主人公は旅人風流《たびびとふうる》。とある事故によって両親と両足を失い、精神科に入院中だった。現在は病状も安定し治療の一環として旅に出れることになった。お供はブタクサ。旅人と会話の出来るブタでアニマルセラピーで出会った。
そんな一人と一
匹はある海岸沿いで不思議な少女と出会う。この少女は自称神様で旅人にあるお願いをしてくる。
「祭りに使う発火花《はっかっか》を採取してきてほしい。お礼に秘宝をプレゼントしよう」
旅人は秘宝目当てに承諾する。
祭りは祭慈雨《さいじう》村で行われる。事情を話し、村の祭慈雨多喜《さいじうたき》という娘と発火花を採取しに行くこととなった。父親がチャラ男で母親がくノ一という変わった娘。またこの祭慈雨村も変わっていてネット環境や電線もなく古臭いド田舎。多喜や住人の服装も古風な着物だった。
発火花は三日ほどの山旅になる。道中は自然と触れ合ったりのんびりしたものだった。祭りの際、多喜は歌姫になるという話をした。多喜の小さい頃からの夢だとか。今回運よくそのチャンスが巡ってきて気合十分。
行きはよいよい帰りは恐い。少しトラブルを挟む。発火花の臭いを嗅ぎ付けて野生のクマと対峙する。くノ一の娘多喜が機転を利かして一時的に凌ぐがクマは諦めない。そこで山の神様に帰り道の守護をお願いする。そこでカラオケ対決をすることになった。ここでも多喜の歌唱力のおかげで快勝。発火花を無事に祭り会場まで届けることができた旅人。祭りは開催され、多喜も夢だった歌姫として職務を全うする。
旅人が村を出るとき、自称神様の少女と会う。少女は秘宝としてただのキーホルダーを寄越した。少女曰く。
「秘宝は形じゃない。旅の思い出をキーホルダーに詰めておいた」
とのこと。そして元の世界に戻してやろうという話になり、そこで新事実が発覚する。実は祭慈雨村すでに滅んだ村。村全体が多喜を中心に地縛霊化したもの。多喜の夢だった歌姫になれたことで成仏できるようになった。騙された気分だったが結果オーライ。
旅人は細かいことは気にせず、また治療という名目の旅を続けるのだった。
※この作品は「http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5490758」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 16:02:39
76409文字
会話率:63%
主人公は下半身のない欠陥人形。墓屋敷と呼ばれる欠陥人形が捨てられる場所に生まれる。創造者ドールクリエが入魂した人形にはそのまま魂が宿る。それは完成品に限らず、練習がてらに作られたパーツにも当てはまる。
両腕のない人形パシー。ドールアイの
ギャメダス。両手両足を失った長老。頭だけのうどん屋石頭。などなどの仲間と共に主人公カミジリは自身の欠けた下半身を探すのだった。
最初の頃、カミジリは欠陥人形であることにコンプレックスを持っていた。早く人形としての価値を取り戻そうと無理をする。禁止されている夜の探索に一人で出かけたカミジリはモンスタードールに出会ってしまう。モンスタードールとは人形の魂を奪ってしまう人形。一人で立ち向かうも全く歯が立たなかったが、皆と力を合わせてこれを撃破。皆との絆を感じるカミジリであった。
これを期にモンスタードールをもう一体発見する。屋敷内ではなく、学園と呼ばれる人形たちが人間社会常識を学ぶ場所だ。事態を重く見た人形たちは原因を調べるとパシーが関係していることがわかる。パシーはこの地域ドールクリエが集まる町で作られた人形ではなかった。ここに来た経緯を辿っていくうちにパシーの過去と失った両腕を見つけていく。曖昧な記憶の中に残されるモンスタードールだったパシー。それに苦悩し川に身投げした際、何らかの形で両腕を失ってしまう。そしてパシー自身モンスタードールではなくなった。
調査の末、侵入経路である拷問用の水部屋に失った両腕が残されていると推測された。この部屋は過去の遺産で長年封鎖されている場所。この両腕は未だにモンスタードールのままで触れた人形に引っ付き、魂を奪う接触接合種。水部屋の中でたくさんの人形と接合しており黒き海のように増殖していた。手ごわい相手だったが、パシーの過去から解決策を見つけ出す。ちょうど水部屋の中にいたのでそのまま接触接合の原因を洗浄することで無事に両腕を取り戻すことに成功した。
魂の危険を顧みずに健闘してくれたカミジリにパシーは愛の告白をしてハッピーエンド。カミジリと共にまた下半身を探す日常に戻るのであった。
※この作品は投稿日:2015年6月30日「http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5490720」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 15:55:20
66177文字
会話率:60%
事故によって両足が不能となった少年のもとにある日、少女が現れる。
そしてその少女は少年に対して「あなたと私が結婚することを条件に私があなたの足を治すためのお金を全額払うというわけです。分かってくれました?」という提案を。
そこから始まる恋愛
ストーリーです!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-17 18:36:30
9847文字
会話率:15%
目が覚めると何故だか見知らぬ山に居たタケル。
此処が何処かも分からず、混乱しているうちに、ゲームかアニメに居るようなモンスターを見かけ、恐怖で逃げ出した。
しかし、足を滑らせて崖から落ちてしまう。
両足を骨折して動けなくなってしまい
、このまま此処で死ぬのかと思いながら、どうせ死ぬなら最後くらいはベッドの上が良かったなと考えていたら、突然ベッドが現れた。
動きたくても動けないタケルと、使い魔のベッドが異世界を旅する話。
主にベッドが頑張ります。
初投稿なので使い勝手がまだよく分かっておりません。誤字脱字等も多い可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 22:43:21
9999文字
会話率:18%
家族に売られ、買取り手先の仕事で両足を失った主人公の約20年後から始まる物語。死んだと思っていたらそこは異世界!?異世界に転生した主人公がその人生を歩んでいく、よくある異世界転生モノです。※俺TUEEEEEEE系として書いてますが、まだ主人
公は俺TUEEEEEEE出来てません。ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 00:00:00
130848文字
会話率:35%
普段は人の姿をしているが、13歳以上になった人間は「発現」する。
両腕は翼と化し、両足には鉤爪が生える。
もちろん、飛行することもできる。
その生物は人鳥(Birples)と呼ばれる。
これは人鳥、ハル=ロヴァートの物語である。
最終更新:2016-10-31 10:00:00
32158文字
会話率:42%
人類うっかり大進化。全世界岩合光昭さん化計画ぅ!
陽のあたる坂道を 自転車で駆けのぼる~ Ⓒ猫の恩返しより
――人類がアフリカで地面に両足をついて降り立ってから幾万年。
次の人類の進化がまさか"猫の言葉がわかるようになる&qu
ot;だとは誰も思いませんでしたとさ――
What's Michael?みたいな群ようこさんぽい作品に、
スニーカー文庫なソースを垂らして召し上がれ。
全十話。一日一話投稿。三万字程でお届けする短中篇小説となっております。
☆少年エース×カクヨム「漫画原作小説コンテスト」応募作品でした
★コンテストレギュレーション解除によりカクヨム→なろうにも投稿しました
☆なろう版では一部を改稿しています
★真縦書きPDF版も作成しました。無料で見られますので此方へどうぞ。
https://indd.adobe.com/view/8ee5c4ed-3b6a-4405-ba64-64cbe90eeddb折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 00:01:42
29879文字
会話率:37%
ある時、両手、両足を奪われた少女は地下世界アビスへと落とされてしいます。
死ぬはずだった彼女を救ったのは彼女の血を吸ったことによってブラッドスライムとなった一匹のスライムでした。
ひとりと一匹は互いがいなければ生きていくことができなくなって
しまったのです。
お互いが生きるためにひとりと一匹はともに暮らすことになります。
時には苦難もあるでしょう。時には喜ばしい出来事もあるでしょう。
これはスライムと少女の出会いによって始まる物語。
どうかその果てまで、しばしのお付き合いをお願いいたします――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 00:00:00
51012文字
会話率:28%
起きたら知らない部屋のベッドの上にいた大崎愁斗。両手両足には鎖、首には覚えのない首輪。窮地から始まる異世界召喚物語。
由来不明な他とは隔絶した肉体能力、魔法能力、成長力を手に入れた大崎愁斗は、稀有で数奇な運命を突き進んでゆく。
序盤の文章
はとても拙くて読みづらいかもれませんが、読者様方に多くのアドバイスを頂き、自分でも勉強して少しでも読みやすくなればと研鑽しています。この点につきましては申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-24 00:00:00
337024文字
会話率:34%
青蘭学園高等学校(せいらんがくえんこうとうがっこう)の一年にして陸上部の特待生だった戸川(とがわ) 春輝(はるき)は、交通事故により両足を切断し、高校を退学になり地元へと帰ってきた。
重く、質が良くない義足を装着して市立凪乃高等学校(し
りつなぎのこうとうがっこう)に二年から編入した春輝。しかし両足を失い、走れなくなったことに絶望し、春輝は完全に腐ってしまっていた。それを見兼ねて幼馴染の渡良瀬(わたらせ) 凛斗(りと)がオカルト研究同好会に無理矢理に入会させる。
三年生のセレブなお嬢様の鬼灯(ほおずき) 朱莉(しゅり)。
一年生の採掘こそマイライフの沖(おき) 涼太(りょうた)。
オカルト研究同好会の顧問にして、一線を退いた天才的義肢装具士の木崎(きざき) 隼人(はやと)先生。
同好会のメンバーと凪乃高校七不思議の解決、夏休みに朱莉の別荘地でのバカンス、アミダくじで決まった文化祭での模擬店を行ったりして、春輝は以前の性格に戻っていく。そこで春輝は凛斗に惹かれていることに気付く。
そこに入ってきた藤林(ふじばやし) 有栖(ありす)。「春輝が好き」と全身でアピールする有栖だったが、凛斗に惚れていた春輝は告白し、二人は恋人となった。
凛斗の隣で同じ道を、ずっと共に歩きたいと決意した春輝は、凛斗が進学すると決めていた城皇学院大学(じょうこうがくいんだいがく)神道学科(しんどうがっか)の推薦を獲得する。一方で凛斗は一般受験で受験し、合格する。
木崎先生に義足を新調してもらい、進学したら大学の近くで寮生活することを決める二人。
そんな中、春輝の母親である戸川(とがわ) 都(みやこ)は裏から手を回して春輝たちの卒業式の直後に同会場で二人の結婚式を決行させる。勢いに流された感じだが、自分たちの意思で結婚に同意する二人。卒業式の日に、二人は夫婦となった。
それから八年が経ち、二人の子宝に恵まれ幸せを実感する春輝と凛斗。絶望し腐っていたのはもう過去のこと。最愛の人と家族に囲まれ、前向きに生きていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-17 21:25:25
195095文字
会話率:55%
三十路街道に両足をずぶっと浸かった私の思ったこと、語りたいことを気ままに書き散らした日記です。
語ったことが増えてきたらあらすじに反映する予定です。
取り敢えずは不妊治療について書き終わり、徒然なるままに今日の気分で題名を変えて書き綴ってい
ます。
一話千文字前後の暇つぶし用作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 22:00:03
15020文字
会話率:1%
闇の部分をえぐり出すような、思春期の少女の傷について。
そして、残された家族の想いーーー。
_________
わたしには自由がない。
両足を腕を身体全体を覆い尽くすように冷たく硬い感情のない鎖が絡みついている。
感情のない鎖は日ごと私を
締め上げて苦しめている。
抑圧と渇望と。翼を煌めかせて飛ぶ鳥のように、自由になりたい。
わたしを押さえつけるものはすべて壊して。
鎖はわたし。自由を奪うもわたし自身。
じゃあ、わたしを壊せばいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 21:07:01
1008文字
会話率:0%
両足の無い少女・トリシャは、白い部屋の中で生きていた。
父親に『愛され』ながら生きている彼女の人生は、不自由では
ないものの、淡々としたものだった。
そんな彼女の部屋に、ある日「ケリュケイオン」と名乗る杖が侵入してくる。
様々な異世界を旅
することが出来るというケリュケイオンに導かれて、
トリシャは異世界へと旅に出るのだった。
本でしか見たことのない世界、
海が広がる世界、
空が広がる世界。
様々な世界を、トリシャはケリュケイオンと共に旅していく。
(本作品はHJ文庫大賞に『灰黒七歌』名義で投稿した『化け物と神杖の異界パズル』を一部改稿の上、読みやすいように改行などを加えたものです。カクヨムにも同じものを投稿してあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-07 21:00:00
82407文字
会話率:45%
誰か私を愛してください──────
通り魔によって両手両足を失った女性が嫉妬と憎悪により人を襲うケダモノと化した。これは狂っていく彼女と彼女に恋をした青年の行く末を描いた物語。
※アルファポリス、カクヨムでも連載してます
数話で完結します
が、学業のため不定期更新とさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-15 11:57:09
3601文字
会話率:12%
事故によって両腕を失った青年片桐恭介と、両足を失った少年、橘薫。
障害を疎ましく思いながらも、日々をプロゲーマーとして生きる彼らにスポンサー企業の研究者、葉山理一は1つの提案をした。
「手足を取り戻したくはありませんか。もう一度大地に立つ足
を、愛する人を抱く腕を、欲しいとは思いませんか」
世界有数の企業であるグローバルコーテックス、それが採算を度外視して生み出したもう1つの世界『リアル』。この世界では全てが現実と変わらない。五感も感情も体験も、全ては『はじめから』始まる。
かくして、2人は現実を去り、理想の現実(リアル)を求めることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-08 21:42:29
7895文字
会話率:28%
偶然に新宿でばったりと出会った二人は中学校ではただの知り合いだった。大学に進学して付き合い始めて間もない頃に彼の運転で山へドライブした。交通事故で両足を切断された彼女の面倒を見るのは彼氏の愛情と責任感だった。両足がなくても車椅子テニスとスノ
ボーをマスターできたのは彼氏のおかげだった。社会人となった彼氏は仕事に追われて彼女の面倒どころではなくなり、二人は別れた。冬季パラリンピックでスノボーに出場をする目標を持った彼女はスキー場で金持ちでイケメンの男と恋愛し、結婚した。大学時代に恋愛した二人が韓国のソウルでばったりと出会う運命は昔の彼氏と彼女が透明な絆で結ばれていた証(あかし)だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-14 01:12:49
34033文字
会話率:80%
もしも愛している人の両足がバナナになってしまったら、僕はどんな顔をすればいいのだろうか――
そうした素朴な悩みを抱える『僕』が、両足が足がバナナになってしまったことを隠す少女『大鳥鳩子』と、穏やかな日常を過ごすハートフル掌編!
最終更新:2015-09-14 01:00:00
3162文字
会話率:44%
「自分の好きなようにすればいい」
一番聞きたくない言葉を投げつけられて、依子は底なし沼に両足を取られたような気持ちになった。
最終更新:2015-06-09 21:18:39
14528文字
会話率:19%
近未来のロボット工学が進化した世界で
両手両足に至るまで、破損したアンドロイドは最後の時を迎えようとしていた。
ダルマ杯用ジャンク置き場品
最終更新:2015-05-31 02:23:55
2494文字
会話率:39%
私には両足がない。元々ないんじゃなくて、事故に巻き込まれて切り落とした。よく生きていたね、とかかわいそうに、とか色々言われる。一生歩けないなんて、女の子なのに、とか。でも私からすると、そんなこと知るか!!だ。そんなことあんた達には関係ない!
だけど神様、こんなのってないんじゃない?
苛烈な性格の少女が、冷徹軍人獣人に溺愛されるお話。
※タイトル変えました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-14 19:22:46
15602文字
会話率:48%
主人公こと阪元竜馬は事故に遭ってしまった。理由は簡単、妹の紗夜を庇ったためである。竜馬はその事故で両足を切断し、さらに失明をしてしまった。その時の竜馬の年齢は20歳であった。竜馬の家庭は両親共働きのお陰で裕福な家庭であるためバリアフリー生活
をする事になった。それから二年の月日が経った。竜馬は22歳になり、妹の紗夜は21歳になった。竜馬は自分の部屋でいつも時間を過ごしていた。音楽、ラジオなど目が見えなくても楽しめることをやる日々であった。日に日に体は弱って行き、この二年で車椅子なしでの移動はできなくなっていた。ある日、夢の中で竜馬は女性と会った。そのお陰で異世界に行けることになった。 ※転生?憑依?転生憑依系異世界物語です。初めてですからお手柔らかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-12 02:36:17
2998文字
会話率:56%