昭和44年を僅かな期間、旅をして来た中川春菜は、
前世の母親が経営する、住宅やマンション、
或いは、店のレイアウトを手がける、
個人経営の、設計デザイン会社に就職をして、
最高幹部の一員となり、一線で働いていた。
だが不
景気に煽られ、仕事も減っていたが、
春菜がデザインする内装は、
独特な雰囲気で、評価が高かった為、
それなりに、利益が出ていたのであった。
そして唯一、利益の足しになっていたのは、
良子の長女、柿本 春実が経営する、
レトロなら何でも扱う、Dear store が、
良子の会社を、支えていたのだった。
時は過ぎて、あれから3年の月日が経った所から、
物語は始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-26 15:17:09
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会話率:1%
私は不動産の仕事で、ある洋館を訪ねた。そこで偶然、洋館の持ち主である老人と出会い、一緒に中に入る事となる。ただ、内装は酷い有様だったので、高くは売れないですよ、と老人に伝えた。すると、見せたいモノがあると、老人が言い出したのであった。
最終更新:2009-09-02 00:43:36
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