いったいぜんたいどうしてこうなった。人間には絶対に失敗できないときというものがある。例えば、告白とか。当事者の記憶にこれでもかと印象づけてしまうものにはできるだけのことをして臨むべきだと思う。綺麗な女の子と二人っきりになって言いたいことを
全く言えなかったなんて悔やんでも悔やみきれないものになることうけあいだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-26 22:56:12
1444文字
会話率:0%
ペキュリアウイルスというものがある。世界全土にばら撒かれた発祥不明、対処不明のそのウイルスに罹患した者はおよそ発症一年以内に死に至る。
感染者から生まれた命は極めて低い確率で健康体として生き残り、さらにそこから、極めて低い確率で特異能力を有
する命が生まれ落ちる。
人はそれを咎と呼び、人は彼らを咎人と呼称した。
そんな彼らが隔離施設内での事故を契機に脱走を図ってから十八年。
五年前に仲間を逃がすために残り、《世界特異機関》に捕獲された《桐谷洵》は五年後、十八になったその年に再利用されることになる。
目的は、かつての同胞の撃破。
それでも仲間の救済を望む少年は、最強と謳われるその咎と共に事態の収束へと急ぐのだが……。
2012/0822 全編改稿終了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-29 20:57:05
104343文字
会話率:29%
心霊スポットが大好きな高校生白矢天馬と天馬の幼馴染で天馬が行く心霊スポットには必ずついて来る枝野美鈴は心霊事件という宇宙で起こっている戦争に対抗できる心霊パワーというものがある。そのパワーに気づいた宇宙人心霊悪魔は天馬達の力を借りようと宇宙
から誘いが来るそして天馬達はどう答えるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-13 16:18:52
13958文字
会話率:42%
竜骨というものがある。竜の屍だが、それは悪臭を放つものだった。古来よりそれを清め、掃除して時の権力者へと献上するという仕事があった。
日本で就職口を探していた青年はそれに巻き込まれてしまう。生きるか死ぬかの選択肢の中、青年は何を見出すの
か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-24 02:10:13
5776文字
会話率:34%
異次元世界、というものがある。
いくつも連なる、無限といわれる、様々な法則や物質の入り混じった世界。
そんな世界を駆け抜けて自由を謳歌するのは、ほんの少しの自由を求めた人々。
兵器と魔術、世界と世界が交差する現代バトルファンタジー。
最終更新:2010-08-12 01:00:00
674046文字
会話率:31%
無事に【此処】という場所から抜け出した僕たちは、何でも屋を開く事にした。特に宣伝をしなくても、僕の周りには【能力者】が集まってくる。ある依頼によって、僕達は学校に忍び込む事になった。格好良く言えば潜入調査というやつだ。【能力者】とばれないよ
うに、栞(しおり)は何度も繰り返し言い聞かせてくる。僕はどんな形であれ、もう一度学校に通える事が嬉しかった。
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【世界の狂う重さ】という小説の続編です。前作を読んで頂けると嬉しいのですが、いかんせん200話と長いので、抑えておいて欲しい要点だけ簡単に纏めます。
・【能力】というものがある。それは常識としてはありえないちからである。だから【能力者】は捕まって施設へと送られる。
・【能力】を得る代わりに、【代償】も同時に持つ事になる。
・主人公は茉莉(まつり)。一緒にいる女の子は栞(しおり)。栞は男みたいな喋り方である。
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よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-20 23:50:22
33952文字
会話率:52%
シェークスピアの作品には四大悲劇というものがある。内一つがハムレットだ。
これはそんなハムレットを中心としたとある優しい小さな天使が犯した悲しい罪の童話。
最終更新:2009-10-10 17:27:42
3152文字
会話率:44%