「15分前・・・か」猫一匹すらいない惑星H-001の上で僕は呟き、全てを終わらせる為の作業を続ける。何万光年も彼方でも、同じ声と同じ体をもつ彼らが、同じ作業を進めているはずだ。『僕たちが僕たちであるために、できることをしよう』。そう決めたの
だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-03-15 00:34:13
7074文字
会話率:16%
大好きな人ともうすぐお別れ。そんな経験、ありませんか?哀しい事が起こる前に、素敵なプレゼントがあったら――。季節外れの桜をどうぞ。
最終更新:2008-02-01 15:51:59
24858文字
会話率:39%
加絵は唐突な願いを口にする。「歌ってほしいのよ、花に歌ってほしいの」
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最終更新:2007-02-28 23:05:50
3801文字
会話率:31%
夢を喰う想像上の動物“獏”の少女と少年の、子守唄に関する物語。
最終更新:2006-05-30 23:22:34
360文字
会話率:44%
いつだか分からないほどの昔から、僕達人間には死を受け入れる仕組みが出来ていた。それは、最期まで覚えていたものを音楽として紡ぎ出すというもので、死に行く人々の為の子守唄となって聴く人を慰めた。しかし、ある日を境に子守唄は消えてしまう。死の恐怖
が付きまとうようになり、暗い時代が続いていた。そんなある日、世界に安息をもたらす力を持った人達が現れる・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-08-14 09:50:53
12045文字
会話率:23%