世界とは、無限に存在するものである。その言葉の意味を知り、非科学に憧れている正騎は、どうにか非科学と接触できる機会をうかがっていた。ある日オンラインゲームのチャットで、「ナナシ」と言う人物から正騎のもとに「魔王様」が現れると言われた。非科学
と接触できると大喜びする正騎だったが………。
※同作者の完結済みの小説「白と黒のコントラディクション」と同じ世界観の話で、続編と言えば続編です。そちらを読んでいた方が分かり易かったりしますが、読まなくても大丈夫なように書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-31 14:47:33
16679文字
会話率:13%
どこにでも居る様な普通の高校生である井水戸玄奥(いみとげんおう)は、運が良い、知らないはずのことを知っている、瞳の色が白と黒に変わるという、ちょっと変わった悩みを抱えていた。
井水戸はある日、知り合いの警視長に“誰に尋ねても面白いと答えるア
ニメ”の情報を集めて欲しいと言われる。そのアニメを見ることが出来た井水戸の前に、アニメの登場人物であるアナザー・ワールドと言う少年が現れ、異世界からの違法侵入者“異名”に襲われる。アナザーの話により井水戸が住んでいる科学世界とは異なる世界の存在や、世界と世界の境界線を監視する紫香楽(しがらき)と言う絶対の存在が居ることを知った。そして、警視長は一人調べを進めていくうちに予想外の事実を知る事になる………。
※ある大賞に投稿し、落選した小説です。誤字は一部修正してありますが、話は全くそのまま上げています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-30 13:40:42
107395文字
会話率:40%
『ある薬』を飲むことで『魔法』が使えるようになる世界。
北村祐一はその薬を飲んだが、能力は現れなかった。
学園内で『無能』と呼ばれることになった彼と、彼を取り巻く人々のお話。
最終更新:2011-08-07 22:26:11
3331文字
会話率:37%
小湊真喜の吹奏楽部生活は、儚くも美しく、もといあっさりと幕を下ろした。
半年後、部活の後輩から来た突然のメール。
「コントラバスの音が出なくなった」
私は再び、当時の時間と音を共にしたコントラバスに会いに行く事にした。
音が出なくなった理
由。
それは、コントラバスと再開する事で、すぐに分かった。
私が楽器を愛した以上に、楽器は私を愛してくれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-05 21:05:59
4219文字
会話率:35%
吹奏楽におけるコントラバス弾きの独り言
キーワード:
最終更新:2010-07-14 03:44:14
834文字
会話率:10%
あるアマチュアオーケストラの若いコントラバス奏者の心に起きたほろ苦いさざ波と、ベートーヴェンのソナタが彼の心を癒すまでの小さな物語。
最終更新:2010-05-25 00:33:33
8966文字
会話率:15%
「天才」「素晴らしい」「すさまじい」…――様々な噂や憶測の飛び交う生徒会に所属することになった少女と、少々波乱万丈に生徒会役員な彼らの、日常と非日常。部活と勉強と事件と銃声のコントラスト。
最終更新:2010-05-12 23:49:24
537文字
会話率:43%
いつの間にか、空は黒に落ちていた。まるで、星の消えた宇宙のような暗闇が窓の外に広がっていた。そこには何もかもが存在し、また何もかもがなかった。その闇に潜んでいるものがいるとすれば、そいつは何を望んでいるのだろうか。
舞の顔からは血の気が
失せ、白というよりはそのまま霞んで消えてしまいそうな色をしていた。舞の後ろに拡がる漆黒とその色の不思議なコントラストが僕を我に返らせた。
「ごめん」と言い、僕は舞の手首を放した。
舞は放心したかのように、血に染まった包帯を見つめていた。まるで、今まで生きていると思っていた友達が、実はぬいぐるみだと気付いた子供のように。
僕がナースコールに手を伸ばそうとすると、舞がその腕にそっと触れた。
舞は造形美を目的に作られたような、ぞっとするほど優しい笑顔を顔に張り付け、綺麗な涙を一滴、僕の腕に落とした。その涙はまるで生きているみたいに僕の体に入ってきた。
僕も舞と同じように、涙を流すという行為をしたかった。でも、僕に涙を流す資格は無いらしい。たまらなく悲しく、空しいのに涙は一滴も流れてくれなかった。
<本文より>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-06 03:06:14
12881文字
会話率:7%
「好きです。付き合って下さい」「ふざけるな。帰れ」学校一の変人・夜野帷と、常に彼女と一緒にいる『僕』こと、椎名飛鳥。狂人と狂人、対極にいる二人の、あくまでも『純愛』ストーリー。
最終更新:2009-07-12 09:08:03
26432文字
会話率:39%
若くして上位に成り上がった請負人潤。そんな彼にかかってきた電話。そこから彼は命をギリギリまで賭けることとなったコメディ混じりの頭脳戦、争いありのアクション作品!
最終更新:2009-07-09 18:23:40
10509文字
会話率:22%
青い空だ。それが僕の全てなんだ。空にいることが当たり前だった僕をある日襲った悲しい出来事。生きるってなんだ?愛って?美しさって?死って?再び僕は空にもどってやる…。ファンタジーなの…かな?笑
最終更新:2008-10-10 13:02:14
1386文字
会話率:0%
幸村拓哉は毎日を怠惰に過ごしてきた。そんなとき、拓哉は一つの事件に関わる事となる。そしてそれは、彼の日常を大きく変えるものとなる。記憶が蘇るとき、再び契約は結ばれる――。
最終更新:2008-03-09 17:15:50
5509文字
会話率:26%
冬の日に思い出した本。記憶の端を、ゆっくりとたぐり寄せる。
最終更新:2007-03-02 20:35:19
1797文字
会話率:13%