神代の昔、葦原の真中の地にて。
天より水潟へと墜ちた大蛇を鎮めるべく、ひとりの少女が柱となり捧げられた。大蛇は少女を咥えると、水潟の奥へと姿を眩ませた。
水潟の奥、神の棲まう地にて、彼らの静かなる日々が、幕を開ける。
最終更新:2015-01-14 00:56:28
3860文字
会話率:3%
「どうか妾をお食べくださいませ」眠りから覚めた虎の神を待っていたのは、供物だと名乗る盲目の琵琶弾きの娘だった。美しくも物悲しい音色に心惹かれながら、彼はかつて逃げ出した宿命と再び対峙する――。
最終更新:2014-12-24 02:33:25
54529文字
会話率:32%
ある侵略者たちの、なんてことはないやりとり。
最終更新:2013-02-25 21:28:25
2236文字
会話率:32%
醜いカエルの魔物と小さな人間の少女は、愛についての問答をはじめた。いつもどおりの暇潰しだった。
最終更新:2013-02-18 11:55:43
3293文字
会話率:35%
一度世界を滅ぼし、森の奥に封印され眠り続ける【鉄の獣】。
その手に呪いを宿し、触れるものすべてを塵へと還す少女。
その二人が出会ったとき、物語が始まる。
最終更新:2014-06-17 05:31:39
2460文字
会話率:32%
気が付いたら真っ暗闇でよくわかんないとこにいました。そこでわたしを助けてくれたヒトは、ごつごつした硬い身体の、おっきなヒトでした。
この世界でわたしみたいな『人間』は、ヒトから産まれるのではなく、世界中にはり巡らされた『根』から『萌芽』する
、捕食対象で、家畜同然の、すごく美味しいもの、らしいです。
※※※てっぺんから爪先まで人外の男と平凡な女の子のじりじりした勘違い系相互理解でちょっとずつ距離が縮まる様を綴るおはなし。
※個人サイトにて同文掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 23:13:35
101499文字
会話率:20%
普通の日だったはず。なのに、気がついたら大きな口。助けてくれたのはほっぺに鱗のあるおっきくて黒い人。剣と魔法と人間じゃない人のいる世界で、私は迷子になりました。※※※鈍速更新です。
最終更新:2013-07-31 23:00:00
7896文字
会話率:33%
Pixivで投稿していたものですが、諸事情によりこちらのサイトで更新します。Pixivでの更新は凍結します。人外×少女のうえ、ファンタジー路線に中二病な内容です。
最終更新:2013-05-09 22:14:50
7826文字
会話率:27%
人外×少女モノ。落ちぶれた山の神さまがフラれた女のために一念発起する話。
民話っぽく書いてみたんだが、これを書くにあたって全く資料あたってない。どこの地方なんだこれ。いつの時代なんだこれ。
最終更新:2013-03-05 13:00:03
2815文字
会話率:63%
育ての親である義理の兄を失った、私千隼(ちはや)とその姪・瑠璃(るり)と甥・由鷹(よしたか)。葬式の後でいきなり掻っ攫われるようにどこぞの城に召喚されたと思ったら、呼ばれたのは瑠璃と由鷹のふたりで私は想定外、だと?ふざけろ。王道(甥姪)には
関わることを許されず、今日も巻き込み流される。
奇妙なマッチョ魔導師ユルヤナと千隼を軸にした、ゆるゆる半分シリアス半分の異世界裏道物語。別名千隼の子離れ日記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-04 00:52:55
35380文字
会話率:33%