心山将悟は超能力者であった。超能力といっても火を出せるとか電気を操れるとかそんなたいそうなものではなく、ただ日常生活にほんの少しだけ役立つかもしれない、相手の思いを汲み取るその程度の超能力だった。しかし、その超能力は当時小学生だったただの少
年には重過ぎるもので、少年は人との関わり合いを避けるようになり、それに伴って超能力も自然と使えなくなっていった。
これは心に傷を持つ元超能力者の青年がさまざまな超能力を持つ少女たちと送る一風変わった学園生活。
はたして青年は超能力を取り戻そうとするのだろうか
※バトルものじゃないです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 15:00:15
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会話率:56%