吹奏楽におけるコントラバス弾きの独り言
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最終更新:2010-07-14 03:44:14
834文字
会話率:10%
あるアマチュアオーケストラの若いコントラバス奏者の心に起きたほろ苦いさざ波と、ベートーヴェンのソナタが彼の心を癒すまでの小さな物語。
最終更新:2010-05-25 00:33:33
8966文字
会話率:15%
「天才」「素晴らしい」「すさまじい」…――様々な噂や憶測の飛び交う生徒会に所属することになった少女と、少々波乱万丈に生徒会役員な彼らの、日常と非日常。部活と勉強と事件と銃声のコントラスト。
最終更新:2010-05-12 23:49:24
537文字
会話率:43%
いつの間にか、空は黒に落ちていた。まるで、星の消えた宇宙のような暗闇が窓の外に広がっていた。そこには何もかもが存在し、また何もかもがなかった。その闇に潜んでいるものがいるとすれば、そいつは何を望んでいるのだろうか。
舞の顔からは血の気が
失せ、白というよりはそのまま霞んで消えてしまいそうな色をしていた。舞の後ろに拡がる漆黒とその色の不思議なコントラストが僕を我に返らせた。
「ごめん」と言い、僕は舞の手首を放した。
舞は放心したかのように、血に染まった包帯を見つめていた。まるで、今まで生きていると思っていた友達が、実はぬいぐるみだと気付いた子供のように。
僕がナースコールに手を伸ばそうとすると、舞がその腕にそっと触れた。
舞は造形美を目的に作られたような、ぞっとするほど優しい笑顔を顔に張り付け、綺麗な涙を一滴、僕の腕に落とした。その涙はまるで生きているみたいに僕の体に入ってきた。
僕も舞と同じように、涙を流すという行為をしたかった。でも、僕に涙を流す資格は無いらしい。たまらなく悲しく、空しいのに涙は一滴も流れてくれなかった。
<本文より>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-06 03:06:14
12881文字
会話率:7%
「好きです。付き合って下さい」「ふざけるな。帰れ」学校一の変人・夜野帷と、常に彼女と一緒にいる『僕』こと、椎名飛鳥。狂人と狂人、対極にいる二人の、あくまでも『純愛』ストーリー。
最終更新:2009-07-12 09:08:03
26432文字
会話率:39%
若くして上位に成り上がった請負人潤。そんな彼にかかってきた電話。そこから彼は命をギリギリまで賭けることとなったコメディ混じりの頭脳戦、争いありのアクション作品!
最終更新:2009-07-09 18:23:40
10509文字
会話率:22%
青い空だ。それが僕の全てなんだ。空にいることが当たり前だった僕をある日襲った悲しい出来事。生きるってなんだ?愛って?美しさって?死って?再び僕は空にもどってやる…。ファンタジーなの…かな?笑
最終更新:2008-10-10 13:02:14
1386文字
会話率:0%
幸村拓哉は毎日を怠惰に過ごしてきた。そんなとき、拓哉は一つの事件に関わる事となる。そしてそれは、彼の日常を大きく変えるものとなる。記憶が蘇るとき、再び契約は結ばれる――。
最終更新:2008-03-09 17:15:50
5509文字
会話率:26%
冬の日に思い出した本。記憶の端を、ゆっくりとたぐり寄せる。
最終更新:2007-03-02 20:35:19
1797文字
会話率:13%