ジャンクの丘で、たい焼きを待つポンコツAI。
帰ってこない“マスター”を信じて、今日も空腹と戦いながら、静かに座っている――。
潮の風、野良猫の声、ホログラムの月。
そして、甘く香ばしい、たい焼きの記憶。
これは、あるAIのちいさな想い
出と、レモンの風が吹く町で紡がれる、
「さよなら」と「はじまり」の、ちょっとだけ温かい物語。
本作は、本編『Last code:Vertia』と世界観を共有した、
“ゆるSF × たい焼き × ポンコツAI”の短編です!
本編未読でも、美味しく味わえます まずは軽く、つまみ食い気分でどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 01:02:09
1531文字
会話率:16%