消えたい 小説家になろう　作者検索

ある時期、誰にも話せない本気の厭世観を抱いていた「僕」は、母親から運命の分かれ道のような出来事があったことを聞かされる。そんな折、思いがけない事故で昏睡状態に陥った僕は、その意識下で自分が誕生する前の母の生きていた時代へタイムスリップしてしまう。そしてまさに母の運命を左右する瞬間に立ち合うこととなった。母の運命を変えてしまえば、誰にも迷惑をかけず、自分の存在を消すことが出来るかもしれない。そこで僕はある作戦を決行することに…折りたたむ>>続きをよむ

世界から消えたいと願う小学六年生・霧ヶ窪トオルの左手に、ある日突然なぞの穴が開いた。 なんでも飲み込むその穴により、トオルの日常は一変。トイレットペーパーに教室のゴミ、ついには生きた人間までもを飲み込んでしまう。 穴に入ったものはどうなるのか。 はたして穴の正体とは――。ミステリアス・ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ

たぶん外国。そして牧場に民家がポツポツあるようなど田舎。 綺麗な少女と年上の平凡な男の会話。

完璧な大和撫子を演じる少女、空音。 "毎日"に疲れを感じていた彼女がやってきた不思議な世界とそこに住んでいる不思議な人達。 心にはね、みんな小さくて大きい棘があるんだよ― ひねくれ少女が迷い込んだその異世界は、"消えたい心"の集まる哀しく優しい場所でした。 そんな異世界の不思議物語。 折りたたむ>>続きをよむ

消えたい人と消えてほしくない人の話。

消えたい僕。 嫉妬の海に溺れて消えたい僕。

「消えたいって考えたこと、ある？」

リストカットをしている私。 私は生きます。 逝きません。

消えたい少女と、消える少女。どこか現実離れした２人の少女は、その珍しさから物語にされました。でも、もう今や珍しくはないようです。彼女たちが本当に存在したかどうかは、彼女たち自身しか証明することが出来ないのでしょう。

『消えたいって、そう願ったんです。死にたい、と―――――』 時は現代。フランスに住む私――暦は、日本人とフランス人クウォーターのため他の人たちとは少し外見が違った。闇のような黒い髪に、ビー玉のような緑色の目。似合わないちぐはぐな外見で、少しいじめられるから、他の人は苦手……なんです。 でも、もういいや。 もう誰も信じられない。そんなことを思っていた、ある雨の日。立ち寄った白い教会で、天使のような少年リトと出会いました。折りたたむ>>続きをよむ

この世界から消えたい貴方へ送る―