第5皇子ウィルバートは、根っからの引きこもりであった。
他の兄弟が皇子としての仕事をこなしている間も、彼は外に出ることなく、部屋の中で趣味の魔法研究を毎日していた。
そんな彼に喝を入れようと、皇帝は「態度を改めなければ帝都より追放する!」と
宣告する。
それを聞いたウィルバートの返答は、皇帝の想像とは異なっていた。
「は、はい。分かりました!」「……へ?」
理想の引きこもりライフをするため、ウィルバートは帝都を出て、メイドのルナと二人暮らしを始める。
「ふふ、これで存分に引きこもれるぞ……」
帝都から出たことでより引き込もれることになったウィルバートは狭い部屋の中で魔の深淵に至ってしまうが、彼は自分の強さを自覚していなかった。
自覚なく強くなっていく彼のもとには、伝説の悪魔、最強の冒険者、魔法使いギルド期待の新人などが集まってくる。
「僕はただ引きこもっていたいだけなのに!」
根暗な皇子の無双譚が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 10:24:11
92806文字
会話率:37%
地球の真なる恐ろしさは科学だけではない。人が作り出した歴史という歩みと幻想である。
すっかり地球にかぶれている譲治ことジョージはこの春に魔道学園一年生。だが彼には不満があった。心の故郷地球の神格と魔法は、このアトランティア世界では弱小のパン
ゲア神格、パンゲア魔法と馬鹿にされて侮られていたのだ。それが我慢できないジョージは思った。地球ファンタジーを食らえファンタジー!チェスト!と。これは地球ファンタジーを身に収めた少年が、魔道学園でハチャメチャを巻き起こす物語。深淵も秘めて。
この小説は『カクヨム』様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 11:00:00
35640文字
会話率:37%
吸血鬼の四郎を目覚めさせてから俺達は様々な冒険をして仲間も増えてワイバーンと名乗る事になり、密かに人間社会を守る戦いを続けた。
俺達の存在と他chの悪い悪鬼達との事は世間にばれてはいけないのだが、それをぶち壊すような新たな事件が起きた。
最終更新:2023-04-28 10:08:19
166542文字
会話率:25%
「リスカ」って知ってますか?
あなたの心は、体を傷つけても・・・・・・「深淵」は、傷つきませんよ・・・
最終更新:2023-04-22 23:43:17
1270文字
会話率:50%
あの日、
あの森で、
出逢った女神の君、
絹のような綺麗な純白の髪、
透き通るような硝子のような肌、
蒼く澄んだ深水のような瞳、
「見つけた、私の運命の人」
私を指差す白い天使は妖しく無邪気に
私を見つめて笑ってる
「側にい
させて、キミがどこにいようと、深淵でも、神域でも、どこまでも私はついていく」
ストーカー紛いの発言をする女神のような君。
私をどこに誘うのか?
絹色に深淵、私と君が糸のように紡ぐ物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 04:21:05
51961文字
会話率:45%
冒険者をやっているダリベロッテは、ある日、自身の所属するパーティから追放宣告を受けた。
理由は少々複雑で、同じパーティに在籍する妹のリーゼロッテ、それとリーダーであるロード=エクストリオ。
彼らの華やかしい未来のため、邪魔な存在とな
った姉のダリベロッテには、今回、無能と称して消えてもらうことにしたのだ。
パーティには追い出され、挙句の果て大事な妹をクズ男に奪われてしまった。
あんまりな仕打ち。
当然ダリベロッテは失意に暮れる。
そんな中、偶然迷い込んだ路地裏で、偶然倒れている可哀想な子猫を発見。
酷いケガを負っている。
とりあえず治療を終え、一時保護することに。
彼女が見守る中、ほどなくして猫は目を覚ます。
そして問いかけた。
「わしはかの伝説の魔獣ケルベロス、その末裔。してお主、勇者になってみんか?」
導きを聞いたダリベロッテ。
大切な者を取り戻すため、もう二度と同じ過ちを繰り返さないため、彼女は勇者としての修行を始めるのであった。
……一方その頃、邪魔者も追いだし気分晴れやかなロードたちパーティ御一行は、いつものように探究心皆無な低ランクダンジョンの攻略に勤しんでいた。
が、しかし。
その最奥で待ち受けていたのは、鋭く尖った耳に、淡く染まる真紅の瞳、全身に闇の衣を纏いしその深淵。
そう、彼は魔王軍幹部が一人、“不完全のドルシウム“だった。
これは一人の姉が、勇者へと覚醒する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 20:14:26
99268文字
会話率:39%
高校生の少年〝黒地明人〟は元・中二病患者。中二病を原因とする奇行の数々によって失われた中学時代の青春を取り戻すべく、高校では普通の人であることを目指して生活していた。
そんなある日、明人のもとにかつて捨てたはずの黒歴史ノート、魔導書〝深淵
ノ理〟が帰ってきた。意思を持った「本物の魔導書」となって。
そして、魔導書は言う――「今度こそご主人と世界征服を成し遂げるのデス!」と。
中二病時代の反動で〝普通〟に憧れを持っていた明人は断ろうとするが、中二病時代からは考えられないその言動に魔導書は『偽物の人格に乗っ取られている』と勘違い。明人の人格を消しさろうとする。
明人は咄嗟の判断で中二病時代の自分を演じてその場をやり過ごすものの、同時にそれは『中二病を演じながら世界征服を目指さなくてはならなくなる』のと同義だった。
そうして、人格を殺されないために中二病を演じる日々が始まった。過激な思考回路の魔導書〝深淵ノ理〟に振り回されながら、明人は知られざる裏の世界へと足を踏み入れていくことになる――。
※勘違いものです。笑えるけど燃える展開のある小説を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 07:44:28
44051文字
会話率:34%
十四歳の誕生日パーティの日、貴族令嬢アンジェリーナは前世の記憶を思い出した。
『魔王』……魔法を極め魔族を統べた原初の王こそが、自分の前世なのだ。
記憶を取り戻したアンジェリーナは魔王であることを隠したりはせずに生きていくのだが……
「最
近、アンジェリーナ様、発言が、その、『アレ』では?」
「なんていうか、こう、特徴的であらせられる、というか……」
はあ? 我は二千年の太古より目覚めし魔の中の魔、魔王であるぞ? 深淵なる闇を司りし我との邂逅という栄誉に浴しながらそなたらの応対、あまりに不遜ではないか?
魔王であると言っても信じてもらえない。
思春期特有の痛い発言だと思われる。
戯れにすべてを闇に呑ませしことも能うるが、我とて世を乱すこと本意ならず。光の中に生まれし者どもよ! 我が平和を愛する者たる幸運に感謝せよ!
輪転する時の中に刻まれしかすかな波紋。光満ちる世界に一条の闇が刻まれし瞬間より、運命の歯車は巡り、新たなる可能性が誕生する!
開闢! これより始まるは『人生』ではない! 我という存在が再び生まれ世界を変える『神話』である!
※小説家になろう、カクヨムで掲載
※一章 4/9完結まで投稿
二章 4/12〜16投稿、完結予定
三章 4/19〜23投稿、完結予定
四章 4/26〜30投稿、完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 15:00:00
459285文字
会話率:33%
深淵を覗かれた者の悲哀を綴る、誰よりも他人の尻に優しくなることができた作者の成長と感動の物語。
最終更新:2023-03-25 02:32:56
4420文字
会話率:8%
不幸な自損事故によって亡くなった主人公は、女神様やら何やら、そういったモノたちとは出会う事もなく、魔境の森とよばれる深淵の森に隣接する辺境農村の末っ子に生まれ変わる。
そんな田舎ともいえる農村でぬくぬくと、よくある"異世界ある
ある"の知識を使って回りを巻き込んで育っていったが、家に居辛くなったため、成人を迎えた日に実家を出ていく事にした。
とくに、これといった目的も持たないままに────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 19:00:00
93276文字
会話率:29%
遺伝子の突然変異が起こり一部の人間に特殊な能力が出現した。その能力者は国の管理下に置かれたが、それを快く思わない者たちが反旗を翻す。能力者の暴徒鎮圧に国家の能力者がその任に就く。そんなことが半世紀経過し、能力者たちの能力も更に多岐にわたって
進化した。
能力の掛け合わせが血によって保たれることがいまも続く中、能力者たちは地位いを高め特権階級の人間となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 11:42:34
487文字
会話率:5%
出雲崎莉奈は駅で焼身自殺の現場に出くわす。そこで、ダイヤの指輪を拾うこととなる。駅での出来事がきっかけで怪奇現象に悩まされることになる。
最終更新:2020-07-15 18:18:46
6527文字
会話率:21%
「私は毒打を受けたいと思っていますが、美しいお姉さんはいますか? そうでない場合、もう一度尋ねます…」 - 災厄の剣、旧世界の守墓人、調律師、最後の天国の防衛者、天文学会の黄金のカウボーイ、24の破壊要因の1つ、淮海路の小佩奇、深淵烈日、
最終的な地獄の王:葵詩。 ある日、困窮している葵詩は、拾ったチートアイテムが使えるようになったことに気づきます…ただし、これは良いことではないようです。 お金を稼ぎ、生き残るために、彼はこの危険な世界に足を踏み入れてしまいました。 現実の外の境界、日常の後の異常。 理想国、支配局、存続院、そして頂点に君臨する天文学会、グリーン・デイ、黄金の夜明け、存世の生存者、および多元宇宙の敵… 生き残るか滅亡するか? これは質問です。それでは、世界を救う10,001の方法の中から、HAPPYENDへの道を選びましょう。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 15:44:41
4689文字
会話率:17%
時は未来20XX年
科学技術の発展によりありとあらゆる犯罪が取り締られ、世の中は安全となった。
しかし、人の欲とは業とは深淵よりも深いものである、、、
戦争などがない平和になった世の中でもスリルを求めるものやクズどもも多数いる、、、
そんな
中とあるゲームが突如発売された。
その名はVRMMO[Dawn World Online]
今の技術力ではまだ作ることが出来ないようなそのゲームに怪しむ人は大勢いたが
現実逃避をしたい人や試しにやってみようという人々も大勢いた。
この小説の主人公はそんな人々の1人、人を殺りたいという気持ちを隠し続けこの世界を
生き続けた罪深き人々の1人である、、、
このゲームで主人公はどんな風になっていくのか、
それは誰にも分からない、、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 08:19:05
1182文字
会話率:48%
何もかもが嫌になってしまう時に思ってしまう事を書きなぐりました。
最終更新:2023-02-24 21:13:22
271文字
会話率:0%
追放ブームも落ち着いた世界。
しかし追放は形を変えてまだ存在していた!
冒険者ギルド「深淵の黒」は試用期間と称して、3年もの間、主人公のジョニーを半額の給料で働かせた後追放した!
(それはただのリストラでは?)
しかしジョニーの板前スキル
はチート級で、料理バフの効果はヨボヨボのお爺さんがフンッってするだけでドラゴンが肉団子にするレベルだったのだ!
次第に落ちぶれていく「深淵の黒」。
それとはひきかえ、主人公のジョニーは知り合った爆食鬼娘の紹介で、ちゃっかり別の冒険者ギルド「輝く白さ」に移り、料理バフを使って、戦場の料理人となり成り上がっていく。
しかし料理人は星の数ほどいるのに、「料理バフ」を使えるのはなぜジョニーだけなのか?
冒険を続けるうちにジョニーは同じく「料理バフ」を駆使する悪の板前、「デスイタマエ」と遭遇し、その秘密を明らかにしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 17:10:56
107841文字
会話率:45%
「さあ、涙を拭けよ。君の手にある物はなんだ? 聡明な女神様はいつだって一番必要な物を与えてくれるものさ」
あるところにナガト・ハイルークという男がいた。
ナガトは東で一番の廃課金で、何かあるたびに課金してはガチャを回し、装備を強化
し、魔物たちを打ち払い、人々を守るために戦っていた。
彼は義の人であり、誰の目から見てもまさしく善人であった。
しかし突如【サマーキャンペーン】という名のイベントが開催され、ナガトを取り巻く状況は一変する。
サマーキャンペーンで配布される超高額アイテムの数々。
聖剣エクスカリバー、召喚石ルシファー。そして目がくらむような大量の金貨。
ナガトに与えられたのはたった二つのティッシュだけだった。
ナガトは女神の加護を受けられない【劣等民(れっとうみん)】として蔑まれ、勇者のパーティーから追放され、更に幼馴染を寝取られてしまう。
しかし、勇者は知らなかった。
廃課金であるナガトがいままでどれだけパーティーに貢献していたか。その影響の大きさに。
廃課金であるナガトが持つのは、女神がバランスをあまり考えていない頃に作った、再録禁止のぶっ壊れ装備であったのだ。
ナガトを失った勇者のパーティーは力を発揮できなくなり、没落していく。
逆にナガトは新たな環境【廃課金ギルド】でその力を認められ大いに成り上がっていくことになる。
しかしナガトは激しい戦いの末に、この世界の根幹に関わる大いなる深淵の一端を覗いてしまうのだった。
なぜ善人がこれほど苦しまなくてはならないのか。
信じていたものが偽りだったとしても、それでも人は生きるのか。
課金とは? ガチャとは?
これは生きる意味を問う、衝撃の物語。
すべての幻想が破れた時、最後に残ったものとは。
絶望の果て、ナガトが見た真実とは何か。
すべての答えはこの物語の先にある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 10:05:28
342759文字
会話率:38%
「お前に当主は無理だ」
そう現実を突き付けられたアレックスは、自信を喪失していた。
剣の腕前は、厳しく育てられていたのに弟に及ばず、魔法の能力は3つ年下の妹に遅れをとり、出来の良い姉にはどんな分野でも遠く及ばない。
そんな勇者の長男
であるアレックスが、この年まで頑張ってこれたのは、17歳の誕生日に行われる一大イベントに賭けていたからである。
17歳の男女は、神から【ギフト】と呼ばれる特殊能力を最低でも1つは得られるのだが、アレックスが授かった能力は、ウマを出すだけというあまりに味気ないものだった。
勇者一族の中では、持っていて当たり前のスキル【アイテムボックス】さえなく、これと言った強みも持たないアレックスに勇者一族の長を務めることは不可能だった。
アレックス自身も、自分は勇者一族として相応しくないとはっきり自覚したとき、物の見方さえ大きく変わっていた。
自分の身に起こっていることを、第三者的に見るようになっていたのである。そうしなければ精神が持たなかった。自分が無能だと考えると、全てを受け止められずに心が潰れてしまう。
これは、そんな状況に陥ったアレックスが時間をかけながら目的を探し出し、勇者のなかで最も強い者に成長していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 00:12:05
116028文字
会話率:44%
迷宮の中には、罠、怪物、様々な脅威と、財宝が待ち構えていた。迷宮に挑むもの達は探索者と呼ばれ、人も怪物も打ち砕き、数多の屍を超え、外の世界とは隔絶した武力と、人間離れした精神を持っていた。
迷宮に挑むもの達は、財宝、深淵、戦い、血、何か
純粋な欲にかき立てられ、暗闇に沈んでいく。
上級探索者。探索者にすら嫌われている、名前もないはぐれ魔術師が1人酒場で酒を飲んでいる。名無しなんて珍しくもないが、その男は数々の悪行からローグと呼ばれていた。
今ただの少女がそのローグの元を訪ねていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 16:16:37
17239文字
会話率:48%
遙か昔。私は偉大なる力を恐れられ、魔石に封印されし魔女。体は石の中で溶けてしまったけど、意識は残ったまま。今は美術品を蒐集する伯爵家にて、フェリシア令嬢に大切にされている。ところがある日、フェリシアの婚約者と幼馴染みの令嬢が浮気している現場
を、魔石の中から目撃してしまったのだ。悪女に誑かされた挙句に婚約破棄まで画策する悪い子に、私はある呪いをかけるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 20:09:18
5212文字
会話率:18%
【完結:全3話】
山間の小神殿に隠遁する真正賢者の言辞を弟子であるフロリアンが大神殿に奉納へ行くと、王の落胤である少年に呼び止められた。少年は常々真正賢者に会いたがっていた。
誰にも会わない真正賢者であったが、神殿長や王からの後押し
もあり、落胤の少年は会うことになる。
落胤の少年は真正賢者と会って、言辞を受け、帰路に就く。
そして、フロリアンは山間の小神殿に真正賢者と籠った頃を思い出すのだった。
(執筆期間2022年11月15日~2022年11月18日:(C)柚祈 礼憲)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 07:00:00
6566文字
会話率:20%