人間と人間ではないもの、ヒトである者とヒトであるといえないもの。いつそんな境界線が決まったのかはさっぱりわからないが、この世界には明確にその「区別」が存在する。
人であることを苦しいと言い、人でないことを悍ましいという。支え合えば幸せな
のか、立てなくなったものに寄り添う幼子は人ではないのか。一方通行の均衡の瀬戸際に立つ俺達だけが知る、曖昧な境界線。
これは、俺達が司る天秤の話。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-27 10:33:01
536447文字
会話率:75%
物語といえないほどの短編置き場です。
書きたいところを書いているだけなのでご了承ください。
いずれ増えるかもしれません。
最終更新:2025-07-26 09:00:00
68294文字
会話率:29%
この世には無数の宗教が有り、無数の神話がある。当然神様だって無数にいる。
だけど俺が出会ってしまったのは、はたして神ともいえない存在だった。始まりの吸血鬼を名乗るのはどうみても金髪女子高生。めっちゃ可愛いし、足はスラッと長いし、いい臭いする
し、やばいこれは好きになりそうだ。
各種世界の神様達と繰り広げるドタバタラブコメです。どんな感想でもいいんで送って下さい、お願いします。
週一更新を目指しますが、早く書けたら上げるようにします。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・ 名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 20:20:00
31819文字
会話率:49%
毎週水曜日、図書館のある敷地内のベンチで楽しげに読書談議をする若い男女がいた。
男性は王城に勤める役人と思われる貴族の青年で、相手の方はどこかの貴族の家のメイド見習いらしき、まだ少女といった方が適切だと思える女性だった。
いつし
か二人は互いに思い合うになっていたが、それを口に出したり感情を表すことはなかった。
二人が身分違いで結ばれることができないことなど一目瞭然だったからだ。
それ故にお互いに本名も住まいも伝えることはなかった。
そんな中、ちょっとしたすれ違いで、彼女は水曜日に図書館に現れなくなった。
彼女を探し出して謝罪したくても、彼女の居場所がわからない。それなら王都中の貴族の屋敷を調べてやると思ったが、彼にはやるべきことがあり、それを優先しなければならなかった。
それは母親が推し進めてくる縁談の阻止だった。
しかしその過程で偶然に想い人である少女と再会する。
そして二人は身分違いだけでなく、互いの両親が因縁の仲であることを知ってショックを受ける。
しかし、そんな辛い想いを隠しつつ、とある疑惑の解明に向かって二人は協力して行くことになる。
そして待ち受ける、二人の運命は……!!
クズ親のせいで辛い思いをして育った二人が、自己を犠牲にしても過去からずっと続いてきた犯罪を明らかにしていく、ちょっとだけサスペンス風の恋愛ものです。
ハッピーエンドで、ざまぁ有りです。作者は微ざまぁ専門なのですが、今回は過激なものはありませんが、微といはいえないかも……です!
あくまでも異世界の話で、出てくる社会制度も薬も植物も料理も虚実が混ざっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 13:00:00
165246文字
会話率:18%
単純に読み方が間違ってるとか、そういうものも含めて勘違いされてる事とか、間違われがちな事とかを解説する。
個人的に「〇〇は間違っていて、正しくは●●」というのは大嫌いなので、そういう形はとらない。そういう説もあるよね程度で。そして大体「正し
くは●●」って大抵間違ってるんだよね、そんな簡単に「〇〇は間違い」と言い切るのは無理でしょ。
「ガーターは間違いで正しくはガター」とかさ、確かにそうかもしれないけど、「じゃあ何でガーターと言う人が多い、多かった」のかしっかり調べないと何ともいえないよねって。
と、言いつつ1回目のテーマから「Wikipediaに書かれてる事間違ってるよね」から始まってるんだけどさ。
正直「聖徳太子なんていない、厩戸皇子だ!」とかも明らかに現代の教科書の方が「間違ってて」一部の頭のおかしい歴史学者の話を鵜呑みにしてるだけなんだけど、さすがにそういうのは扱わないと思う。
「聖徳太子と呼ばれた人物はいない」「あんな奇跡は起こしてない」というなら「イエス・キリストと呼ばれた人物はいない」し「復活だのそんな奇跡も起こしていない」から「イエス・キリストなんて存在しなかった」ってなってしまう。バカじゃないのかとしか思えない。「厩戸皇子なんていない」という主張ならまだスジは通ってるけど、それは「存在した」っていうんだもん、無茶苦茶だよ。
これに限らず、今「無意味に書き換わってる」日本の歴史多いよね。それは解釈の問題で、書き換える必要無いというのばかり書き換えられていく。日本書紀以外に記述が無いから信用出来ないというなら、じゃあ日本国内に記述が無い邪馬台国をまず否定するところから始めろよとか思っちゃうんだけど。ああ、全然あらすじになってないね。歴史系は多分扱わない。何が正しいかなんてわからないから。「三段撃ちなんてなかった」とか迂闊には書けないよな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 23:15:56
32302文字
会話率:1%
どう読み上げようとも世界は終わる。
なら、地平に立ってみようと彼女は決めました。
これはどうあっても救われない神なし世の中での、ホラーの後に残った終末に語られる愛のお話。
以下に関係するお話のリンクを記していますが、特にご覧に
ならなくても問題なくお読みいただけると思います。
前作「口が裂けてもいえないことば」:https://ncode.syosetu.com/n1375gx/
前々作「口が裂けてもいえないこと」:https://ncode.syosetu.com/n2078ed/
この作品はハーメルン様、カクヨム様、自サイト(https://tyasobahitori.com/kudan)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 22:58:23
17076文字
会話率:29%
とある宵、口裂け女の少女は切り裂きジャックによって損なわれた。
間違え続ける人間たち。暗躍する怪人足らず。そして全ては切り裂かれていく。
果たして口が裂けてもいえないことば、とは何か。
この作品はカクヨム様、ハーメルン様にも掲載し
ています。
前作、口が裂けてもいえないこと
https://ncode.syosetu.com/n2078ed/
※この作品は、前作を読まずとも楽しめるようには作っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 22:12:51
47701文字
会話率:41%
夏のある夜、迷妄少年と、傍観少女は、怪奇と出会う。
愛されないヒトガタ達の居場所、ゴミ捨て場にて、口裂け女の少女は、赤マントの人間は、彼らを使って何を成すのだろうか。
この作品はカクヨム様、ハーメルン様にも掲載しています。
最終更新:2018-05-07 23:35:25
80684文字
会話率:46%
とあるところに、身分を捨て、名を捨てた少女がいた。
少女はノーツという新たな名前を名付けられた。
しかしその名前は"持たざる者"という意味で名付けられた蔑称であり、忌むべき名前。
決して恵まれたとはいえ
ない彼女の周囲には、おなじく闇を抱えた少年、少女が集う。
彼女は彼らを救うことが出来るのか、それとも――?
これは、すべてを捨てた少女が安住の地を求めて旅をする物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 16:15:25
25240文字
会話率:37%
男は口下手で、とても営業に向いているとはいえない容姿であった。
営業が苦手な男は、営業に行かなくてもいい言い訳を考えることにした。
考えているうちに、男は立派な営業マンになっていた。
最終更新:2025-06-09 23:09:39
2245文字
会話率:56%
自己肯定感が低い僕——友川和樹は高校2年生。
ある日、クラスで一番の美少女——白石玲奈に告白されるが、何も答えられず逃げてしまう。
僕を好きだなんていう子がいるわけない。あれは何かの間違いだ。でなきゃ、からかっているに違いない……。
と
ころが。
一人暮らしのアパートに帰ってみると、玲奈が待っていた。
「私を好きだと言ってくれるまで、週一で通ってあげる。ご飯も作るし掃除もするし、なんならお風呂で背中を流してもいいわよ」
好きとも言えず、かといって帰れともいえない。
僕なんかのために、なぜ彼女はここまでするんだよ……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 18:28:40
27641文字
会話率:33%
流星は誰にもいえない気持ちを押し殺して生きてきた。
知って欲しいわけでも肯定して欲しいわけでもない、否定される側の人間なのはわかっているからそれならそっとしておいてほしい。
そんな生活に現れたのは一人の吸血鬼。
彼女は人間として生きてき
た過去と吸血鬼として生きなければならない今の狭間で悩む。
二人は支え合ってようやく元の形を取り戻せる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 17:00:00
29699文字
会話率:52%
プロローグ前半
もうすぐ夏がやってくるような暑さ。
ギラギラとした太陽の光が顔に強く焼きつけている。じんわりと額に脂が浮かんだ。
とは言ってもまだ5月という異常な現実に絶望感を抱く。きっともう夏が隣に来ている。
神奈川県の下の海側
にある少しさびれた街に住んでいる。この街は都会でもなく田舎でもない所で非常に住みやすい。家から10分を歩けば海に着く。
右を見れば江ノ島が佇んでいて、逆方向を見れば神奈川県の左足が見え、前を向けば大島がみえる。そんなこの海はどこか他の場所とは違うフィルターがかかっていて神秘的な要素があるように思える。
国道134号線の信号はやけに空が近く非現実を感じる。海沿い特有の防砂林の向こうから波の音と木々の隙間から隙間風が吹き、そこに巣を構えるカラスや野鳥などの鳴き声が互いに混ざってかすかに聞こえる。
海というものは身近にあるものの中で一番不思議なものである。何が不思議かも分からない不思議。たとえば、海の色は空の色という。赤色や黄色は弾かれて青色になるらしい。
それにしてもどうしてこんなに惹かれてしまう色なのか、ただ青が好きなだけかもしれないけれど、海の色は青では無いから本当にできすぎている色だと思う。
浜に出ると海がギラギラと光っていた。青とはいえない緑が混ざった色で。まだ少し冷たい風が吹き付ける。
いい天気だった。
今日はただ、一人でぼんやり歩きたかった。何も気にせず、考えず、なにもかも忘れてしまいたかった。
ゆっくり、ゆっくりと、足を濡らしたくはないから潮痕を踏まないように下を向いて歩く。ビーサンを履いているから太陽で温められた砂に足が歩くたびに埋もれて心地いい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:44:17
1987文字
会話率:0%
初恋の相手があの頃のまま会いに来たら、どうしますか?
ロジャーとイリーナは和やかとはいえない雰囲気の中で話をしていた。結婚して子供もいる二人だが、学生時代にロジャーが恋をした『彼女』をいつまでも忘れていないことが、夫婦に亀裂を生んでいるの
だ。その『彼女』はカメリア(椿)がよく似合う娘で、多くの男性の初恋の人だったが、なせが卒業式の後から行方不明になっているのだ。ロジャーにとっては不毛な会話が続くと思われたその時、イリーナが言った。「『彼女』が初恋だった人がまた一人いなくなった」と――。
※この作品は他サイト様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 09:10:00
5100文字
会話率:32%
夜会にて婚約破棄を言い渡された侯爵令嬢レイラ・パズラットはその瞬間前世を思い出す。
乙女ゲー要素のあるパズルゲー
もしくはパズルゲー要素のある乙女ゲー
なんともいえない世界に転生してしまったのでとりあえずパズルに勝って好きに生きようと思う。
最終更新:2025-04-26 16:18:01
3529文字
会話率:26%
シェリアーナには血が繋がらない弟アルディスがいる。
アルディスはシェリアーナの事を愛していて、シェリアーナがリヘルと言う男と婚約しそうになった時、横暴な男、リヘルを事故に見せかけて殺害する程。
そして、今度は王太子の側妃にと望まれ、王太子妃
になる男爵令嬢に酷い扱いを受けるシェリアーナを助ける為に、弟アルディスはとある行動に出るが。愛が重すぎるなんともいえないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:31:52
4644文字
会話率:26%
キーリス帝国の奥殿に住む死霊、黒騎士レグザスは、マリーディア皇女と顔見知りになる。
ひたすら、皇女様の愚痴を聞いたり、奥殿で皇女様を待つ日々。
片想いで始まり、片想いで終わるという、レグザスのなんともいえない日々。
キーワード:
最終更新:2021-07-04 13:14:59
4469文字
会話率:32%
「…ここは…どこだ?」
突然見知らぬ土地に投げ出された男子高校生、尾野通(おのとおる)。情報も持ち物も全くない状況で宛てもなく彷徨っていると、急に現れたモンスターに襲われてしまう。
しかし偶然通り掛かった旅人に助けられ、窮地を脱した主
人公は旅人と街まで同行することに。
見覚えのある食べ物や、何処かで聞いたことのある歴史など、自分の知っている世界と何かしらのつながりがあることは間違いないが…
そこは通(とおる)がいた現代とは似ても似つかない、色術(しきじゅつ)という魔術によって別方向への進化を遂げた日本の、世界の姿だった。
剣と魔法と冒険と、憧れのファンタジックな街の様相に胸躍らせるツウは、|冒険者《リバー》として、この世界で生きていくことを決意する。
しかし、決して平和とはいえない未知の世界で様々な出来事に遭遇するツウが、見て、感じて、行動して…その先にあるものとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 05:56:35
62860文字
会話率:27%
「出っ歯にする魔法ってなんだよっ!」
「良い魔法ですよね?」
魔法に憧れた青年は子供を助けてトラックに轢かれるという異世界転生のテンプレのような死に方をし、魔法がある世界(少しおかしい現代)に意味なく女として転生することになる。
しかし念願の魔法はあまり役に立たないものばかり。さらに生まれ変わった身体能力は異常としかいえない強さだった。魔法を教えてくれる喋る腕輪と個性が強い友人に囲まれて、様々な事件に巻き込まれたり首を突っ込んだりする。魔法や宇宙人、その他が存在する不思議な世界で生きる少女(一応中身は男)神谷神奈の物語。
※異世界転移は一部がそうなので追加しました。
※ただいま加筆修正中。五章まで完了(これから二章の修正なので実は終わっていない)
※修正中のため投稿していてもスピードが遅いです。人称が一人称、三人称バラバラになっていることがありますが、それものちのち修正予定。二章については五章の修正完了次第取り組みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:10:00
3067908文字
会話率:46%
ルームシェアを始めた。
その相手はヒロミ。
マチコとヒロミの関係は
いいとはいえない。
そんな日々の出来事。
最終更新:2025-03-18 10:03:45
3053文字
会話率:0%
残骸だらけの場所でもう人とはいえないものが佇んでいる。それはかつて英雄と呼ばれたものだった。英雄に向かうは一人の青年。とある国家にて最強と謳われた剣士だった。彼らは相対する。それは復讐者の戦い。
最終更新:2025-02-05 17:26:07
4335文字
会話率:36%
もーいいかい? まーだだよ!
いえないもん
かくしてないけど
ひみつだもん
知りたいひとだけのぞいてごらん
ぴっぴ、ぴぴーとピカりだす はっ! ぴかちゃうのうた~
最終更新:2025-01-04 21:35:40
5345文字
会話率:0%
文明の果てに人間の世は滅び、新たに地上を支配したのはかつて伝承などに存在した妖怪たちだった。
妖怪の中でも小柄であまり有名とはいえない、すねこすり『鈴丸』が妖界で仲間と出会い様々な事柄を通し成長する妖怪なんちゃってバトル物語。
最終更新:2024-12-03 15:36:04
14248文字
会話率:59%