王太子イアンは、密かに人間の人身売買の実態を調査していた。
ある日訪れた闇オークションで、月光に照らされたような銀髪の少女・ルアナに出会い、一目で心を奪われる。
そのまま彼女を買い取ったイアンは、違法オークションを摘発し、少女を王宮に引き取
る。
最初は怯えて言葉も少なかったルアナ。
だが、イアンや周囲に大切にされるうちに、徐々に自分の意思を持ち始め、
「自分には価値がある」「私はただの道具じゃない」と目覚めていく。
そしてやがて、月の乙女としての力が覚醒し、
彼女の存在が各国を揺るがす鍵となっていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 23:47:34
17307文字
会話率:36%
桜の散り際が美しいように 私達の立ち居振る舞いも消えてなくなるから美しい…そしていつまでも心にとどまる
散文詩です。
最終更新:2025-07-14 17:28:31
294文字
会話率:0%
「私は守られたくないの。誰かを守りたいなら他を当たって」
「いやそれだと意味ないだろ! 俺はお前だから、守りたいのであって、」
魔法使いであり冒険者であるティアは可愛らしい容姿のせいか、守ってやるとよく男が言い寄ってくる。馴染みのフレッドに
もパーティ所属の勧誘を度々受けていて辟易していたところだった。
そんなとき、見慣れない男に声をかけられる。
「──じゃあさ、おれを守ってくれない?」
言われ慣れない言葉に驚いたティアは思わず頷いてしまって……。
人に守られたくない強情なティアが素直に好意を受け取れるようになるまで。ハッピーエンド。
設定ゆるゆる、恋愛要素薄め? の予定です。
よろしくお願いします(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 09:05:42
49998文字
会話率:50%
高校1年生ラノベ好き恋愛経験0の主人公、芯葉久喜(しんばくき)と学園1の美女2人日舞輪里(ひまいわり)、鈴白蘭(すずしろらん)、名前が花の名前に似ているからと花壇の面倒を見ることになった3人。実は本人達も知らない3人にはもっと深い関係が―
―。
衝撃走る花咲く花々しい学園ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 08:58:59
9240文字
会話率:42%
稲村菜々。二十七歳。どこにでもいる、ごく平凡なOLだった。
仕事はまあまあ、趣味は漫画と小説。特に、電車で読む“ざまぁ系”のWEB小説が好きだった。あの胸スカ展開、敵が断罪されていくカタルシスがたまらなくて、よく夜更かししていた。
その中
でもお気に入りだったのが、『剣聖のカール』。
最初の設定では、平民の母を持つ男主人公・カールが、差別と陰謀に打ち勝ち、最強の剣聖として覚醒する復讐譚。
読んでてめっちゃスカッとするやつで、悪役令嬢のリリスがめちゃくちゃ嫌な女で、それがどんどん落ちぶれていくのが爽快で、よく電車の中で「ざまぁ!」って心の中で叫んでた。
……なのに、どうしてそのリリスにわたしがなってんの!? 意味わかんないんですけど!!!
とにかく状況整理しよう。これが夢じゃないなら、わたしはもう、菜々じゃなくてリリスとして生きるしかないらしい。
しかも、今は――
「……ラ・ロシェ伯爵のとこに嫁ぐ途中、だよね……」
そう、この馬車はリリスが“失脚したあと”、借金返済のために政略結婚させられるイベント直前だった。
相手は、五十七歳の初老の貴族。三度目の結婚で、前妻たちはすでに亡くなってるとかなんとか……。
「うわぁ……この先、地獄じゃん」
しかも、このあと、リリスは送られる途中で脱獄したダンガー子爵に助けられて、なぜか共犯者として再登場するという、悪役ポジションに返り咲く展開まである。
断罪エンド確定の未来。ぜっっったい嫌だ。
「ま、待って……ちょっとだけなら、やり直せるかも?」
そうだ、わたしはこの小説の展開を知ってる。カールが追放されて修行し、強くなって帰ってくることも。ラ・ロシェ伯爵の正体がとんでもないDV男だってことも。
リリスがあのダンガーとつるんだのは、追い詰められて絶望してたから。
なら――そこを回避すれば、断罪エンドを避けられるんじゃ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 07:40:00
24350文字
会話率:36%
「何いいいい!? この俺を追放だとおおおお!?」ギルドSランクパーティー『優雅な槍』の一員だったアリーダは、リーダーのタリカンからクビを告げられる。理由はSランクパーティーの魔法使いのくせに下級魔法しか使えないからというもの。追放後、もう一
度Sランクに成り上がるためにアリーダは奮起する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 18:06:30
263083文字
会話率:45%
桜咲く季節に正道中学校に生徒が入学する。勿論その年度から来る新任の先生もいる。
年齢は二十四歳、身長は百十八センチ。小さな小さな背丈の咲花先生は新任の先生で一年A組の担任の先生になった。
背が小さいせいで黒板に手が届きにくい先生のため
に黒板係という係が発足する。
黒板係が黒板に板書してる間、咲花先生がその子のノートを取る。可愛らしいノート書きに、黒板係の人気が上がる。
大鷹優斗と天谷賢也と神谷巫女という一年A組の生徒が仲良くなる。賢也はよく喧嘩をしていて、巫女が絡まれていたのを助けた経緯があった。
そして不良グループ『下克上』との争い。喧嘩をしているところを咲花先生に助けられる賢也。先生の強さに惚れて弟子入りする。優斗も強くなりたくて弟子入りした。
巫女は二人のサポートに料理を勉強する。
勉強の出来ない人のための夏合宿に参加する。三人は美井美世と河合千代の二人に出会う。咲花先生の教えはとてもわかりやすかった。
夏休みが明けて、イジメから不登校の生徒が一人でた。その国定小豆のために動く咲花先生。美世と優斗もついていく。
咲花先生の過去も話される。なぜ背が小さいのか、なのに力が強いのは何故か。そして咲花先生の恩師の話。
体育祭や文化祭も始まって色付く学校。そんな中で再び襲い来る『下克上』と喧嘩し謹慎処分となる賢也。
色々な想いが交錯し、クリスマスやお正月を一緒に過ごす優斗と賢也と巫女と咲花先生。
伊豆浪江が転校してきて賢也の過去が明かされる。賢也は過去へのケジメをつけるために決着をつけようとする。そうしてまた助けられた賢也は咲花先生に想いを告げる。
結果はおあずけだったが、ノーではなかった。前に進む賢也。
進級してクラスが変わり、不登校だった小豆も気持ちが切り替わる。咲花先生のクラスなら登校してみたいという思いが湧き上がり、小豆の恐怖との戦いが始まる。
学校生活をより良くするためにどうすればいいか考える咲花先生の物語。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 09:10:00
140000文字
会話率:39%
助けるべきもの。助けるべきでないもの。
世の中にはいろいろ。
最終更新:2025-07-12 23:50:00
2957文字
会話率:4%
川津桜。
たいていは2月ごろに咲く、早咲きの桜だが、更に先を走るものもいる。
一年のうちに二回、同じ木が花を咲かせることもあるのだ。
彼らの先走りには、どのような意味があるのだろう……。
最終更新:2021-01-22 22:00:00
2730文字
会話率:0%
その村は、月下美人の栽培に力を入れていた。
女だけが育てる、なかば儀式めいた育成。その細心の注意を払った世話は、乙女の手や肌を傷つけ、容色を著しく損なわせた。
己の容姿を、大事にしたい。
そんな思いがはびこり出した、江戸時代。
失われてい
く慣習に抗う、女性たちの姿も、いまだに残り続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 18:56:16
3939文字
会話率:8%
記憶操作が義務づけられた魔法学園では、恋をすれば“記憶を消される”。
冷酷と噂される悪役令嬢・カリーナは、感情を封じ、他人の恋を断罪する役目を負っていた。
けれど転入してきた“俺”が彼女に惹かれていくうちに、忘れていた過去がふたりをゆっくり
呼び覚ます。
手紙、涙、桜の庭。
「名前は忘れても、心は覚えてる」
そう信じて、禁忌の魔法へと踏み出すふたり。
そしてカリーナが好きになった人は――俺だった。
記憶を奪われても、想いは咲く。
これは、“忘れても好きだった”恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 23:18:27
11703文字
会話率:21%
うんこを踏んで落ち込んで友人に慰められ顔を上げたらそこは森の中??友人は何故か妖精になってるし何が起こってるの??
南雲柚と柚を気に入った妖精、桜井翔也の緩やかに旅を巡るお話。
最終更新:2025-07-12 17:09:55
142893文字
会話率:57%
西暦2370年――人類は異次元から現れる謎の機械兵器「械獣」の脅威に晒されていた。
通常兵器が効かない械獣に対抗できるのは、人を超える機械の装甲「アームズ」のみ。
アームズを纏って戦う「装者」の活躍により、人類は束の間の平穏を取り戻しつつあ
った。
装者の一人である神代唯|(20歳独身女)は、ある日強大な力を振りかざす格上械獣と遭遇。
絶対絶命の窮地で死を覚悟したその時、雷鳴と共に機械大剣を振り回すドラゴンお嬢様・覇龍院嶺華が降臨する。
唯我独尊系、近未来アーマード百合SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 15:02:10
426085文字
会話率:32%
婚約者であるカイン・アーマルド侯爵令息に、精神的・肉体的に苦痛を受けながら生きてきたリリーフィア・ドルファン伯爵家令嬢の、3年間を使った仕返しの物語
短編「私の10年を返していただきます」の、リリーフィア目線のお話です。
短編の方を読んで
いただいた方が、より楽しく読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 00:02:48
66418文字
会話率:40%
キタニタツヤ氏が作詞作曲した、TVアニメ「薫る花は凛と咲く」のオープニングソング「まなざしは光」を自分なりの解釈で文章化しました。まんまじゃねえか!!と思う人は… あなたの感性は正しい。そうさ!マルパクさ!
まあ、おふざけはここまでとして、
ぜひとも原作の漫画も見てね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 22:40:00
1512文字
会話率:0%
王様は何も知らなかった。
贅沢が当たり前で、不自由など縁がない日々。
だがある日、ただの兵士の言葉に心を動かされた王は、
「不自由」を知るため、国を離れる――。
最終更新:2025-07-11 22:04:25
12632文字
会話率:33%
かつて英雄に憧れ、裏切られ、奪われ、復讐にとりつかれた果てに、ひとつの国を血に沈めた。そして「血塗れ夜王」は、敬愛する師匠によってその生を終えた。
しかし、滅びたはずの魂は再び生れ落ちる――すべての記憶を抱えたままに。
新たな名と姿で
この世界に生を受けた彼は、前世の記憶と力、罪業を背負い、少年として新たな人生を歩み始める。
その先あるのは贖いか、それともさらなる血の罪か。二度目の命に意味はあるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 11:48:10
140743文字
会話率:40%
竜也は、家でも学校でも孤立している高校生。家族からは無関心で、父親からは「役立たず」と罵倒され、何もかもが透明な存在のように感じていた。唯一、彼の心の支えだったのは、短歌。その心の中でしか表現できない感情を、誰かに伝えることができたなら
と思う日々。そんなある日、駅の掲示板に貼られたポスターで、Vtuberのフウカに出会う。
フウカの笑顔に救われ、竜也は彼女とメッセージのやり取りを始める。彼女に心を開くことで、少しずつ自分を取り戻していく竜也。しかし、そんな彼の体には、次第に異変が訪れる。病院で告げられた診断結果は、「花影病」。進行が早く、最終的には眠り続けるか、命を落とす可能性が高いという衝撃的なものであった。
病気の告知を受けた竜也は、フウカにその事実を伝えようとするが、彼女の優しさと支えが自分には重くのしかかっていることを感じ、苦しむ。彼の心は次第に不安定になり、孤独と向き合う日々が続く。しかし、**フウカは竜也にとっての唯一の光**であり、彼女との絆は次第に深まっていく。
フウカとの出会いが、竜也を変えるきっかけとなり、彼は自分の思いを言葉にして伝え始める。短歌が、彼の心を表現する唯一の手段となり、フウカへの気持ちを彼女に送る。その短歌には、いつしか「花」が絡むようになり、竜也の心の中で、フウカを愛おしむ気持ちが花開いていく。
そして、竜也は次第に病気が進行し、最期の日が近づく中で、フウカに自分の本当の気持ちを伝えようと決心する。しかし、家族との関係は深まるどころか、、家族の無関心が彼を追い詰める。竜也は、彼の心を支えてくれる存在が、唯一フウカだという事実に気づく。
竜也は最後に、フウカへの思いを短歌に託し、その後、一面に彼岸花が咲く墓の前でフウカにその言葉を伝える。竜也の死後、フウカは竜也がどれだけ家族に向けて思いを込めた短歌を書いていたかを知り、彼の想いがどれだけ深かったかを理解する。**彼岸花が咲いた墓の前で、竜也の家族へもその思いを伝えることを決意**し、再び竜也の家族へもその思いを伝えることを決意し、再び竜也の家へ向かう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-11 09:56:29
37004文字
会話率:19%
2047年、日本。
完全管理社会となった東京では、AI〈オーヴァレイン〉によって人々の生活が徹底的に監視されていた。思想、行動、感情さえも数値化され、少しでも「異常」と判断されれば、“再教育施設”へと送られる――そんなディストピア。
榊奏
汰(さかき・そうた)は、どこにでもいる普通の高校生。
父は数年前の事故で死亡し、母と静かに暮らしていた。しかしある日、母が突然連行され、奏汰の「普通の日常」は崩壊する。
絶望の中、彼の前に現れたのは、同級生の無口な文学少女・神原シズク。
彼女はレジスタンス組織〈クロノ・リバース〉の一員であり、奏汰を政府の追跡から救い出す。
なぜ母は連れて行かれたのか?
父の死に隠された真実とは?
そして、人間の未来を握る謎のAI〈CODE-Ω〉の正体とは?
──これは、「支配された未来」を変えるため、
ひとりの少年が立ち上がる物語。
普通の少年が、世界を変える“鍵”になる――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 06:30:05
5108文字
会話率:33%
迷宮ーーーーそれは、世界の謎を秘める古代遺跡。その最大規模と詠われる虹迷宮《セブン・ワールド》へ、賢猫《ケットシー》族と人のハーフであるミーシャは憧れ、冒険者として迷宮の謎、そして異種族が暮らす自らの世界の謎と向き合っていく。
萌え
と爽快感マシマシで送る迷宮ファンタジー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 02:10:34
143734文字
会話率:54%
大国である黒国は、長きに渡って続いた戦乱の影響で国力も衰えていた。
若き帝には敵ばかりで、いつも命を狙われていた。
とある暗殺から命からがら逃げてきた帝は、狂い咲く桜の木の前で一人の少女と出逢い運命が動き出す。
中華風ファンタジー此処
に開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 00:00:00
33651文字
会話率:47%
第一皇子アレクの元を、ある日、第四皇女ヴィアトーラが訪れた。実はこの皇女、五年前に亡くなった寵妃の連れ子。
皇帝の血を引く弟と二人、宮殿でひっそりと隠れ暮らしてきたのに、昨日、急に皇帝がヴィアの元を訪れ、後宮入りを仄めかしてきたのだと言
う。
後宮に入りたくないヴィアは、それまでの病弱設定を捨て、弟込みでアレクに庇護を求める。
「どうかわたくしを、殿下の妾妃にして下さいませ(ただし、一生は嫌です!)」
美しい容姿に、庶民のたくましさを併せ持った皇女が、大国の皇子を振り回していく話。
本編は、34話で完結しました。いくつか、外伝を書き足しています。
今春に書籍化します。それに伴い、タイトルを変更しました。
なお、旧タイトル「寵妃の連れ子は、自国の第一皇子を振り回す」につきましては、シリーズ管理の方にそのまま残しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 10:00:00
432001文字
会話率:27%
大国アンシェーゼの第二皇子セルティスの私生活を、側近ケインの視点で描いたものです。
病弱でおとなしくて、つい守ってあげたくなる皇子さまだと思っていたら、実はこの皇子殿下、すこぶる健康で、性格も結構突き抜けていた……。
セルティスの異母兄アレ
クと異父姉ヴィアの恋物語、「仮初めの寵妃のプライド 皇宮に咲く花は未来を希う」の中ではおとなしげな美少年でしたが、やんちゃ上等(?)のケインと関わっていくうちに、大きく成長していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 10:00:00
176438文字
会話率:26%