「お前を追放する」
若きパーティのリーダーに追放され、38歳のガルドは
行くあてもなく彷徨っていた。ある村の近くで、ガルドは夜に薬草を探す女薬師ミナと出会う。
ミナと話して心が少し和らぐガルドだったが、そこに魔獣が襲いかかってくる。
最終更新:2025-06-11 12:35:23
46662文字
会話率:53%
剣士ライン=キルトは、冒険者として名を馳せることを夢見て、血と汗と剣を捧げてきた。
幼い頃から剣を握り、パーティの中堅として名が通るようになったこの頃、ライン=キルトはようやく手応えを感じ始めていた。
……その矢先だった。
「悪い
けど、ここで終わりにしましょう、ライン。あなたには……未来がないもの」
恋人であり、仲間でもあった魔術師アイリスが、そう言い放った時、何を言われているのか理解できなかった。
「……どういう意味だ、それは」
アイリスは視線を逸らし、パーティのリーダーであるグレイが代わって口を開く。
「すまない、ライン。お前の剣の腕が信用できないわけじゃない。だが……今回、新たに加わることになった“彼”が条件を出してきたんだ」
「“彼”?」
聞き返すまでもない。今、貴族の道楽で冒険者を気取っている、あの男――リオネル=ダンバリー伯爵家の令息だ。
小手先の魔法と派手な装備を振りかざし、貧乏くさい冒険者の中でやたらと目立っていた。金とコネで危険な任務を避け、戦果だけを誇る男。
その男が言ったというのだ。「アイリスを専属魔導士にする。だが、あの“しがない剣士”とは縁を切ることが条件だ」と。
「私……選んだの。ごめんなさい、ライン」
目を伏せるアイリスの言葉に、ラインの胸は張り裂けそうになった。
何も言えず、何も聞こえず――店の扉を開け、ふらふらと外へ出た。
気がつけば、ギルドの前に立っていた。
まだ陽が高い。依頼掲示板の前に人だかりができている。
ラインは、呼吸を整えて掲示板に目をやった。これまで何度も挑んできたように――ひとりででも、やってやる。
「すみませんねえ、ラインさん。最近、伯爵家からの圧力がありまして……あなたに依頼を渡すのは、ちょっと……」
この街の冒険者ギルドでの依頼は受けられなくなっていた。
夕刻。人通りの少ない裏道。
貴族に歯向かえば、全てを失う。それが“この街”――貴族が支配する街の現実。
だが、だからこそ、ラインの中に燃え盛るものがあった。
「見ていろ、アイリス……ダンバリー……」
その時、ラインの中で何かが生まれた!それは、剣聖になる決意!
この時、剣聖ラインへの道が誕生した。
このまま終わってたまるか。
ここからラインの復讐劇が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 08:20:00
142007文字
会話率:35%
「冷静に考えると冒険者ってコソコソ走り回って宝箱開けてるだけで成立しね?」
その一言が世を大忍者時代へ導いた!
『勇者』『剣聖』『賢者』『聖女』――強力なジョブを持つ冒険者たちが界隈を席巻していたのも今は昔。ダンジョンの中を一切戦闘せず
に走り回って宝箱を開けまくってダッシュで帰るのがスタンダードスタイルと化した冒険者業界では『高速移動』『隠密』『鍵開け』の三技能が揃った『忍者』が大人気のジョブになっていた。
そんな『需要>供給』のバブルな冒険忍者界隈に流星のように現れ、流星のように追放されて無職になった爆音忍者四人衆がいた!
必殺技で轟音響かす爆熱忍者。
足音のボリュームが常軌を逸している最速忍者。
鍵開けのたびに怒り狂って全てを破壊する強盗忍者。
なんかずっと歌ってる人。
四人はそれぞれ別々の場所から追放され、しかし類は友を呼ぶというか、ゴミはゴミ箱にというか、そんな調子で一ヶ所に集ってしまった!
パーティのリーダーは、子爵令嬢フェリシー・フェリアーモ――二ヶ月以内に莫大な借金を返さなければ将来設計が終わってしまう彼女は、【急募】【短期間で稼ぎ切りたい方向け】の求人に釣られて来たこんなやつらを見事まとめ上げて人生を続けることができるのか。
普通に考えるとできないし、今更焦ってももう遅い!
それでも知恵と工夫と気合と気合と気合と忍者の超スピードで全部どうにかするのだ!
という感じの勢い系ファンタジー。
□16万字程度(原稿完成済み)
□毎日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 12:03:00
181532文字
会話率:46%
「キミには一度パーティを抜けてもらいたい。」
パーティのリーダーであるローズに冷たい視線でそう言われ、変速魔法の使い手であるシュユはギルドを飛び出した。
失われた絆に打ちひしがれ、1人酒場で呑んだくれていたシュユの目の前に現れたのは正体不明
のオネエ!?
シュユは自分も知らない魔法の秘密、そして自分自身と向き合ってここから逆転できるのか?
誰よりも早い魔法使いの逆転劇が今始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-24 21:00:00
23288文字
会話率:52%
人格異常、常識欠落、協調困難、能力極端――しかし、実力最強。
そんな尖ったメンバーたちを率いるのは、凡庸凡才の少女だった。
<勇者協会>新人のエステルは、元のパーティを追放された者ばかりが集まる、異色の勇者パーティのリーダーに
突然任命される。魔族と戦うクエストをこなしつつ、メンバーたち一人一人とじっくり向き合い、勇者パーティ<ゼータ>は正式に結成されるに至った。
そんな折、エステルたちは新しい勇者パーティの手伝いを依頼される。
そのパーティは一見するとエリートの集まりだが、やはりそれぞれ問題を抱えており、しかもリーダーは陰謀に巻き込まれたこの国の皇子だという。
エステルたち率いる「最凶パーティ」は、国家危機に立ち向かう。
※カクヨム様でも掲載中
※第二部始動!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 12:11:16
1268179文字
会話率:50%
S級パーティの剣士であるアニエスは、ずっと同じパーティのリーダーに片想いしていた。
ダンジョンボスを倒した次の日、リーダーに話があると言われたアニエスは、ついに恋人になれると信じていた。
が、リーダーが待ち合わせに連れてきたのはギルドの受付
嬢。
リーダーに受付嬢と結婚を前提に付き合うことを打ち明けられたアニエスは、心がポッキリ折れた。
幼い頃から辛い修行に明け暮れ、ここまでの強さを手に入れたのに選ばれるのは綺麗でか弱い女の子。
それなら冒険者なんて辞めてやる。
私だって誰かに守られるかわいい女の子になりたい。
誰かと幸せになりたい。
アニエスは傷心のまま他国に渡り、見知らぬ街を彷徨う。
疲れ切った所を荷馬車に乗った男性に拾われ、ついて行くと、そこは街の食堂だった。
かわいい制服を着てにこやかに客に料理を運ぶ給仕係。
みんなが彼女を優しい目で見ている。
女子力の塊だ…。
そう思ったアニエスはアニーと名乗り、メイクや髪の手入れ、服装を研究した。
さあ、これで私もどこから見てもかわいい女の子。
誰も元S級なんて思わないはず。
新しい恋ができるに違いない。
普通の女の子になりたい、普通じゃない身体能力の給仕係。
アニーは幸せな恋愛ができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 12:00:29
83515文字
会話率:47%
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意
する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 00:00:00
140242文字
会話率:52%
魔王を倒した最強のパーティのリーダーで伝説の勇者、アーサー・カイザーリング。大金を手にし、すっかり調子に乗ったメンバーから追放を言い渡される。
あっさりと追放されてしまった伝説の勇者アーサーだが、彼にはパーティ仲間にも言っていない秘密が
あった。それは、魔王とすっかり仲良しになっていて、たまに一緒に遊ぶ仲であったということ。
そんなアーサーが、漆黒の魔王スコット・マオウダゼと共に、スローライフを展開していく、ほのぼのとした物語。
……しかし、なんとアーサーを追放したパーティはすぐさま没落し、再びアーサーに助けを求めに来る!
「アーサー、やっぱりお前の力が必要なんだっ!」
「えー、嫌だよ。今旅行の最中だから邪魔しないでくれる?」
※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 23:33:14
26794文字
会話率:48%
「サーラ・ロステム! 今日を限りでお前をパーティから追放する!」
なーんて仰々しいイベントが起きることなく、私は差し出された解雇通知書にサインした。
解雇理由はパーティのリーダー、アルとの痴情のもつれ。
それなりにいい職場だったので残念
だったけど、私はいい歳した大人(アラサー)。
粛々と退職金を受け取り、3年間お世話になった仲間たちと別れた。
私が異世界から来た聖女ということは、最後まで隠し通したまま。
「クビになったもんは仕方ないわよね。東で美味しい魚でも食べようっと」
そんな気ままな旅を続けていた途中、魔物に襲われていた旅人を救う。
1人は獣人の血を引く黒髪金目のロイ・シュバルツ。
もう1人はエルフの血を引く金髪緑目のシエル・グランディール。
そのままサヨナラしようとする私に、2人は「3食昼寝付きで雇うから、領地開拓に力を貸して!」と懇願してきた。
なんでも、シエルが与えられた領地は長年放置された荒れた土地だという。
成り行きとはいえ、再雇用された身。
新たな仲間たちと共に、領地を開拓しつつのんびりスローライフを満喫します!
※この物語は、トラウマ持ちコミュ障聖女がグランディールの生活の中で自分を取り戻していく救いと再生のお話です。
※作中、宗教のあり方について登場人物が言及する場面がありますが、物語上の演出であり、作者に特定の宗教を非難する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 07:33:35
403979文字
会話率:45%
スキル【限界突破】は、スキルに必ず訪れるレベルの限界を突破することができるスキル。
パーティ“剣の舞”の詠唱手(キャスター)、ゲンはそのスキルでパーティの仲間のスキルを限界突破させた。全員のスキルを限界突破させた後、ゲンはパーティの
リーダーに追放を宣告される。
追放理由は、至って簡潔なもので。
追放されたゲンを拾ったのは竜人の率いるパーティ“オリーブの鱗”。
そこで彼は衝撃の事実を知る。
『スキル【限界突破】は、自らも限界突破することができる』。
ゲンを追放したメンバーはそのことを知らずに彼を追い出した。昔のことは忘れて、これからは新しいパーティで冒険者生活を謳歌する!
追放から始まる、笑いあり涙あり二度目の追放ありのファンタジー長編!
評価・いいね・感想・レビュー・ブクマよろしくお願いします! 誤字報告も是非!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 19:56:31
115462文字
会話率:44%
パーティのリーダーマローは、ある日決心する。メンバーを追放しようと。
思い立ったら何とやら、彼は早速追放代行者を引き連れて、パーティメンバーの追放へ向かうのだった。
最終更新:2025-03-15 20:12:54
2875文字
会話率:57%
「最弱職の盗賊なんて、勇者パーティーには不要なのさ!」
Sランク冒険者パーティのリーダーがそう宣言した時、声を荒げたのは盗賊のシビトではなく聖女のレイナだった。
レイナが抗議する中、シビトは勇者が内に秘めた馬鹿げた願い――女だけのパーテ
ィーを作ってハーレムを味わいたいという理由に呆れて、自分から出ていく事にする。
しかし、勇者は聖女として清い身でなくてはならないレイナにまで手を掛けようとしていた。
幼馴染だったレイナのため、シビトはSランクの盗賊として隠してきた本気を出して、レイナを『盗む』ことにした。
夜が訪れると、シビトは一人口にする。悪党の笑みを浮かべながら、「泥棒の時間だ」と。
あらゆる攻撃スキルに耐性のある最強の勇者と、ロクな攻撃スキルを持たない最弱の盗賊。
シビトの負けは確定しているようなものだった。しかし、その勝負は思わぬ行方を追い――?
勝率0%の先に紡がれる、やがて盗賊が国をも動かす物語。
短編『【連載版】最弱の盗賊だからと追放されたらパーティが崩壊した件~最高ランクの盗賊がS級パーティーを追放されたので、手切れ金代わりに聖剣とハーレムを盗んでやりました~』の続き、もとい連載版となります。短編の続きとなりますので、短編の方を読んでいなくても楽しめるようになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 18:11:38
100119文字
会話率:32%
『「最弱職の盗賊なんて、勇者パーティーには不要なのさ!」
Sランク冒険者パーティのリーダーがそう宣言した時、声を荒げたのは盗賊のシビトではなく聖女のレイナだった。
レイナが抗議する中、シビトは勇者が内に秘めた馬鹿げた願い――女だけのパー
ティーを作ってハーレムを味わいたいという理由に呆れて、自分から出ていく事にする。
しかし、勇者は聖女として清い身でなくてはならないレイナにまで手を掛けようとしていた。
幼馴染だったレイナのため、シビトはSランクの盗賊として隠してきた本気を出して、レイナを『盗む』ことにした。
夜が訪れると、シビトは一人口にする。悪党の笑みを浮かべながら、「泥棒の時間だ」と。
あらゆる攻撃スキルに耐性のある最強の勇者と、ロクな攻撃スキルを持たない最弱の盗賊。
シビトの負けは確定しているようなものだった。しかし――?』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 12:10:00
8499文字
会話率:31%
「最弱職の盗賊なんて、勇者パーティーには不要なのさ!」
Sランク冒険者パーティのリーダーがそう宣言した時、声を荒げたのは盗賊のシビトではなく聖女のレイナだった。
レイナが抗議する中、シビトは勇者が内に秘めた馬鹿げた願い――女だけのパーテ
ィーを作ってハーレムを味わいたいという理由に呆れて、自分から出ていく事にする。
しかし、勇者は聖女として清い身でなくてはならないレイナにまで手を掛けようとしていた。
パーティーで唯一優しく接してくれたレイナのため、シビトはSランクの盗賊として隠してきた本気を出して、レイナを『盗む』ことにした。
夜が訪れると、シビトは一人口にする。悪党の笑みを浮かべながら、「泥棒の時間だ」と。
あらゆる攻撃スキルに耐性のある最強の勇者と、ロクな攻撃スキルを持たない最弱の盗賊。
シビトの負けは確定しているようなものだった。しかし――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 18:03:24
7190文字
会話率:30%
主人公・山田一樹(25歳)は、ブラック企業での過労により命を落とし、気が付くと異世界に転生していた。しかし、転生先は人間ではなく、最弱モンスター「ヒヨコスライム」。ステータスはどれを見ても最弱、攻撃力はゼロ、防御力は紙並み。それどころか、周
囲のモンスターにすら無視されるほど弱小。
「これ、どうやって生き残ればいいんだ…?」
しかし、彼にはある“隠された能力”が備わっていた。それは「カリスマ・リンク」という特性。触れた相手に「絶対的な信頼感」を与え、相手が自ら協力を申し出る能力だった。最初はこの能力に気づかない一樹だったが、ある日偶然助けた村人が彼を「救世主様」と崇め出したことで事態は一変する。
その後、一樹の存在は噂となり、次々と異世界中の冒険者や勇者たちが「このヒヨコスライムを仲間にしたい!」と押しかけてくる。剣の達人、伝説の魔法使い、ドラゴンライダー――とてつもない実力者たちが一樹を守るために集結し、気が付けば一樹は最強のパーティのリーダーに!
しかし、一樹の目標は「平和に暮らしたい」ただそれだけ。だが、そんな彼の元には世界を揺るがす魔王討伐や国家間の紛争調停といった厄介ごとが舞い込むようになり――。
「頼むから、俺を普通に生きさせてくれ!」
最弱モンスターが最強パーティを率いて異世界を駆け抜ける、ドタバタ転生冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:44:07
1883文字
会話率:43%
A級パーティに荷物持ちとして参加していたオッサン、ダンザはある日パーティのリーダーであるザイロスに囮にされ、神竜に丸呑みされる。
神竜の中は食料も水も何もない。あるのは薄ピンク色の壁……神竜の肉壁だけだ。だからダンザは肉壁から剝ぎ取った神竜
の肉で腹を満たし、剥ぎ取る際に噴き出してきた神竜の血で喉を潤した。そうやって神竜の中で過ごすこと182日……彼の体はリザードマンになっていた。
しかもどうやらただのリザードマンではないらしく、その鱗は神竜の鱗、その血液は神竜の血液、その眼は神竜の眼と同等のモノになっていた。ダンザは異形の体に戸惑いつつも、幼き頃から欲していた『強さ』を手に入れたことを喜び、それを正しく使おうと誓った。
さぁ始めよう。ずっと憧れていた英雄譚を。
……主人公はリザードマンだけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 19:39:03
160112文字
会話率:47%
SSSクラスの天才ヒーラーのミレート・ガレオーテは、あるクエストの失敗から冒険者ギルドを永久追放されてしまう。
「ミレート、お前みたいに回復術すらケチるような奴はクビだ! 『大回復』も使えないような雑魚ヒーラーは二度と冒険者を名乗れなくし
てやる……!」
しかし、彼は知っていた。
回復術は万能ではない。
弱い人間にかければ、逆に重荷にしてしまう……ときにはかけられた人間を精神的にも肉体的にも崩壊させてしまうのだと。
町から離れ森のなかを歩いているとき、ミレートは彼の最高回復術である『大回復』をかけても負担のない、最強の女戦士と出逢う。
彼女の名前はロシナ・ガウラ。
彼女の正体は、この国の姫騎士であり、魔王討伐の最終任務に赴こうとする勇者パーティのリーダーだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 00:40:13
78042文字
会話率:52%
「今日をもってパーティから――今日を、もって……ん?」ふと気づくと、追放系アニメのざまぁされる悪役パーティのリーダーに転生していた。
ここで物語の主人公であるケインを追放したら、アニメの展開通りざまぁされて、死亡ルートに突入してしまう。
そんな展開を防ぐために、自分を追放することにしたロイド。
ざまぁ展開から逃れることができたと喜ぶが、ギルドの嫌われ者過ぎて誰もパーティを組んでくれない。
これも、ロイドが人のスキルを奪う『スティール』を使って、嫌がらせをしてきたツケだろう。
……いや、このスキルって転生先としては当たり過ぎないか?
あれ? そういえば、ケインを追放しなかったら、主人公と旅をするはずだったヒロインたちはどうなるんだ?
そして、追放されなかったケインは一体……え、おまえケインなのか?
悪役リーダーが主人公を追放せずに力を認めたらどうなるのか。そんなもしもの展開のお話。
※他サイトでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 11:20:53
128453文字
会話率:34%
※本作は『ある盾役の憂鬱』の外伝です。先に本編をお読みいただくことを推奨します。
https://ncode.syosetu.com/n0811if/
【あらすじ】
「パーティメンバーを増やそうと思っているんだ」
冒険者パーティ
『レニゴールの絶対守護者』に所属する魔法士ヨネサンは、リーダーのカイルからそう告げられた。
候補となっているのは小さな村で暮らすアリーシャという名の少女。類まれな魔法の才能を持つその少女は、モンスターの魔の手から領主の命を守ったのだという。
ヨネサンはリアム、シェルファ、ライザールらと共に村へ赴き、アリーシャをパーティへと誘うが、彼女にはそれに応じることができない、ある事情があった。
冒険者に憧れ、魔法士を志しているはずの少女が頑なに仲間になることを拒むのはなぜなのか。その胸の内に秘めたる想いとは――。
『ある盾役の憂鬱』の一年前。アリーシャとの出会いとパーティの結束を描く外伝シリーズ第一弾!
【登場人物】
ヨネサン 本作の主人公。冒険者パーティ『レニゴールの絶対守護者』に所属する攻撃役。魔力付与が得意な魔法士。
アリーシャ 小さな村で暮らす少女。冒険者に憧れている。
リアム パーティの盾役。寡黙で屈強な戦士。
シェルファ パーティの回復役。精霊魔法を操るエルフ族の少女。
ライザール パーティの攻撃役。あらゆる攻撃魔法を使いこなす天才魔法士。
カイル パーティのリーダー。戦士。
ダイアナ パーティの回復役。魔法士。
イスタリス パーティの攻撃役。魔法士。
――――――――――――――――
全十六話の中編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:11:23
62307文字
会話率:38%
騎士団一最弱な男と姫様は追っ手から逃げる途中、安直な考えから魔法が一番強い冒険者パーティのリーダーと何も出来なくて使えない変身少女の荷物持ちになりました。
最終更新:2024-04-14 23:18:53
24364文字
会話率:57%
◎ 主な登場人物
・大男(オーオ):主人公の大男。戦士。
・勇者:主人公と同じ冒険者パーティのリーダー
・リリーナ:若い女性の僧侶。
・フラメンス:女性の魔法使い。
・母:故郷で小作農を営む、主人公の母
(2024年3月17
日、完結しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 16:04:01
10423文字
会話率:21%
「だから私魔力がないんですって。」
魔力が0なのにパーティのリーダーに半ば無理矢理魔法使いにさせられた少女ミリーナ、ミリーナの夢はただ1つ戦士になること、それのために職業を戦士に変えれる街、ジョブへと馬車を進ませるのであった。
最終更新:2024-02-20 08:00:00
7818文字
会話率:58%