一年中、雪と氷に覆われた町には伝説があり、霊峰にいる雪神が町に下りると「フローズン・ダスト」が起こるとされた。
町で服飾の仕事をするブライズは夜の湖を訪れる。そこで溺れる少女を助ける。少女は記憶喪失だと告げるも、自らスノウと名乗る。
住む所
のないスノウのため、ブライズは自分が住む家へと招き入れる。一緒に住むおばさんから、大祭中であると教えられ祭りへ行きたいと言う。祭りを楽しみながらも、スノウのため情報を集める。途中、顔馴染みのミモザと出会う。ミモザの事を好きなブライズ。だが、それを伝えることができない。二人は、祭りの催し物を巡り歩く。
その夜、スノウはブライズの寝室へ行き、大祭後のことを相談する。ブライズは、君が居たければここにいてもいいんだと話す。
大祭の最終日。仕事を休んだミモザが加わり、三人でアミューズメントパークへ向う。三人はスケートをすることに。運動音痴のブライズは、ミモザの補助でスケートをしていると、ミモザが過去の思い出を話す。そんな二人の様子を遠くで見ていたスノウは、過去の記憶が戻る。
その後お風呂に入るミモザとスノウ。スノウは、ミモザにブライズの事をどう思っているか尋ねる。ミモザは好きだと認めるが、素直に伝えられないと言う。スノウは、どうして素直になれないんだと詰め寄ると、こっそりと何かを打ち明ける。
パレードに出るため町へ戻ろうと三人は馬車を利用する。だが、ハプニングに襲われ馬が暴走する。最初にミモザが脱出し後を追おうとするが、スノウの様子がおかしい。彼女の様子が変わったのは、記憶を取り戻したのではないかと見抜く。スノウは、自分が人間ではないと告白し一緒にいられないと涙を流す。ブライズは、誰であろうとスノウに代わりはないと言う。そして二人は馬車を脱出する。
最後、スノウは雪神であると打ち明け去っていく。そして、ブライズとミモザの頭上にフローズン・ダストを降らせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-15 15:04:12
34635文字
会話率:49%
魅惑の素足が自慢のバレッタ。
彼女の武器は、化生(けしょう)への毒を持つ体と、冷淡・残酷な性格。
傲慢で危険な化生たちを、手玉にとって、利用する。
彼女の役目は平和の使者。
けれどいつも、その仲裁は暴力的で…。
最終更新:2010-07-31 21:22:43
17482文字
会話率:28%
人々を闇から襲う怪異・・・・・カゲ。奴らは心を喰らう。奴らは身体を利用する。奴らは、人の世界に溶け込む。奴らをカゲを切り裂けるのはただひとつ。カゲカタナ・・・・・・闇を殺す闇。その一太刀を振るえるモノたち。それが・・・・・カゲカタナ。この物
語はカゲに狙われる少年とカゲカタナの少女のハナシ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-22 21:49:21
27017文字
会話率:38%
欲情とトラウマが絡まる螺旋。女は欲情から性を濡らし、男は濡れた女すら利用する。理性が消却するのはSEXにも似た、狂気。一つの事件は狂気を交えて、─我裸苦多の世界へ
最終更新:2008-12-20 22:44:49
98281文字
会話率:15%