朝起きたら、愛しい暁斗がベッドにいない。どこに行ったの? 母さんに訊ねると「あきとって誰?」。カレンダーを見ると、過去に戻っている! いや、家も違う! 微妙に違う並行世界に来ちゃったようだ。
ああ! いったいどうやったら帰れるのだろう?も
しこのまま暁斗に会えなかったら、どうしよう…… 俺は暁斗を探すことにした。
量子の動きとして考えられている多世界理論を、取り入れたSF編。「エソテリック・ラヴァーズ(R-18)」 外伝。正宗の物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-16 12:27:22
10687文字
会話率:35%
年明け前、とある青年が思い描いた世界の成り立ち。或いは、彼の想像意欲。
最終更新:2012-12-31 23:00:00
8269文字
会話率:2%
魔法と科学の共存する世界を描くサイエンス・ファンタジー。この小説は、そんなサイエンス・ファンタジーを得意とする作者の挑戦する多視点・多世界観の実験的小説です。
尚、当小説は他サイトで連載中のものを加筆訂正の上遅れネットで投稿したものとなり
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-17 22:08:40
54102文字
会話率:53%
現実と空想、ミクロとマクロ、そして量子と物理。各々の地平線を昇降する『アインシュタイン・エレベータ』これに乗降する女と男、もとい、人妻と猫。彼らはそこで何を成し、そして何処へ辿り着くというのか。
【空想科学祭FINAL・参加作品】
最終更新:2012-08-30 22:23:14
19974文字
会話率:40%
なあ、こんな話を知ってるか」相変わらずの友人からの言葉。訳が分からないその単語の数々は、次の瞬間、俺がどこに属しているかを分からなくさせる。でも、それを考えるには、俺には十分な時間がある。他の世界があろうがなかろうが、今、この場にいるのは間
違いなく、この俺だ。それに代わりはない。だから俺は気にしない。他の世界の俺がいたって、なにも分からないわけだし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-19 00:00:00
80978文字
会話率:39%
俺を無視する白黒世界。どうして俺はこんな世界で生きているのだろう。原因となったあの日のことを、思い出す。気づいた時には俺が産まれる前の過去に来ていた、あの日のことを。
最終更新:2012-08-09 22:34:02
3445文字
会話率:7%
様々な多重世界から、王族・貴族が通って来る多重世界の名門校、かけ橋学園。地球世界の日本の女子高生の立川は、学園の生徒たちの社会勉強の一環のために、学園に通っている。この学園を卒業したあかつきには、大企業や名門大学への推薦が待っているから。
しかし、彼女が髪を染めていたせいで、どこかの国の王子様のセレイガに、彼の国の守り神のユニコーンだと勘違いされてしまう。そのせいでセレイガは、ちょと大変なことになってしまったらしい。
学園ファンタジー。あんまり仲の良くない二人。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-26 18:00:00
92200文字
会話率:29%
夜、自室のベッドに潜り込んだ「僕」は、夜明け前、見知らぬ図書館の床の上に横たわっている事に気付く。
そこで主人公は、一人の少女と出会い、彼女の詠む、ある本を聞くが…
詠み手と聞き手、二人の不思議な関係の中で生じる、世界の何処かに佇む図書館
のお話ですヾ(@⌒ー⌒@)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 01:46:11
1674文字
会話率:28%
拳銃使い、魔女、将軍、博士。
役割に支配された生き方しかできない連中が、ゆっくりと世界に染みこんでいく。そんな役割を与えられた生を『我々』は世界レンズを経由して観測する。
王国は革命で倒れ、共和国は大衆に焼かれる。
拳銃使いと、無愛
想な魔女はそんな世の中のカスの一片として拳銃をぶっ放し、魔法を使い、人を殺し、たまに助けて、飯を食う。音楽に耳を傾け、書物に心躍らせ、それでもやはり人を殺す。
将軍と感情的な魔女は、『塔』からあふれ出す怪物どもの相手をしながら、淡々と政治に明け暮れる。戦いにおいて優秀、政策において鋭敏な二人は、徐々に人の枠を離れ、自らが規格外の怪物に近似していく。
頭のおかしい博士は、世界のあり方を問い直すことを諦めて、ただ全てを肯定し続けて、なにもかもを楽しむ。それは方法論的虚無主義ではあるものの、それでいてロマンチズム。
冒険者ギルド、暗殺者ギルド、騎士団は各個に組織としての意思を持ち始め、それを構成する人々を歯車たる器官へと置き換えてゆく。
共和国、王国、都市国家連合、諸部族会議は『塔』に目を向けながら、互いに剣と銃を突きつけあう。
新人類と旧人類は相互に断絶し、播種船は飛んでくるわ、第一異星人と接触するわで話は混迷を極め、ますます分けがわからなくなる。
ドゥルーズだのフーコーだのがそれぞれに役にも立たない持論をまくし立てはじめ、科学は方法論となり強い人間原理が機能し始める。それでいて役割を与えられただけの『キャラクター』たちは、うやむやな物語に対して反旗を翻す。
わけもわからず能力バトルが始まり、挙句の果てにはSFもどきになり、重力の虹を論じ、百年の孤独に打ちひしがれ、緑の家にたどり着こうとする。ジョージ・オーウェルがそんなサマをあざ笑いながら嘘つきだけが現実を見ることができることを強弁する。
―そして、世界システムという怪物が、誕生する。
その世界システムに対して、並行世界のエヴェレット多世界解釈上の存在である女子高生が世界征服というカウンターアタックを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-23 11:08:41
7460文字
会話率:31%
何とか流の継承者だとか、やたら勉強ができるとか、そういったことの一切ない平々凡々な高校生である鳴海颯太。彼がある日、銀色の鏡のような物に吸い込まれて異世界へ!
しかし、その世界で待ち構えていたのは……悪の秘密結社だった!? 辛くもその組
織から逃亡した颯太は組織を倒すべくさまざまな異世界を巡ることになる。
果して颯太は悪の野望を打ち砕けるのか!?
※ジャンル変更しました。
追記、世界観にタイトルが合わなくなってきましたので改題しました。いろいろ変えて申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 10:40:12
32023文字
会話率:59%
混沌のアルファの世界観や理論などを、会話形式で説明していきます。補足によろしければどうぞ!
最終更新:2011-05-08 21:24:08
9162文字
会話率:94%
これはとあるタイムトラベラーの手記である。
そう遠くない未来、突如として完成したタイムマシン。その初期テスト要員が記した回想録である。
救いのない絶望と不条理を背景に、
妄執、狂人、偏執狂、殺人狂たちの百鬼夜行。
多世界解釈、300
人委員会、人間牧場計画、そして核戦争。
描かれるのは地獄絵図。
単なる一テスト要員だった主人公は、タイムマシンのもたらす狂気を目の当たりにすることになる。
これは、陰惨で残酷な数知れぬ物語のひとつ。
帰る場所を失い、すべてから見捨てられた男の物語。自分とはなにか。罪とはなにか。
これは、時空の放浪者となった男の絶望の物語。男の物語には、どこにも救いはない。
これは、惨めな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-09 22:10:25
30861文字
会話率:31%
この世で命を失い、あの世にやってきた『彼』。そこで『彼』を待ち受ける不思議な事態。果たして『彼』の運命は…?
最終更新:2009-01-11 22:52:36
6794文字
会話率:38%