謎の病の流行する村。村の統治者は冷血な吸血鬼と恐れられ、病の罹患者は連れ去られる。そんな環境に於いて、母を亡くした一人の少女が己が境遇に立ち向かう。
最終更新:2012-07-15 09:50:03
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会話率:29%
私たちは子供を産んだことがない。
代わりに武器を生んだことがある。
今世紀初頭、症例が確認された奇病《七大罪症候群》。
治療法はない。肉体の限界から解放された「罹患者」を止める術は、唯一。
武器(ジーザス)を孕んだ少女たちが戦う
こと。
標的は今、ワイドショーを軽く騒がせている殺人鬼―――父。
全長一メートル三十センチの長距離狙撃銃≪射殺す眼差し≫を、私は構えた。
狙撃手の少女が活躍するダークファンタジーです。ゴルゴ13×異能力モノみたいな話です。よければ読んで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-25 20:40:52
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会話率:5%