなぎくのアトリエぱにぱに!』として二作品、『ノベルデイズ』様に改稿前のもの、『魔法のiらんど』様と『エブリスタ』様に改稿後のものが掲載されています。
『ツギクル』様へのリンクがあります。
◆改稿版です。
◆よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 09:25:39
133472文字
会話率:38%
新宿の場末に佇む一軒のカフェ、その店の前で発生した人身事故に事件の匂いを嗅ぎ取ったのは東新宿署の相庵警部だった。
店の名はルナティック・イン、独特のハーブティーが評判の人気店だった。ハーブと事故に何かを感じた警部は早速店に乗り込むもけん
もほろろの門前払いだ。そこで警部は一人の女性に相談を持ち掛けた。
ママと名乗るその女性はこの新宿で知らぬ者はいないヤリ手だったが、裏の顔は様々なトラブルに介入しては利を掠める、いわゆる事件屋だった。そして彼女の命令で潜入捜査を命じられたのはまだ高校生の少年、小林大悟、彼はその見た目を生かしての女装を得意とする、ミエルと名乗る男の娘だった。
ミエルは偽名を使って首尾よく店に採用される。そこには月夜野蓮花を筆頭に月齢の名を持つ四人のメイドがいた。望月、眉月、待宵そして有明、中でもわずかの差で先輩の有明なる新人メイドはミエルにやたらと厳しくあたる。しかしそれはカムフラージュ、彼女はこの店の秘密を探ろうと画策しているのだった。有明の真名は明日葉晶子、そう、彼女は先の事故で死亡した被害者の妹だったのだ。
敵討ちとミッション遂行、理由は異なれど目的が同じ二人の行動は店の運営を担う眉月と待宵には見透かされていた。やがて晶子はその一挙手一投足まで監視され始める。まさに八方塞がり、日に日に焦る晶子が暴走すればミエルのミッションも台無しだ。ついにミエルは彼女に協力を提案する。共闘しようと策を講じるミエルだったが、そんな彼もまたマークされていた。
さて、彼は店の秘密を手に入れることができるのだろうか?
犯罪小説風味の現代ドラマをお楽しみください。
※本作はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※本作はカクヨムにて公開、完結した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 21:00:00
85763文字
会話率:55%
俺の名前は朝霧圭吾。高校二年生。
勉強もスポーツも、今まで努力していたから、そこそここなせる。
何故俺が努力を続けていたかというと、片思いの相手が居るからだ。
幼馴染の宮島蓮花。
黒髪ストレートのロング、キリっとした目つき、誰にでも優しい性
格、そして何と言っても、巨乳!
そんな蓮花の好きなタイプを聞いてみた。
蓮花の好きなタイプとは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 18:21:53
11227文字
会話率:59%
付き合っていた彼女に振られ、居酒屋で友人と店主に慰められながらとんかつ定食とカツ丼を纏めて食う男、黒咲蓮花。
家に帰り、寝床につき、起床した彼の目の前には…なんか変なバッタみたいなのが居た。
それを切っ掛けにして、彼は知りもしない
警察の特殊部隊やら軍の特殊部隊やらマフィアやらの抗争とか戦いに巻き込まれていくことになる。
「うるせぇ! 知るかぁ!! 死ねぇ!!」
そう言って、よくわからん奴等に蹴りを叩き込む彼の明日はどっちだ……本当にどっちなんだろ。
これは変なバッタに懐かれた挙げ句一体化され、戦闘時に足に何処かの地獄兄弟みたいなのが付けられる男の、日常と非日常を行ったり来たりする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 14:13:04
10830文字
会話率:22%
ミステリー短編。
奇妙な孤島で起こった集団服毒事件の真相とその歴史的な背景、及び小さな世界の終わりについて。
最終更新:2023-03-20 17:00:00
10430文字
会話率:2%
友人の八枝が彼氏とケンカしたらしい。そう聞いた蓮花はまんじりとしないながらも帰宅する。
何でもない日常。1日が終わり翌日に。八枝から電話があった。
蓮花は彼女の話を聞きながら彼氏と仲直りできるように願うが……。
最終更新:2022-11-16 13:56:36
2622文字
会話率:29%
僕、日原大和は入学式の日に喧嘩を売られている人を見つけた。
僕は中学の頃は部活ばかりやっていてあんまりクラスに馴染めずそのまま卒業した。
そのせいかあんまり性格は結構控えめだと思う。
そして僕は彼女、鷹宮蓮花さんと出会った。
最初は喧嘩ばか
りしていたらしいけど高校に上がる時に少しだけ喧嘩から離れてたらしい。
僕はこういう人と関わることはないだろうなと
思っていた矢先だった。
喧嘩を売られて急に殴りあいを始めたからこれはヤバくないかと思っていたらすぐに駆け出していた。
それにより頭と腕と肩を怪我した。
その後すぐに動けない僕の変わりにそいつらを
殴って、紙に『俺達は負け犬でーす』て書いていたので少し面白かった。
だけどあの『後は私がやるから』と言われて少し胸が高鳴った。
そしてその後家に帰ると。
「すまん日原家に今日から匿ってくれ!!」
「いいですよ鷹宮さん」
優しいヤンキーな彼女を助けたところから始まる、言葉はキツイけど優しいヤンキーとの関係。
頭から多量出血して看病してもらったり、利き腕が折れていたので料理を毎日作ってもらったり、二人でバイクに乗ったりして色々な所を回ったり、たまに不良連中に絡まれたり。
最初は家に怯えるように来ていたけど次第に仲良くなりいつも通りになっていった鷹宮さんと、結構ボーッと生きてきた僕に生き方を教えてくれた彼女に興味を持つようになってしまった大和。
これは少し変わった関係の二人のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 13:00:00
22381文字
会話率:52%
高校2年、新色伊折は進級初日、自分のクラスに転校してきた少女、白渡蓮花に絡まれる。彼女は中学時代、自分の立場を壊した因縁深い(と思っている)相手だった。困惑の中、何を考えているかよく分からない幼馴染の後輩、黒瀬楓との間との関係も変わってき
て...
新たな環境に馴染めず、昔からの交友に囚われ続ける少年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 00:00:00
61380文字
会話率:50%
下級貴族の親をもつ5人姉弟の長女 蓮花(リェンファ)。
借金返済で苦しむ家計を助けるために後宮へと働きに出る。穏やかな暮らしの中出会うのは翡翠の色の目をした青年。さらに思いもよらぬ思惑に巻き込まれてゆく・・・・・・。
最終更新:2022-08-25 00:07:48
45019文字
会話率:60%
「バーノン侯爵令嬢、これまでのアイリスへの無礼の数々、さすがに目に余るものがある。」
学園の卒業パーティ。
婚約者が迎えに来なかった私は、恥を忍んでたった一人で会場入りしたところで、そう告げられた。
私の目の前には私の婚約者であり、この
国の第二王子であるカーティス殿下。そして、その腕に抱きしめられているアイリス。
カーティス殿下から告げられる無礼の数々は、たしかにどれも私のしたことだけれど……。でも、どれも常識の範囲内だと思うのは私だけ?
なんだか、カーティス殿下と話が噛み合わないんだけれど……?
どうやら私は何か重大な勘違いをしている!?
果たして、私の勘違いとは。
婚約破棄と見せかけてのそうじゃない物語を書きたくて書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 20:26:29
6074文字
会話率:36%
スヴィトロ王国には厳格に守られている慣習がある。それは、筆頭聖女が必ず王家の養女に迎えられるというもの。新しい筆頭聖女に選ばれたアリスは、今や国中で噂の的になっている。
昨年先代の国王陛下が若くして急逝し、王位を継いだのは当時十八歳のダニ
エル王太子だった。
そんなダニエル王太子には幼い頃からお互いを慕いあっている婚約者がいる。それがアリスだった。
若くして王となり、その聡明さから賢王になるだろうと噂されているダニエル。
あらゆる才に秀で、その優しさと美しさで皆から慕われているアリス。
この二人が結婚することを国民たちは楽しみにしていた。
しかし、筆頭聖女が王の娘となるのは国の定め。
惹かれ合い、仲睦まじく愛を育んでいた二人は、父と娘という間柄に変わってしまう。悲しき運命に翻弄される二人。
しかし……そんな噂の影で暗躍する者が???
このお話は、ダニエル陛下とアリス筆頭聖女が、ハッピーエンドを追い求める物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 00:00:00
9169文字
会話率:31%
魔族と人族が戦争をしていたのは先代魔王の治世まで。先代魔王は穏健派で知られ、これまでの人族を攻め滅ぼす戦略を是としなかった。その上で歴代最強の名を恣にし、武術、魔術ともに他を圧倒する。
魔族を力で従わせ、人族には交渉で価値を示し、長い長い魔
族と人族との戦争に終止符を打ったのだ。
そんな先代魔王の娘であるソフィアには秘密があった……それは【人族】だということ。
人族だってバレたらまずい!?だったら誰よりも魔族っぽくならなきゃ!……そう思ってたら魔王になってたんだけど!どういうことですかお父様!!??
こうなったら初志貫徹!誰よりも魔族っぽく!誰よりも魔王っぽく!しっかりと魔王国を栄えさせてみせるんだからねーー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 22:00:00
91249文字
会話率:29%