友人と青春を謳歌し、可もなく不可もない平凡な高校生活を送る
主人公
柊 奏 (ひいらぎ かなで) 17歳
父、母、妹 家族仲良く過ごす彼がいきなり 非日常 の生活に巻き込まれていく
彼の前に現れた1人の悪魔と契約したことで
7人の「悪
魔の力」を授かった人間との、命を賭けた戦いが始まる
初作品により見にくかったり、幼稚だったりと不快にさせることもあるかもしれませんが
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 11:48:11
4052文字
会話率:46%
如月秋真は圧倒的なサッカーセンスを持っているにもかかわらず、小さな離島という環境ゆえに小中で一度も公式戦に出ることができなかった。そんななか、彼の練習を偶然見た上垣にかつては強豪、しかし、現在は落ちぶれ弱小校に成り下がった志築高校に来ない
かと誘われる。それにのって志築に行くも、肝心の上垣が不慮の事故で入院してしまい、その代理に監督になった志築を落ちぶれさせた原因のコーチの伊津本と伊津本が推薦した元ジュニアユースの矢羽部によって退部させられてしまう。しかも、高校になって初めてできた彼女の吉田加奈子も矢羽部と浮気しており、秋真は失意のどん底に落とされる。
だが、捨てる神あれば拾う神あり。そこから彼の人生は上り調子になり続ける。もたもたしている間に秋真が恋人を作ってしまったことをずっと後悔していた双子の幼馴染みの柊みゆと柊みうに猛アタックされて羨ましすぎるリア充になり、真正面からサッカー部を倒したうえで事故から復帰できた上垣とともにサッカー部に戻り、徐々にその素晴らしい才能が周囲に知れ渡っていき秋真は人気者になっていく。
逆に、彼を追放した伊津本や矢羽部、そして浮気した吉田は落ちぶれていくのだった。
※サッカー7割、恋愛3割くらいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 10:27:41
20102文字
会話率:47%
両親を幼い頃に亡くした巫澪はある事件から兄をも亡くしてしまう。独りになった巫澪を拾ったのは裏社会で活動しているYAMIKMOの所属人柊秀だった。
最終更新:2021-06-10 17:28:41
625文字
会話率:36%
最新型VRゲーム「valhalla」が世界中で流行りだしそれは引き篭もりである主人公の 柊 士郎にも影響を出していた ただ致命的なバグが主人公を襲い...!?
この作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+のサイトにて投稿しております
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 20:00:00
21559文字
会話率:59%
電脳世紀82年。15歳から世界政府が用意したVR、通称GL(ジル)でギャンブルや対戦ゲームをして勝った分、寿命が延長される世界。人類の寿命が伸びすぎて人口爆発を抑えるために導入された。チートをした者は重罪、寿命剥奪等。産まれた時に脳に直結す
るプラグを埋め込まれる。それで勝敗、タイムアウト(死)を判断する。
誰だって若くして死にたくない。この時代の人間の寿命は長く、250歳を超える者もいる。
労働の対価はお金か寿命かを選べる。底辺労働者は寿命を貰い、金持ちを襲っては金目の物を手に入れたり、無茶な賭けを要求して寿命を奪い取る。凶悪犯が長生きするのは無理だ。だが、それも世界政府の計算の内。とにかく250億人を超えた人口をコントロールしたいようだ。薄くなった倫理観で。
飯田スカイは代々自衛官の家系の一人息子だが、世の中に疑問を持つ。
スカイが小学生の時に、身代金誘拐事件に巻き込まれる。大地震のどさくさに紛れて脱出し、無事に保護されたが、心に傷を負う。
スカイは中学生になるとサッカー部に入るが、部員は3人しか居らず、GLでプロゲーマーを育てる、通称GL部だった。スカイはすぐにGL内のVRシューティングゲームの才能を開花させ、一発目で1300キル0ダイの戦績を叩き出す。
幼馴染みの木瀬木メルや魔性のサッカー部部長の柊オズと良い関係になるが、スカイはハッキリしない。
スカイは12歳の時に行ったチートがバレて15歳になっても2年しか寿命が支給されなかった。それを見兼ねた大長寿、飯田カケ造が寿命を100年も分け与えてくれた。そして世界政府の陰謀を暴けと言った。
スカイは世界政府公認の大幅人口削除計画と対峙するが……。
※カクヨム、エブリスタにもUP折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 09:01:09
37562文字
会話率:69%
1話1000文字程度でサラッと読めます。
18歳から世界政府が用意したVR、通称GL(ジル)でギャンブルや対戦ゲームをして勝った分、寿命が延長される近未来。人類の寿命が伸びすぎて人口爆発を抑える為。チートをした者は重罪、寿命剥奪等。産まれ
た時に脳に直結するプラグを埋め込まれる。それで勝敗、タイムアウト(死)を判断する。
誰だって若くして死にたくない。この時代の人間の寿命は平均250歳(理論値)
労働の対価はお金か寿命かを選べる。底辺労働者は寿命を貰い、金持ちを襲っては金目の物を手に入れたり、無茶な賭けを要求して寿命を奪い取る。凶悪犯が長生きするのは無理だ。だが、それも世界政府の計算の内。とにかく120億人を超えた人口をコントロールしたいようだ。薄くなった倫理観で。
俺(飯田スカイ)は代々自衛官の家系の一人息子だが、世の中に疑問を持つ。
俺が小学生の時に大震災が起きて町は津波にのまれて、父親を亡くす。
中学生になるとサッカー部に入るが部員は3人しか居らず、GLでプロゲーマーを育てる、通称GL部だった。俺はすぐにGL内のVRシューティングゲームの才能を開花させ、一発目で1300キル0ダイの戦績を叩き出す。
18歳間近の人は政府から支給される延長寿命をできるだけ多く手に入れようと、いい人を演じる“18歳問題”に取り組んでいる。
俺は幼馴染みの木瀬木メルや魔性のサッカー部部長の柊オズと良い関係になるが、ハッキリしない。
俺は12歳の時に行ったチートがバレて18歳になっても2年しか寿命が支給されなかった。ある日、親族の御老体が生きるのに疲れたと言って、俺に寿命100年分を違法賭博でくれた。それと世界政府の陰謀を暴いてくれと。
俺は世界政府公認の大幅人口削除計画と対峙するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-07 19:12:54
153473文字
会話率:65%
少年とサキュバス達が折り合う恋愛ストーリー、出会いからサキュバスと少年の間でのネットリあま〜い雰囲気とエッチな物語をお楽しみください♪
最終更新:2021-06-05 19:17:34
8607文字
会話率:50%
主人公のことが好きだが素直になれない美少女と、
その態度に嫌われていると勘違いをする男の子のお話です
最終更新:2021-06-05 15:24:23
2103文字
会話率:37%
4人の少女(柊椿・伊藤ルキ・清水社巫女・緋色沙耶)が人間から契約をして魔女となる話
(12人の少女と設定が違います)
最終更新:2021-06-03 22:25:48
89735文字
会話率:57%
家の軒下に爺さんが来るようになった。
言葉を喋らないが失せ物や盤上ゲームの次の手なとを指差しで示してるうちに、村人から賢者と呼ばれるようになって行った。
そんな賢者を観察するニコラの駄文的短編
最終更新:2021-06-03 18:00:00
2580文字
会話率:2%
英雄ノエル。大氾濫の際に、最後の力を振り絞り発動させた押し寄せる大量の魔物と共に大規模魔法によって姿を消した。そこに残されたのは地面に刺さった一本の長剣のみであった。その剣は、誰にも抜けずまるで主人が戻ることを知っていて待っているかのようで
あった。
大氾濫から数百年の後、英雄譚として語り継がれる英雄の剣の物語……ではなく、英雄ノエルのその後のお話
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不定期更新とさせていただいております。
メンタル弱化の状態異常の為、感想・レビューは受け付けておりません。
批判はモチベーション低下につながりますのでご了承ください。
誤字脱字?それも味だと思いねぇ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 17:47:44
15086文字
会話率:52%
主人公 柊界人(ひいらぎかいと)は地味で陰キャな普通の男子校生だ。そんなごく普通の生活を送っている中、ある駅の階段でクラスメートで委員長である━高峰沙織(たかみねさおり)が足を滑らせてしまい、階段から落ちてしまう。何とか庇い、助ける界人。
そこから界人の人生が大きく変わる。
クラスの委員長で美少女の高峰沙織と地味で陰キャな柊界人が送る青春ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 22:51:05
1856文字
会話率:63%
両親からの虐待を受け、高校でも仲がいい友人は存在せず唯一喋りかけてくるのは自分の事を虐めてくる幼馴染だけで、卑屈になってしまった主人公、柊優美。
そんな優美の前にいきなり、喋る犬の人形が現れて、「魔法少女になって悪の組織と戦ってほしい」
と頼まれて戦うことになったが...?
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タイトルを詳しく言うと
最弱魔法少女が同僚の魔法少女や敵に(性的に)狙われるお話
気が向いたらゆっくり書くので不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 23:04:02
2967文字
会話率:62%
───・・・
「今日から雇ってあげるよ、奥さん。」
ある日突然8年付き合った彼が他の人と結婚することを聞かされ、呆然とする佐倉あかりの前に現れたのは、人気俳優で実業家としても成功を収める早瀬柊真。
柊真はとある事情ですぐにでも結婚しなけ
ればならなくて…
傷ついたあかりに漬け込み柊真は結婚を迫る。
NOと言えない状況で始まる契約結婚。ふたりはお互いの事をプロフィールでしか知らない。
「あんたの3年間、俺が買う事にした。」
偽の結婚生活、3年後には離婚し自由と慰謝料を約束すると話した柊真。突然の事に混乱するあかり。
本当の相手を少しずつ知り、ふたりの間に愛は芽生えるのか?はたまた契約通り3年後に離婚するのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 21:30:47
1901文字
会話率:19%
I'm waiting for my dawn
一年に一度、同じ人と同じ場所で写真に写し、その人達の成長を残す。
フォトスタジオ小南でアルバイトをする冴島一花と幼馴染みである夜明柊士の間に生まれた少し不思議な世界の話
最終更新:2021-05-25 22:42:14
11994文字
会話率:25%
「藍野先輩、黒崎部長からの伝言ですよ『部長室へ来るように』って」
高坂家護衛案件も公安が離れた事によりランクが下げられ、藍野達の護衛チームは別チームと交代し、各々の案件や業務を担当する日々に戻った。
藍野も2課の業務に戻り、中途採用とな
った新パートナーの紫藤の指導に当たりながら、案件をこなすある日、黒崎に呼び出され、本社依頼の極秘案件担当を命じられる。
護衛対象者は白鳥柊司博士とその娘、レイ白鳥。
二人ともグループの研究所にいたが、博士は持病で余命宣告を受け、最期は日本で過ごしたいと戻って来たのだが、何やら博士は護衛がお嫌いな様子。
この親子の護衛をきっかけに藍野の意識も人生も大きく変化していく。
この小説はフィクションです。実在の人物や団体、国、地域名などとは関係ありません。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 22:18:59
173430文字
会話率:30%
柊恭介(ひいらぎきょうすけ)はある日大雨が降った為に普段は歩きなのだがバスに親友の望月総一郎(もちづきそういちろう)と五十嵐優紀(いがらしゆうき)と仕方なくバスに乗った。
すると、同じ周陽高校二年生が同じように乗っていて、他は周陽高校
一年生が一人とサラリーマンが一人の全部で十人が乗っているだけだった。
嫌な予感はしていたのだが、やはりそれは起こった。
バスの運転手が脳溢血で失神して倒れた為に変な風にアクセルに引っかかってしまってバスが暴走して、タンクローリーでガソリンを補給していたガソリンスタンドに突撃して爆発してしまう。
その時にバスの運転手以外の全員は異世界の老神に異界へと転移させられた。
その世界の老神が守る惑星レイアースは人間が滅んだ星で何としても老神は人間を復活させたいと思っていたのだ。
だが、話を良く聞くと老神が素晴らしい人間に育って欲しいと試練を与えた過ぎた結果で滅んだとかとんでもないブラック世界だった。
老神は力を使いつくして消滅してしまうが、それを弟子の天使が引き継いだ。
これが老神に輪をかけたブラック野郎だった。
貰えたスキルは繁殖と再生。
植物とか動物の毒かどうかの説明は無く、毒を飲んでも再生する力で治るから自分で調べろと言う無茶ぶり。
さらに、武器とか戦うスキルも無く、頭が完全にミンチになる事が無ければ再生するから安心しろと言う始末。
挙句に、滅んで誰も住んでない風化した集落に転移させて、武器とかは全部自分で探せと言う超ブラックぶりだった。
だが、本当に恐ろしいのは、これからだった。
男子しかいないのに繁殖しろとかと訝しんでいたら、この現状で人間を繁殖させるためにスキル繁殖を与えていたのが分かったのだ。
それは心が折れたら男性から女性に変わり、最後はもっとも子供が多く生まれる一夫多妻になるまでたった一人の男を選別するスキルだった。
最後に男として生き残るのは誰だ。
いろんな意味での地獄が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 00:12:18
147375文字
会話率:43%
あらすじは完全にネタバレしますので、上の方だけ読んでくださいませ。
室町時代に呪術を行っている神社の母子と若い巫女が一族の仲間にだまし討ちされた。
母親は死ぬ瞬間に呪いをかけて、十二か所に封印された子供が若い巫女と共に、十二の魂
に分かれて一族の元に生まれ変わり、それらが互いに殺し合う様にした。
一族の子に生まれ変わる事で、恨みを確認させ、絶望的な殺し合いを永遠に続けさせるとともに、それでも残った一人が息子として自分のもとに来てほしいと言う母の呪いと歪んだ願いが混じったものだった。
生まれ変わりの一人である主人公の葉月要(はづきかなめ)は感覚や記憶を一定時間消す力を持っており、従姉の葉月向日葵(はづきひまわり)と共に、人の心を読める如月柊二(きさらぎしゅうじ)と如月薺(きさらぎなずな)と火矢の力を持つ水無月翔(みなつきしょう)と水無月百合(みなつきゆり)に襲撃される。
前回の勝者で監視者をしていた霜月忍(しもつきしのぶ)と父親に庇われて助けて貰ったが父親は大けがをしてしまった。
その父親を救うために、何とか翔の目を力で見えなくさせて切り抜けた要だが、今度は向日葵が騙されて攫われてしまう。
攫われた場所である倉庫に、要が運転手の記憶を消して自動車を飛び込ませて混乱の中から向日葵を脱出させようとするが、翔は火矢で火の壁を作って、一か所だけ開けて要がそこに飛びこんでくる様に誘い出す。
しかし、要は自分の痛覚を消して火の壁の中から命を捨てて現れて、翔をナイフで倒し向日葵を救った。
自分の命を捨てて相手を救う要と、自分が生きたいと言う翔の戦いは要の勝利で終わった。
しかし、要も全身が大やけどで、後は死ぬのを待つだけになった。
そんな要を見て、忍がすべての呪いを終わらせてくれと頼み、命を代償に自分の不死に近い回復能力を要に譲って助けた。
この戦いは、相手を殺すか、相手の能力を命とともに譲られるかして、最後の一人になり自分を待つ前世の母親の魂に会う為の戦いだったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 11:00:00
9125文字
会話率:46%
昊涯国《こうがいこく》――時和《ときなぎ》と呼ばれる時を読む能力者が治める国。時和は管理され、その中から選ばれた者が時嗣《ときつぎ》として国を治めていた。
銀色の髪を持つ少女・三郎《さぶろう》は、この昊涯国で時嗣候補の少年・白柊《はくしゅ
う》の護衛役を勤めていた。
彼は家のしきたりで性別も顔も隠さなければならない三郎が、素顔を晒すことのできる数少ない相手。ついつい気を抜きがちな三郎に厳しい叱責を飛ばすが、二人の間には確かな絆があった。
平和な日々が続いていたある日、白柊が自身の周りに不穏な空気を感じ取る。
幼い主人の命令で、周囲の調査に赴く三郎。しかしそこで、自分を遥かに上回る実力を持つ男・天真《てんま》と遭遇してしまう。
時嗣に次ぐ権力者である白柊を傀儡にしようと目論む天真。しかも彼は『腰が気に入った』という理由で三郎に纏わりつく。
さらに白柊に至っては、信用できない天真までも自らの目的のために利用しだす始末。
脅かされる三郎の安寧。要領を得ない主の指示。
しかしそうこうしている間にも、白柊の感じた不穏な空気はどんどん形を帯びていき……――。
※本作は三部構成の予定です。
※第一部は全体のプロローグ的な位置付けになっています。
※今のところレイティングは何も付けていませんが、第二部以降で付ける可能性があります。
※この作品はカクヨム、エブリスタにも掲載しています。
・カクヨム(完結済)
https://kakuyomu.jp/works/16816452218345256167
・エブリスタ(連載中)
https://estar.jp/novels/25816564
イラスト置き場は以下ツイート。
https://twitter.com/nina_arata/status/1359121795429715970折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 18:22:05
115139文字
会話率:52%
ごく普通の男子中学一年生である、主人公「赤坂千早」の身体が突如、女子のそれへと変異する。
元々男子である千早は、女子として生きて行くことに納得はしていないが、渋々認め、苦悩の道を歩んでいく。
最終更新:2021-05-21 02:54:03
47133文字
会話率:56%
未来が見える彼女、柊葵は1年後に事故に合う、そしてそこで記憶喪失になる。未来には分起点が存在するがどの道を通ろうとも、変えられない未来がある。
それを変えようとする主人公、光と葵の恋愛小説。
最終更新:2021-05-19 23:55:33
1983文字
会話率:37%
主人公、柊冬樹は平凡と呼べる人物である。同い歳の義兄がいる、ということを除けば。
義兄、橘杏子朗は模範たりえる優等生だ。寡黙であれど信頼は篤く、『出来ないことは何も無い』と賞賛されるくらいには。
出来のいい同級生を義兄に持ち数年を、比較によ
る自己嫌悪を抱きながら生きてきた。
そんないつも通りの代わり映えのないある日のこと。
──柊冬樹は、異世界と呼べる空間に迷い込んだ。
閉鎖的で、されど開放的でもある黒と紫で埋め尽くされた世界。
『魔界』と呼ばれるその世界に迷い込んだ柊冬樹は、そこであるモノと出逢う。
子ブタのように小さく愛らしいぷにっとした『生き物』。
そして。
大きく恐ろしい、鋼鉄の肉体をした、鳥のような『生き物』。
『悪魔』。
どちらもそう呼ばれる脅威なる存在であった。
けれど、小さな方は大きな方に襲われてボロボロだ。
────助けなくちゃ。
長い葛藤を乗り越えて、柊冬樹は小さな『悪魔』を助けに動く。
けれど、無謀なる少年の挑戦は、『死』の結末に終わった。
しかし。
そこに現れた救いの手。
大きな『悪魔』を圧倒した存在。
それは、誰よりも嫌いな同い歳の義兄。
────橘杏子朗の姿であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 19:03:02
18170文字
会話率:12%
兄、妹、そして父、大切だった家族を全て失い天涯孤独の身となった高校生の上杉優真。
ある日、父が亡くなった岬にて優真は1人の少女と出会う。まるで天使のような美貌と儚げな雰囲気を持つその少女の名前は桜恵麻那、彼女は「死神」と呼ばれ一部で恐れ
られている存在だった。
そんな折、優真はあこがれだった兄の遣り残したとある使命を継ぐことになり、死を望む感情を共有できるという麻那との共同生活が始まる。優真と麻那、2人の共同生活は大きな問題もない変わらぬ日々が続く中、それでも彼女が笑顔を浮かべることはなく、優真は使命のためにも互いの距離を縮めようと手を尽くす。
そして明かされる麻那の苦しみや悲しみ、それをきっかけに2人の距離は急速に縮まっていく。けれど、麻那にはまだ誰にも明かしていな秘密があって、それは二人の仲を……
正義の味方に焦がれた少年と死にたい気持ちを共有できる少女、そんな2人の恋物語が今はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 14:55:16
18393文字
会話率:49%