月の女神の守護を特に受ける国である
魔法大国である『サフラ巫子王国』
の若き女王が、
成人もそこそこに父親の分からない子どもを
産んだ。
しかも何と判で押したように
赤い髪に緑の瞳をしたそっくりな同じ顔をした
男の子と女の子2人ずつの4
つ子だと言う。
強い魔力を持った愛らしい子どもたちは
母親である女王はもとより、
王宮の人たちに祝福され可愛がられ
見守られながらほのぼのと成長してゆくのだった。
(自作品「王宮ちっちゃな物語」の転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-16 22:38:45
49537文字
会話率:32%
巫子王の子、父譲りの神の力を持つ幼い少年アルバ。
彼は、自分を飲み込まんばかりに巨大なモノに向かい叫んだ。
「お願いケートス<海の怪物>皆を救って!
この体の血・・・この身も、心も、魂も全部、全部・・・・・貴方に捧げるから・・・」
少
年の海<アクアブルー>の瞳は痛々しいばかりに真剣だった。
(自サイト「暁海の大帝」より転載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-19 14:52:10
16492文字
会話率:16%
『失った記憶の中の愛しい人
分からない・・・・何も知らないけれど・・・何故?』
神の力を持つ巫子王シルクに愛された侍女ルージュは、
愛した人シルクが、手が届かない存在である
巫子王であること、家族の仇がシルクの姉出会ったことを知り
苦しみ
のあまりに身を投げたが・・・・
もうこれ以上苦しめまいとシルクによってルージュは、
全ての記憶を消された。
そして、
遠くの地にてルージュは、知らず宿っていたシルクの子を産んだ。
(自作品「暁海の聖母」の転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 23:00:00
16134文字
会話率:23%