この話は、一読、漫画『金田一少年の事件簿』を思い出させるが、この事件を解決した、私の娘:田中綾は、作家の故高木彬光氏の生み出した名探偵:「神津恭介」のモデルになった人物の曾孫なのである。
では、この物語で語られる事件とは、一体、どのよ
うな事件だったのだろうか?
この事件は、不動高校の文化祭の時に、奇術部の最大の出し物「地獄のギロチン」で、本来は、玩具の生首が、宙を舞う筈だったのに、実際は生きた女子高生の生首が、宙を舞ったのである。しかも、この場面が、ユーチューブやネットで、日本いや世界中にも配信されたのである。
警察は、事件と事故の両方から操作を勧め、日本で有名な、天才的な奇術師2人にも見てもらった。彼らの見解は、ギロチンの刃を止める、2本の金属ピンが金属疲労で折れたものと結論付けた。
更に、金属疲労の権威の、T大の工学部の名誉教授にも見てもらったが、いかなる細工もされていず、これは金属疲労による事故だと断言した。
こうして、マスコミも大騒ぎした『地獄の学園祭事件』は、とりあえず事故と言う事で、決着したのだが……。
しかし、名探偵のモデルとなった祖祖父を持つ、私の娘自ら、この難事件に挑んで行ったのだ。
しかして、この事件は、あっと言う結末を迎えるのだ。
果たして、『地獄の学園祭事件』は、事故だったのか、事件だったのか?
事件だとすれば、一体、誰が、真犯人だったのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 14:26:46
15302文字
会話率:24%
ある休日、小学生の男子——嶋内敬太の遺体が自宅で発見された。現場には段ボールの箱が置いてあり、台所の角には血痕が残されていた。どこからどう見ても、段ボールに躓いての転倒、つまり事故死。しかし、「悪魔」と呼ばれる刑事——絹旗凛は、何か気にな
るようで……。
事故か、事件か? 嶋内家に殺意はあったのか? すべては「悪魔」だけが知っている……。
この作品は「カクヨム」「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-26 22:01:44
13820文字
会話率:56%
それは事故か、事件か、妄想か、怪異か…
金曜日の夜、それは始まった。
最終更新:2017-05-11 22:46:54
21659文字
会話率:30%