宗教と科学で構築されていた世界に、魔術が生まれた。この世界は科学の世の中で急激に魔術が進化した世界。魔術が生まれて数十年が経った。
主人公こと、轟 神威(とどろき かむい)は「アンチ」という過去にテロ組織であった魔術ギルド、今はなんでも屋に
成り果てた店に身寄りを置いている。時には殺人依頼もくるほどのなんでも屋だった。ある日、政府公認の殺人依頼が来た。ターゲットは同じクラスである音海由依(おとみ ゆい)。なんとなく、神威は政府を敵に回して由依を守ることに決めた。この気持ちはなんなのか知りたい。それを阻む者。曲げたい者。奪い取りたい者。辛くなる者。
そんな、淡い気持ちの数々。
彼の回りを囲む色々な感情の中に一際、異情な感情。
ーーーーー知ったらきっと辛いわよ。ねぇ、私に飲まれてよ。求めてよ。
自意識に語りかけてくる誰か。
その正体は、、、七つの大罪。色欲の罪。
この感情の全ては「愛」だった。
青春語で「恋心」という。
渾身の異能バトルラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 02:11:10
5174文字
会話率:55%
見た目も性格も問題あり、タバコと酒をこよなく愛する神父ここにあり! そんな駄目神父だが、エクソシストの腕としては有名。今日も不可解な事件を、宗教と科学の視点から解決する。
今回の依頼は、この部屋にいると狂う!? 依頼者の主が精神病院行き
になり、うわ言で「黒い影が――」と繰り返す。問題は部屋なのか? 単なる精神をきたした病気なのか? 解決に教皇庁からコーディアス神父が派遣されることになる。コーディアス神父が解決する中で、その部屋で殺人事件が起きてしまう。殺人事件が起きる程呪われているのか? それとも、これは人為的なことなのか? コーディアス神父お得意の20世紀になってもまだ珍しい科学的調査が幕を開ける。
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前作『西洋怪奇譚』シリーズの第二作目です。
よろしければ、こちらもご覧ください。
ホラーといいつつ、ゴシックホラーミステリー風味?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-29 01:05:33
13200文字
会話率:44%