怪談話。それが願いを叶える、や恋に結び付けられることは多い。
私が知ったのはそれが”本物”であるということ。
それはカナちゃんのおかげ。―――世界が変わった。
ねえカナちゃん。あなた、何をそんなに叶えたかったの?
ねえカナちゃん。あなた、本
当は私のこと嫌いだったんじゃないの?
平穏なんて、そんな偽りに身を置くこともう出来ない。
全てが敵だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-30 21:35:49
90360文字
会話率:34%
魔王の魔力の器に選ばれ、魔界に飛ばされた大学生の夜魔聖。
濃い面子に囲まれ、生来の無口無表情で何かと勘違いされつつ何とか人間に迷惑をかけないように魔界を自給自足可能にしたのに、何故か今度は勇者として地上に召喚!?
内心が顔に出ない魔王様、今
日も元気に頑張ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-18 17:38:12
38311文字
会話率:46%
魔王様の魔力で豊かになった魔界。わざわざ地上に行かなくても自給自足が可能になり、地上の人間との関わりもなくなった。
そんなある日、珍しく召喚の魔方陣を見つけた魔族の一人は、ちょっとした好奇心から召喚に応じてみる事にした。
暇人だった魔族(趣
味:料理と園芸)と魔法学院に通う奨学生の物語。
当代勇者は魔王様!?の派生です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-18 13:26:00
4043文字
会話率:39%
祖父が亡くなってから十四回目の夏が訪れた。私は祖父が話してくれた昔話を思い出していた・・・その昔話は心の優しい鬼の話ー・・・
最終更新:2008-09-27 16:23:47
5675文字
会話率:27%
〇季節外れの鬼灯は、白い雪上に紅く染め上がった。鬼の御霊はとおりゃんせ。さ迷う女の躯は、まるで夏の蛍のように舞う雪虫の誘いとともに、提灯の燈に似た鬼灯を摘み紅く染まる。愛しき者を待つ御霊を、かつて如何なる刄をもってしても掠り傷一つ付けられな
かった地獄の鬼の角を斬り落としたと伝わる名刀“角落とし”を腰に携えた流浪人に浄化を求めるのであった※どの地方にもよく聞く昔話のひとつでです。ジャンルを歴史にしたのは、物語の源が実話を元に構成されていたためです(盗賊征伐)◆郷土資料提供、昭和・伊原哀護/著、(´з`)y-~~~前トキしろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-12-05 18:01:35
12115文字
会話率:34%