最期の夢から目覚めた先は、見知らぬ世界と記憶喪失。そこで僕が出会ったのは歴史と物語の悪魔イストリア。彼女の領地に迷い込んだ僕は話し相手として彼女に歓迎される。他人の人生をなぞれば何かを思い出す?(僕には)親切な彼女は僕の記憶を取り戻すため力
を貸してくれると本を差し出して……彼女の記した本一冊一冊が一つの世界。彼女が契約を交わした相手の人生を綴った本。それは喜劇だったり悲劇だったりすべてが契約者の死までを描いた残酷物語。止まった時の中幽閉された彼女は他人の不幸で退屈を紛らわす残虐な悪魔。それでも僕のために一生懸命泣いたり笑ったりしてくれる姿に僕にはそれだけには思えなくなってきて……
悪魔の脚本、狂人編。短編小説まとめ小説。勿論すべてがバッドエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-26 01:24:10
49600文字
会話率:42%
『他人の不幸は蜜の味』という言葉を思い出し、作った詩です。
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最終更新:2009-07-02 00:15:25
635文字
会話率:0%