信号機が思考したら、と妄想してみました。
最終更新:2019-02-24 19:36:39
1008文字
会話率:0%
異世界転生。あぁ、なんという響き。
小説が紙よりスマホで読まれる時代になって、生まれた少年心を鷲掴みにするワード。ジャンル。
それが今、目の前でまさに繰り広げられようとしていたのだから、小躍りしてもしかたない。
「あの……もうその辺で話
を始めてよいか」
パパッと姿勢を正す。
遡ること30分前、俺を含むここにいる高校生3人と社会人の俺、と主婦と赤ん坊。計6人は踏切を渡っていた。……が、信号機に異常があったのか、バーが開いているにも関わらず、新幹線が突っ込んできた。
悲鳴をあげる暇もなく俺たちは、全員引かれた。
と思っていたが、その前に魔法陣が足元に現れ、光が身体を包み、気がつけば全員時代錯誤な成金趣味の金ピカなこの部屋にいた。
あれ? ということは転生じゃなくて、勇者召喚による転移かもしれない。
異世界転生から派生した勇者召喚モノ。こちらは地球で死んでから異世界にくるのではなく、異世界から召喚された神を通さないルート経由なのである。
で、今に至るわけだが、この30分のうち8割が俺の妄想が暴走タイムだったことは後悔しない。
「諸君たちは我が国が誇る賢者たちによる秘儀で招かれた勇者。まずは褒めつかわそう」
うわー、一国の王とはいえテンプレな上から目線。
「勇者ってここはどこなんですか」
ふむ、目上の相手に対してしっかり発言出来るとはなかなか見所がある青年だな。俺? 俺は流れに身を任せますとも。面倒事は避けたい。
「ここはタンギン国。余は王である。魔王領に隣接する国でな、魔王討伐を願いたい。もちろん、必要な装備や衣食住は保証する。討伐にあたり、先立つ前の鍛錬は我が優秀な近衛隊が受け持つ。至れり尽くせり、有り難く思うがいい」
「タンギン…聞いたことない名前だし、魔王ってここは日本じゃないのか」
「映画の撮影……にしてはカメラもないね」
「………」頷いている。
魔王討伐ねぇ、衣食住保証だのなんだの上手い事言って、俺たちを奴隷の如くこき使う算段だろう。よく見れば成金趣味な格好している肥え豚だし、困っている様にはとても思えない。
あぁーあ、やってられない。上手いこと逃げる方法はないかねぇー。主婦は泣いてる赤ん坊をあやすのに必死。高校生は、王様の話にテンションが高い。社会を知らないって怖いね。ゲームの様な展開に、邪な部分が見えてないんだな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 00:41:22
6596文字
会話率:54%
何時も車で通る交差点の信号機。
今日は用事で歩行者になる…
最終更新:2019-02-08 17:50:01
431文字
会話率:0%
彼女は赤信号を渡れない子どもだった。
そして人を助けることをいとわない子どもだった。
律義なこの性格のために目の前で助けなければならない人を助けられない。
逡巡し、葛藤し、彼女は答えをだす。
最終更新:2019-01-31 03:15:47
3499文字
会話率:15%
(あ、死にたいな。いや、死にたいというよりも消えたい、かな)
ふとそう思った少女は、2分後に差し掛かった信号機のない交差点で車が来ていないか左右の安全確認を行った。
車は1台も通る気配はなかった。
彼女は無意識に安心して、いつも通りに
交差点を渡り始めた。
そんな少女の物語。
【筆というものは、紐縄や薬なんかよりよっぽど単純な武器凶器になり得ると思う】
そんな女性の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-07 00:50:22
2373文字
会話率:31%
高校生の水浦 真希は、
親を失くす。三年後の春、現れたのは
復讐案内人だった…
キーワード:
最終更新:2018-07-28 17:20:28
824文字
会話率:36%
気付けば信号機に生まれ変わっていた男。
彼はいつしか、人知れず叫ぶようになった。
その原因は、信号機に生まれ変わって間もない頃に経験したある出来事からだった。
最終更新:2018-06-17 04:54:40
3364文字
会話率:7%
こころにも、信号機があればいいな。
告白しても、いいかどうかを、教えてくれる信号機。
最終更新:2018-06-06 02:12:33
272文字
会話率:0%
私は信号機、今日も三つの眼で人間たちを照らす。
最終更新:2018-05-04 00:37:02
7886文字
会話率:43%
ある朝忽然と彼女が消えてしまった。交差点の信号機の横に浮いていた彼女。付き纏われて、つき合わされて、迷惑だと思っていたのに、俺の心に小さな隙間ができた。
*****
【習作】描写力アップを目指そう企画(https://ncode.syo
setu.com/n9981du/)第四回「サヨナラ相棒」参加作品を加筆修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 16:48:23
4927文字
会話率:26%
コクピット型ゲーム筐体、エイロネイア。
戦闘機に乗って戦うこのゲームには、攻略不可能とまで謳われた公式チートのボス、通称信号機がいた。
甲破空は何百回のゲームオーバーを乗り越え、ついに信号機を倒す。
次の日、目が覚めたら美少女三人に囲まれ
ていた。
どうやら謎の敵が人間を誘拐する世界に来てしまったらしい。意味不明だが町に建物はないし、異世界なのは間違いない。
しかも美少女三人はあの信号機のパイロットだとかほざいている。最強なのはアタシたちとか自慢げに語ってくる。
よろしい。ならば俺のほうが強いと証明してやるよ!
主人公は元ゲーム廃人です。ゲームの知識で無双するS(少し)F(ファンタジー)です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 18:00:00
325808文字
会話率:47%
目の前の信号機が黄色から赤に変わろうとしている。
今、渡り切れば、僕、安藤直樹が通っている目の前の小学校の朝の予鈴に間に合うだろう、でも僕の足は動かなかった。
隣にスーツを着て凛と立つお姉さんがいる、何歳くらいだろうか?
毎朝この時間帯
に同じこの信号機を渡る。
それが僕たちの唯一の接点だった。
小学5年生の安藤直樹の純愛ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 22:48:52
5844文字
会話率:41%
ふと思いついた作品です。
キーワード:
最終更新:2018-04-07 17:43:04
336文字
会話率:25%
人生の道。その大きな交差点の手前に来て、突然信号が赤に変わってしまった。もうすぐ人生を決定付ける試練が待っているというのに…。私は焦っていたが、どれだけ待っても、その信号は色を変えようとしなかった。信号待ちを人生の苦難に例えた幻想小説です。
難しい話ではないので気楽に読んで頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 05:14:23
25519文字
会話率:58%
主人公:先崎 芥(さきざき あくた) 22歳 フリーターで就活2年目 元中二病で若干のオタク、うだつが上がず優柔不断で決断力に欠ける彼は就活中である。今日も何とか1次審査が通った会社に面接に向かう途中にいきなり激しい頭と胸の痛みを感じて倒れ
こんだ。意識が途切れていたようで目を覚まし立ち上がる。そこには灰色の空と赤色の草原が広がっていた。次々と起き上がって合計4人の男女が揃う。自分も含めて困惑する。こんな景色は見たことがない。突然続きだが更に声が聞こえた。「武器は与えた。敵を倒せ」と。瞬間、空間が割れる。今度はビルが崩れ、信号機が倒れ、道路がひび割れて廃墟と化した現代風な街並みなところにいた。お互い簡単に自己紹介をして廃墟を見て周る。そして会う。見ただけで理解した。敵が、そこにいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-10 00:06:38
5842文字
会話率:41%
そう遠くない未来、AI搭載の『人型信号機』が導入されようとしている世界のお話。
信号機としての役割を課された少女は、ごく普通の男子高校生・夏樹と、めぐり会う。
笑いあり、涙あり――恋ありの、二人の日常。
だが、夏樹の暗い『過去』が、その日常
にも徐々に影を落とし始める。
これは、そんな彼らが織りなす、ひと夏の思い出の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 07:52:55
15854文字
会話率:44%
自宅の前の横断歩道で信号待ちをしている時、私は一風変わった少年に出会った。
「君は、あの信号機……いや、正確には『灯器』だな。君はあの灯器の気持ちを考えたことがあるかい?」
彼は私にそう問いかけた。冗談のつもりなのかそれとも大真面目なのか。
奇妙な出会いから、私の長くて短い夏が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 00:04:03
7172文字
会話率:66%
縦一列に並んだ信号機
行かなきゃいけないところがあるんだ
赤信号の先へ
ハチノスさん(http://alveare.xxxxxxxx.jp/)からお借りしたお題を使った詩になります。
なお、FC2小説にも同じものを掲載しております。
最終更新:2017-01-04 21:07:38
551文字
会話率:0%
この作品の題材は、
・信号機
信号機を題材として、作成した作品です。
文字数制限は
5000文字以上1万以内
なので、10分くらいで読める作品となります。
評価が良ければ、続編書こうと思います。
よろしくお願いいたします。
最終更新:2016-12-19 15:30:44
6256文字
会話率:24%
信号機もないような田舎から上京してきた青年の少し不思議な話です。
ジャンルは自分でもよくわかりません。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
最終更新:2016-11-14 23:55:15
4416文字
会話率:10%