この世の中はいつだって不条理だ。いつだって闇が渦巻いている。
私という人間は、ちっぽけな存在でしかないけれど……
大事な人のためだったら、身を挺して闇に飛び込んでいけるだろう。
私はもう、二度と失いたくない……そのぬくもりを……
最終更新:2017-10-28 00:48:55
8239文字
会話率:25%
幼なじみに連れられて廃園となった遊園地に来た私。夜にこんな場所にわざわざ来たいなんて、あの子もついに暑さで頭をやられたの? 廃墟の遊園地の中を彼女と歩くのだけれど……何か様子がおかしくないかしら。
最終更新:2017-07-31 01:00:00
5272文字
会話率:32%
裏野ドリームランドのジェットコースター事件を追っていたフリージャーナリストは、取材の果て、ようやっと真相を知っていると思われる女性と話をすることが出来た。女性の意味深な言葉に、今までの心削られ続ける日々がようやっと報われると思ったのだけれど
……その、結果は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 23:00:00
3179文字
会話率:0%
イケメンでハーフ。だけど、無職のヒモ男。
これが、和香子の彼氏。
〝愛〟は語ってくれるけど、ちゃらんぽらん。
切るに切れない〝腐れ縁〟
「このままじゃ、いけない……」
和香子は、そう思っているけれど……
今日も彼は、マイペースで
和香
子を愛しています。
************
この作品は、「恋はしょうがない。」の
スピンオフ作品ですが、この作品単独でも
お読みいただけます。
「恋はしょうがない。」で、主人公二人の
頼れる同僚〝石井先生〟のお話です。
ぜひ、「恋はしょうがない。」シリーズも、
併せてお楽しみいただければ幸いです(*^^*)
※ 他サイト(ベリーズカフェ、魔法のiらんど、エブリスタなど)にて掲載している作品を、重複掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-04 22:14:28
10886文字
会話率:28%
「異世界王朝物語」の設定・資料集にあたります。
黒歴史確定かもしれませんけれど……
最終更新:2017-04-10 19:17:55
5112文字
会話率:2%
生きるためには仕方がない。
少年はそう言いながら逃げた。
けれど……
病んでいる内容なので、読む際にはご注意を。
読んだ後の苦情は受け付けません。
最終更新:2017-04-03 12:31:08
1026文字
会話率:5%
あんなに好きになれる人は、もう出てこないだろう。 恋人に染められるなんてまっぴらごめんだ。わたしが相手を私好みに染めてやるんだ。 そう意気込んでみたけれど……
最終更新:2017-03-04 14:10:48
3623文字
会話率:27%
幼少時から病弱で、自分の人生に選択の機会なんてまるでなかった私は、何年もの時間を過ごした病院で死んだはずだった。ところが、気付いたらとある異世界のお城の中。
王子の中から結婚相手を選び、その人が次の王になる決まりらしいけれど……私はどう
したらいいんだろう?
自分の人生を自由に選択したいとは思ったけれど、これはこれで選択の影響が重すぎるよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 02:14:06
73689文字
会話率:43%
とくに意味はないけれど......
最終更新:2016-11-13 12:19:08
367文字
会話率:10%
これまでずっと空手一筋の少女だった堀川瑞希の下足箱の中に、ラブレターが入れられていた。
瑞希は自分には縁のない事だと思っていた「生まれてはじめての告白」に驚き戸惑い、そして密かに浮かれながらも告白相手の仏光寺輝夫を直視できずにいたけれど…
…
人並みのオシャレなんてした事もなかった瑞希が、親友の高槻茜からアドバイスをもらいながらデートにいざ出陣――
(『かわいくねーし!』あらすじ)
この他、高校生カップル・オトナレンアイ・失恋・姉妹など、短期集中で恋愛短編の連作集になります。よろしくお願いします!
(同人イベント頒布作品 他WEB同時掲載含む)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 06:00:00
120023文字
会話率:41%
乙女ゲーム『銀の姫騎士』は女神の守護する国が舞台。騎士を目指す主人公、でも肝心の騎士団は壊滅寸前で廃墟!? 再建させるべく奮闘する主人公が攻略対象たちと絆を育み成長し国の危機に立ち向かうの。……でも、あの人は救われない。だったら『銀の姫騎士
』主人公リユこと私(ゲームフルコンプ済、転生者)は、世界を救って愛しの彼(非攻略対象にして主人公を殺した相手)も救ってみせる!
なんていきがってはみたけれど……ゲーム開始前に崖落ちするしイベントには遅刻するし、だいぶ思惑と違うんですけど。女神様、私のこと嫌いですか!?
小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門落選作品を元に大幅改稿。応募時は『銀の姫騎士』であり、内容もかなり変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-04 00:21:52
160320文字
会話率:48%
ーーその日、僕は……
薄々、勘付いてはいた。身体の異様さに。異常さに。異質さに。自分の存在そのものに少なからず恐怖を感じてはいた。それは紛れもない事実。事実だ。
けれど……まだ、父さんと母さんにはばれていない。僕の異変に、気付いていな
い。……はずだ。いや、絶対に。絶対に気付いてなんかいないんだ……。
その時の僕は、勝手に決めつけていた。いや、決めつけなんかじゃない。単に僕が、単純にそうであってほしい……という、願い。今日を生きる為に、生き抜く為に偽りの心が生み出した願望。
朝、昼、晩。何度、自分の身体の事について父さんと母さんに問い出されただろう。最初は、一年に一回聞かれるかどうかだけだったのに。気付けば、ほぼ毎日。数え上げるときりがない。
日を追う毎に、父さんと母さんの語気が強くなっていくのが子供心に分かった。そして、僕が6歳になる前日の夜。
「父さん、母さん。じ、実は……僕……ぼくは…………」
ついに僕は、二人に打ち明けた。打ち明けてしまった。紡いでしまったのだ。自らの口で。自らの意思で消し去ろうとした現実を。突きつけた。嗚咽混じりの弱々しい声で。頭を抱えながら、僕は崩れ落ち、両眼から涙を零した。
「…………」
「…………」
驚きの表情を現してはいるが、それでもなお二人は口を開かない。考える素振りもなく、ただただこの場に佇んだまま。何を考えているのか全くもって不明。謎。
長きに渡る静寂、と静かに啜り泣く擦り声。先に止んだのは、意外にもその両方だった。
「……ぐすっ……、父さっ……⁉︎」
「「ありがとう」」
僕は父さんに何かを伝えようとした。でもその前に、いつもの二人の優しげな声が聞こえた……最後に、僕は意識を失った。
そこからの記憶がぽっかりと抜け落ちてしまっている。あの時、僕はどうなってしまったのか。最後のあの言葉の真意も父さんと母さんの行方も、未だ分からず終いだ。
誰も答えを知る術なんて知らない。だからこそ、僕は突き止めなくてはいけない。自分が何者かを知る為に。この目で真実を確かめる為に。今は、何も分かっていないけどいつか……いつか必ず……‼︎
ーーその日、ボクは……
「…………」
All the world’s a stage.
始動.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 19:16:12
1231文字
会話率:24%
珈琲は香りを味わってゆっくりと素敵な時間を過ごしたいけれど……
最終更新:2016-09-08 10:42:36
340文字
会話率:0%
元の世界のの女性を恨み、美醜逆転世界に転生したタカシ
しかし視点を変えることによって気づいた現実は受け入れがたいものだった
最終更新:2016-09-05 01:29:34
2100文字
会話率:38%
華のお江戸のほど近く、そこそこ大きな町中で、妖異専門のよろず屋を営む主のもとで、ふだんは可愛い看板猫として暮らしている、猫又ウメさん。
うだるような暑さの中、突然訪ねてきた男は「日照りが続くのは水神様がいる屋敷の井戸を埋めたせいだ」という
けれど……
一介の商人屋敷に水神様ねえ、随分大きな事を言うもんだ、と主と二人で訪ねてみれば、そこには本当に水神様の気があって……。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『和モノ納涼企画』参加作品です。
ちょうど書きたいなあと思っていたキャラ『子狐さくら、九尾を目指す』の猫又ウメさんの昔昔のお話ですが、双方全然関係なく読めますので、分かる方だけクスッとしてください。
これまで和モノはむしろ敷居が高くて書けなかったんですけど、『和モノ納涼企画』と聞いてすごい背伸びして書いてみました。感想欄開けておきますので、返事がなくても大丈夫な方はご意見、ご指摘どんどんどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 01:41:00
10024文字
会話率:39%
異世界に世界を救う巫女として呼び出されたのだけど、護衛騎士に恋したので帰りたくありません。だけども、周りはそんな事情なんぞわかってもくれないで、さっさと帰れと言う貴族たち、いっそ王様の後添いか王子様の婚約者にしてやろうという王族たち、聖女
としての活躍を期待する民たち。そんな身勝手なばかりの要求に応える気なんてありません。いろんな思わくからあっさり逃げ出してやろうと、護衛騎士と既成事実を作ってやろうとしたのだけれど……どうやら、そう簡単にはいかないようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-25 20:43:36
20922文字
会話率:33%
見たこともないコインを拾ったら、異世界につれてかれました。あきらかにこのコインが元凶だと思います。
適当に拾ったナイフを持っていたら、親切な冒険者さんが私を商人と誤解したらしく、買ってくれたので……このまま商人してもいいかななんて思って
います。住居も帰れる当てもなんにもないけれど……言葉を覚える気すらない適当さ加減だけれど、とりあえず図太くこの世界で生きてやろうと思います。
(現地の言葉は英語じゃありません、英語っぽいけど英語じゃありません。なので、文法の間違いとか指摘しないでください。かなり適当です)
(☆印のものは、読まなくてもストーリー上問題ありません。下品な表現があるので、嫌な方は読み飛ばしてください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-11 20:26:22
48888文字
会話率:42%
江戸時代の団子屋の娘として生きる私、彌生。
恋なんてまだまだだし、良い人も周りにはいない。
このままお嫁入りになるわけだけれど……私は、私は甘いものさえあればいい!
とか思っていたら――?
だれかの一つの物語が始まるまでのお話。
始まるま
でなので此処からという時に終わります。
『恋が始まるまで』シリーズ第一段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 21:23:13
5864文字
会話率:35%
守ったものは童貞で、なれたものは思っていたものと違ったけれど……
最終更新:2016-04-22 00:40:45
1142文字
会話率:20%
学科での集まりに私は久しぶりに顔を出す。苦手な電車に揺られて都心部まで来たけれど……
自サイトに載せていたものを加筆修正したものです。
最終更新:2015-10-22 22:59:43
4485文字
会話率:49%
最近、わたくしの通っている学園に、平民が入学しましたわ。そいつは、まるで礼儀も知らないですが、魔法の才能は十分あり、しっかりしてもらいたく、しつこく注意をしていたのですけれど……何やらわたくしは男子たちから鋭い目を向けられるようになってしま
いましたわ。わたくしには人に隠している魔法がある。それは異世界地球から書物を取り寄せる魔法。ある日、わたくしが召喚した漫画。それには、なぜかわたくしが映っていて……悪役令嬢と呼ばれる存在であったことを知ってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 11:58:24
3767文字
会話率:25%