幼い頃、天高く手を伸ばせば、白い雲も太陽も、天上に在るすべてのものを、手に入れられると信じていた。ただ今は幼いから、天まで手を伸ばすことができないだけだ、と。
時は乱世。
男として生まれながら、男として生きることを許されない少年の、BL気味
、中華風ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-30 20:07:25
154101文字
会話率:25%
「俺は今日告白する」。天高く掲げた拳は蒼穹を貫かんと確固たる決意を秘めていた。「ふうん。ボクに?」。などとバカげたことを聞き返してきやがるのは超絶美少女容姿の親友、観月だった。恋愛経験ゼロはお互い様。被告白経験の数は……両手両足の指の数より
多い。そんな俺の親友はしかし、実は――。男の子と女の子と男の娘による、甘くて苦くて塩っ辛い青春の一ページ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-15 19:41:32
3102文字
会話率:35%
ある所に塔があった。その塔は天高く、天辺がかすんで見えなくなるぐらい高い。その天辺を目指して、少年ニコラは階段を登る。彼は天辺に辿り着くことはできるのか?そして、そこに何を見るのか?塔を登る少年の成長をご覧あれ。
最終更新:2008-05-26 00:37:05
26077文字
会話率:31%