高校二年生の双葉は従兄弟の正兄に憧れている。恋愛の好きと誤解されやすいが、あくまで憧れ。彼氏の時也は時々、正兄に嫉妬する。 親友の美樹は双葉は正兄が好きだと言って譲らない。 憧れと好きを区別している双葉の考えはあまりみんなに理解されない。
ある日、双葉は正兄が完璧な人間ではないと知る。完璧になりたい双葉は目指す対象を見失ってしまう。
本当はぐにゃぐにゃ歪んでいたこころ、わたしは透明で円く真っ直ぐいたかった。高校二年生の双葉が自分に向き合う青春ストーリー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 09:53:05
31951文字
会話率:34%
朝、いつものように起きたのだが、気分が酷く悪い。
いや、悪いなんてもんじゃない。視界に入るものその全てが、ぐにゃりと歪んで見えるのだ。
テレビ、冷蔵庫、時計、トイレの便器までも溶けた飴細工のように歪んでおり、えらく座りづらかった。
ぐにゃぐにゃしたマグカップでコーヒーを啜り、ぐにゃりパンを胃に流し込み、ぐにゃぐにゃしたスーツを着て、まだベッドで眠る妻にそっと声をかけ、家を出る。
当然、病院に行くべきだと思ったのだが、休めるような立場にはないのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 11:00:00
785文字
会話率:6%
この国の前王妃が亡くなって数日後、未だ冷めやらぬ悲しみの中ベッドで過ごす第一王子ラファエロ。
ノックもなく入室した新王妃ビルモアは、投げ捨てるように言い放つ。
「おまえなど、この国に必要ないのだ。 生かして貰っているだけ、ありがたいと思う
のね」
ビルモアはそう言い放ち、ラファエロに向かって呪文を唱えた。
「!ノクャジイサ レナニムイラ、ス、テンナエマオ!
するとラファエロの体は、真っ青なスライムになった。
そして、小さくて鉄柵付きの檻に入れられたのだ。
勿論スライムになれば骨もなくぐにゃぐにゃボディなので、そんな所出入り自由なはずなんだけど。 残念ながら人間の気持ちが強いラファエロは、この事実を受け止められず檻から出ることもできなかった。
慣れた頃に外の会話を聞くと、驚きの内容だった……………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 20:40:08
9954文字
会話率:23%
――けれどもこれはハッピーエンドなので、今日はとてもいい日でした。
空の色は■。ブロック塀はぐにゃぐにゃ。少しおかしな春だった。けれども「とてもいい日」だった。……そうでしょう。
春にぐにゃぐにゃになる低温純文。
この作品はカクヨム・ノベ
プラ・プロローグ・自サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 18:34:14
1515文字
会話率:0%
料理と料理系異世界小説をこよなく愛す多趣味万能型神崎奏25歳の一般OL。
会社から帰宅途中、書店に立ち寄り新作の料理系異世界小説と料理本を買いルンルン気分で帰っていたら
二足歩行の猫!?かと思ったら黒い猫耳のパーカーを着た謎の少年が奏の手を
引っ張り走り出す。
物凄い勢いで走りながら謎の少年が呟く、、、ゲートが来る。急がなきゃ。急いで。
不思議な展開に焦る奏。5分位走っていたら横断歩道に差し掛かり赤信号、、お構いなく謎の少年が走り奏は日本人の性で立ち止まる。その瞬間に手が離れ少年が横断歩道の真ん中で立ち止まって奏に早く!おいで!と催促する。そして、かなりのスピードを出した大型トラックが!!
けたたましいクラクションが鳴り響く、、、少年は何食わぬ顔で動こうとせず奏を呼んでいる。
怖い気持ちを押し殺して謎の少年を助けようと走り出し少年の手を握った。大型トラックまで後数センチ。
少年だけでもと思って少年の方を見たら微笑んで「大丈夫。」と呟いた。その言葉に唖然としていたら、
大型トラックの正面がぽっかり穴が開いて中がぐにゃぐにゃ動いている。キラキラのエフェクトさえ見える。
謎の少年は、奏の手を再度引っ張り大型トラックの正面に向かって走り出す!!
二人共大型トラックの正面の穴に飛び込みぐにゃぐにゃに飲み込まれ重力に逆らうかの様に落ちてゆく。
胃がグッとなる感じの浮遊感。ゆっくり落ちているはずなのにジェットコースター感覚。
理解出来ない状況にこんがらがる奏。3分位で落下の終着点へ、、、。
そこは、天界でした。神様現れ異世界転生を頼まれた。ハチャメチャな展開で憧れの異世界転生へ!!
転生先は、どっかの乙女ゲームの悪役伯爵令嬢で発展の乏しい異世界、、勿論、、食事が不味い!それを、体験した奏。異世界発展に多趣味万能型が本領発揮する。ヒロインがいつの間にか悪役に!?奏は、断罪イベントを逆に楽しみにする始末。神託もこなしつつ自由Life。料理したり、餌漬けしたり、冒険したり、村を開拓したりetc...。
これが、私のStory。
不思議な異世界の悪役令嬢の味をご堪能あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 22:00:00
1393文字
会話率:27%
これは地球に住んでいた青年の物語。彼は若くして死んでしまい、異世界へと転生するが…彼は、ヒトではない怪物へと転生してしまう。それは、白い、ぐにゃぐにゃとした軟体生物であった…
…が、生来の明るい性格で元気に生きぬきます!「べ、べつに人間じ
ゃないけど、関係ないよねっ!」とか謎のツンデレ(?)も発揮したりしなかったり(しません)しながらほのぼのライフ目指して全国行脚へれっつごー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-16 23:00:00
18457文字
会話率:24%
包丁の人。 さくさく。
笑うお花。 けたけた。
喋るお魚。 ぴちぴち。
真っ黒な塊。 ぐるぐる。
目玉の壁。 ぎょろぎょろ。
沈む床。 ぐにゃぐにゃ。
空飛ぶ空き缶。 ぴゅーぴゅー。
走るホッチキス。 かちかち。
大きな大き
な犬。 わんわん。
追いかけてくる人。 すたすた。
血の涙を流す女の人。 しくしく。
跳ねてる生首。 ぽんぽん。
悩む人。 うんうん。
定規のギロチン。 ばつんばつん。
夢見る私。 すやすや。
夢は人の心を写す。 夢は人の想いを写す。 夢は人の悩みを写す。
私は夢喰らい、夢喰らいの夢花。 さぁさ、今宵も人の夢を食べましょう。 人の悩みを食べましょう。
私の名前は、夢喰らいの夢花。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-22 17:04:03
14368文字
会話率:61%
恋愛下手の恵那。マイペースで言葉足らずな慎司。恵那の良き理解者の亮平。近づいたり離れたり。ぐにゃぐにゃの曲線は交わらない。
最終更新:2015-02-18 23:56:07
1025文字
会話率:0%
全く分からない。
時間軸はぐにゃぐにゃですが、分かりやすく書いていきます。
最終更新:2014-07-20 16:22:42
717文字
会話率:42%
うちゃぁ古くからやってる魚屋だがね。世の中便利なことは結構でございますが、いささかぐにゃぐにゃして気持ち悪い。しかし、世の中にゃこんな女の子も居るモンなんだね?ぴっと筋の入った一本気な小さな女の子なんざ今時、お目にかかれたモンでもない。ち
ぃとばかり、言ってる事が奇っ怪にございましょうが、そこはそれ、預かり知らぬ別の話と置いておいて、ちょっと見てやってくりゃしあせんか?――『ミッドナイトウルヴス』の石田昌行が送る『たーみねったのーりたーん!』短編『鰯の頭も信心から』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-13 00:07:53
6529文字
会話率:24%