絶えぬ戦争に突如、圧倒的ハッキング能力を盾にたった一人で介入を試みる男が現れた。
男は“自分は英雄になるべく、この仁義なき戦いをかつてない痛みと恐怖によって止めに来た”と宣った。
当初の世界の予想とは裏腹に、自己顕示欲の塊のようなその男の計
画は極めて順調だった。
それを可能にしたのはやはり自ら戦場に出ずとも情報を攪乱、錯綜せしめる能力と、プログラム乗っ取りによる戦闘機等の強奪、そして遠隔操作による予測不可能な攻撃だった。
それにより、ボタン一つで一瞬のうちに大量の命を散らすことさえできた。
しかしその男が次なる標的を俺のいる場所に定めた時、二人の運命は大きく捻曲がる。
己の身勝手な野望の為に大量殺戮をも辞さない稀代のエゴイストに大切な存在のすべてを奪われた俺が、たった一人で復讐に挑む。
そこには、正義など存在しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-06 05:07:33
5540文字
会話率:24%
たわいもない曜日ごとの話し
最終更新:2013-01-02 18:35:23
7028文字
会話率:17%
ひとは、覚えている感動を凌駕するような感動に、新たに出会える日はくるのでしょうか。
最終更新:2012-01-10 07:51:09
930文字
会話率:2%
自分を嫌う主人公の今を書きました。
最終更新:2011-07-10 21:24:50
334文字
会話率:0%