夏休み。
学校で仲のいいグループと旅行に行った倖田友佑(こうだともひろ)は、無人島に片思い中の相手、鏡筒美結(きょうとうみゆう)と共に不可解な漂流をしてしまう。
自分の感情と現実に色々と苦しむ友佑。でも、実は美結も友佑のことが好きで・・・!
?
無人島での両片思いラブコメ、開始!
そして、不可解な漂流の真相とは…?
6月4日より、月曜日と金曜日の正午に更新していきます。
~登場人物~
倖田友佑(こうだともひろ)
高校2年。
運動はかなりしているが、どこの部活にも所属していない。運動神経もいいため、多くの運動部、特にサッカー部から勧誘されている。成績は中の中。
人気があり、結構な数の人から好意を寄せられているが本人にはあまり自覚がない。
よく“ゆうすけ”と間違われる。雄輔とは幼馴染で、小、中のサッカーチームでは翔音とチームメイトだった。
鏡筒美結(きょうとうみゆう)
高校2年。曾祖母がロシア人で、目の色が青い。校内3大美女と呼ばれるうちの一人。学校内での人気もかなりのものであり、告白もよく受けているがすべて断っている。
非常に頭はよいが色々と一般常識的な知識が抜けている節がある。
また、よく大人びているといわれるが素はかなり幼い。
文芸部所属。
良田翔音(よしだしょういん)
高校2年。ふたりがよく行動を共にしているグループの中心人物的存在。
サッカー部のエースストライカー。
自分の名前は気に入っているが自分と名前の元になった吉田松陰はあまり好きではなく、苗字を変えることを望んでいるが、名家である良田家の長男であるため、それはかないそうにない。ちょっとシスコン。
鹿田良夏(しかだよしか)
高校2年。校内3大美女の一人。かなりの確率で“りょうか”と間違われている。
鹿田家も名家であり、幼いころより所作などを厳しく指導されてきてきたおかげで誰に対しても大人な対応ができる。
菊地雄輔(きくちゆうすけ)
高校1年。友佑とは幼馴染。親同士の仲が良く、兄弟のように育ってきており、更に友佑のことを“友佑兄さん”と呼ぶため時々本当の兄弟と間違われていることまである。
良田魅星(よしだみほし)
翔音の妹。学年こそ1学年差だが、魅星は3月下旬、翔音は4月上旬生まれのため実際は約2歳離れている。校内3大美女の一人でもある。翔音のことは“お兄”と呼んでいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 12:00:00
44355文字
会話率:49%
とある放課後の帰り道、河川敷で一人号泣している女の子を見掛けた僕。
それはクラスメイトの丸井(まるい)さんであった。
話を聞くと、丸井さんは同じくクラスメイトでイケメンサッカー部の鈴木(すずき)くんに告白したのだが、「デブは嫌い」とフラれて
しまったという。
それを聞いた瞬間、ある理由から丸井さんの気持ちが痛いほどよくわかる僕の心に、炎が灯った。
「……丸井さん」
「ふえ?」
「だったら話は簡単だよ。――瘦せて鈴木くんを見返してやればいいんだよ!」
「ふえええ???」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 21:10:58
6361文字
会話率:54%
男性向けのラブコメのヒロインは絶世の美女であることが多い。
これはある意味必然とも言える。
誰もが羨むような美女を彼女にしたいというのは男子共通の願いだろうから。
もちろん僕だって美女が嫌いな訳じゃない。
――が、僕が何より萌えるのは、『
少女漫画の主人公風の女の子』だ!!
決して美人とは言えないけれど、親しみやすく一緒にいて安心する女の子。
そんな良い意味で素朴な女の子にこそ、僕は激しく萌えるのだ。
――そしてそんな僕の今の推しが、隣の席の|楠木《くすのき》さん。
――楠木さんは二つ結びにした黒髪に、ちょっとだけ太い眉毛。
スタイルもお世辞にも良いとは言えず、どちらかと言うと幼児体型に近い。
そして運動全般が苦手で、勉強もあまり得意ではないという、ハッキリ言って取り立てた長所が何もない女の子だ。
――だがそれがいい!!
その『普通さ』にこそ、僕は国宝級の価値を感じる!
まさしく楠木さんこそが、僕が求める理想の『少女漫画の主人公風の女の子』なのだ――。
……でも少女漫画の主人公である楠木さんの相手役としては、僕みたいなモブ男は相応しくない。
――楠木さんに相応しいのは高身長のイケメンでサッカー部のエースという、少女漫画に出てくるヒーロー役みたいな新庄君だ。
新庄君はいつも楠木さんにアプローチをかけているし、きっと二人は両想いなのだろう……。
――が、何故か楠木さんと新庄君の映画デートに、僕も参加することになり……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 21:09:29
4407文字
会話率:39%
藤袴高校一年の真田美咲は、農園部の作業の時、サッカー部主将の夏川透を濡らしてしまう。その際、兄であるサッカー部前々主将の真田翼の制服を貸した縁で、美咲はサッカー部の活動を手伝う事になる。
ワケがありマネージャーができない美咲に、彼女を昔か
ら慕う部員達はわがままを言い、彼女にサッカー部の活動に巻き込んでいく。
そんな彼らに翻弄されながらも、優しい彼らに彼女は少しづつサッカーに心を開いていく。
やがて彼女は仲間の勝利と、自分自身の夢のためにサッカーへを全身全霊を掛け、勝負を挑んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 15:08:50
313384文字
会話率:62%
《アルファポリスにて投稿1話目で青春ランキング日間11位/3969作→最高順位7位・同週間青春ランキング最高17位・同月間ランキング最高22位》
スポーツ女子を愛して止まないサッカー部の星芝桔平は、中三の時に同学年でU17日本代表の水池未奈
を見てフォーリンラブ。
未奈のいる中学の高等部、竜神高校を受験し合格しサッカー部に入部。水池にべたべたと付きまとう。
そして訪れる水池との決戦の日。星芝は水池を振り向かすべく、未奈とひっついていちゃいちゃすべく、全てを捧げて水池率いる女子サッカー部Aチームと戦う!
作者はサッカー経験者、主人公のイメキャラにチュートリアル徳井さんを据えた、色呆け男子高校生の本格サッカーものです。
HJ文庫大賞を二回、二次落ちしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 21:06:21
86552文字
会話率:26%
初夏の放課後。高校二年生の千影は、クラスメイトの隠れた一面を知る。
美術部員の女子とサッカー部の男子の、陰日向の物語。
*約15000文字で完結予定の短編です。
*エブリスタさんにも投稿しています。
最終更新:2021-10-28 08:19:43
14350文字
会話率:46%
冴えない高校生、卯月 修斗(うづき しゅうと)には可愛い幼馴染がいる。
名前は桜庭 凛香(さくらば りんか)。同じ高校の生徒では、知らぬ者などいない学校一の美少女だ。
その美貌故か。毎日のように告白され、数多くの男に言い寄られている。
しかし……、
彼女は誰とも付き合ったことがない。
彼女は恋愛を知らないのだ。誰にも恋したことがなく、またそういった知識も持ち合わせていない。そんな純粋な女の子。
それも魅力の一つだけど、
……その純粋さを利用して、あの手この手を使い強引に付き合おうとするゲスな男達がいた。裏の顔を持つサッカー部のイケメン少年、いかにも軽薄そうなチャラチャラした男、その他諸々……。
まるで、蛆のように次から次へと湧いてくる。しかし、主人公は彼女が不幸になる事を許さない。
大切な幼馴染を守り抜くために、彼は今日も奮闘するのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 23:00:00
15615文字
会話率:45%
「陽菜ってさあ、好きなやついんの?」
サッカー部の幼馴染に、突然尋ねられたマネージャーの私。
空手を習っていて男勝り、ボーイッシュな私は全く女扱いされていない。不満を彼とその友人達に漏らしていた時、突如ミーティングルームが真っ暗闇にな
って……。
※この小説はエブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 20:00:00
4661文字
会話率:55%
織姫と彦星なんて気にしたこともなかったのに
君に出会ってから急に、二人が出会えたらいいなって思い始めたの。
友人に呼ばれて行ったサッカー部の応援でスマホをなくした高校三年生の杉崎陽和は、声をかけてくれた藤間彩輝と知り合う。
それから毎日の
ように連絡を取り合っていたある日、二人で一緒に遊びに行くことになり――。
※この作品は「ノベルアップ+」「アルファポリス」「pixiv」にも掲載されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 20:00:00
7272文字
会話率:33%
日本で社会現象となっているメダルを使ったVRMMORPG『メダリオン』。
竹内誠司はサッカー部の中学二年生だったが、交通事故により車椅子生活を余儀なくされる。
幼い頃から打ち込んできたサッカーを失って落ち込む誠司は、
友達に学校で大人気のメダリオンを勧められて気晴らしに始めることになった。
ゲームを一度もやったことがないまま、親友に教わりながらアカウント設定をしてアバターを製作した次の日、突然誠司は謎の世界で目覚める。
ゲームをしたことの無い誠司は、新たな世界でアバター『セイリア』として完全初心者からのスタートを切ることになったのだ。
この小説はカクヨムでも『たんぽぽさん』というペンネームで『メダリオン~白と黒の協奏曲~』というタイトルで投稿しています。カクヨムの方が一話当たりの文字数とか、文章はいじっていますが、ストーリーの内容は変わっておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 20:00:00
377876文字
会話率:50%
「私達、別れよう……」幼馴染で彼女である高崎空音《たかさきそらね》が放った一言で、僕の初恋は終わった。
僕の彼女を奪ったのは同じサッカー部のエースストライカー藤堂だった。
高校2年生、 宗形悠真 《むながたゆうま》は陰キャな目立たない男子
生徒。
その悠馬には二つの特別な事があった。一つは幼馴染で美人の彼女の高崎空音《たかさきそらね》がいる事、二つ目、実は彼は帰国子女だった。
帰国子女の為、主義主張が強かった彼は帰国後、周りから疎まれて、帰国子女である事を隠す為に陰キャを装い、何事も献身的に、目立たないように努力してきた。
そして、努力の甲斐あって、サッカー部での献身的なプレイで大きく貢献できるようになった。彼は目立たなくとも、実は攻守の要となっていた。しかし、にもかかわらず、エースストライカー藤堂に献身的なプレイを馬鹿にされた上、彼女を奪われて、部を追放されてしまう。
全てが終わった様な気持ちの彼の元へ、もう一人の幼馴染の不知火真白《しらぬいましろ》がやってきた。
真白はロシア人の血をひくハーフで、悠馬と同じ帰国子女だった。二人の生きにくい人生を変える為、学級担当の先生は二人に特別クラブ、風紀委員クラブでの活動を命じる。
真白とクラブ活動を通じて人と関わる中で、二人は成長し、段々悠馬のハイスペックぶりが露見し、周りがほおっておかない。おまけに他の幼馴染や、彼を慕う女の子からも何故か次々と告白されてしまう。
一方、悠馬を振った空音は悠馬に心が戻り、後悔し、泣き叫ぶがもうどうにもならない。
そして悠馬が去ったサッカー部では彼がいなくなり、当然落ちぶれて行き、次第にどん底へと追い詰められていく。
落ちぶれたクズストライカー藤堂は悠馬に土下座して泣きつくが、もう時すでに遅い。そして遂に藤堂は外道が災いしてサッカー部を追放されて退学になるのであった。
注意:本作品は拙作『こうかい! ~幼馴染の彼女に振られたら、幼馴染達がドンびきする位グイグイ来た~の』の長期連載版、リメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 08:14:11
169917文字
会話率:50%
※ざまぁ要素ほぼ無し
※胸糞要素無し
変化球をお楽しみください
最終更新:2021-04-21 20:51:42
1598文字
会話率:47%
高校の超強豪サッカー部で挫折を味わった楠田公太郎は、田舎の二流大学で腐れ大学生になっていた。そんなある日、従姉妹の八尾望に廃部寸前の女子サッカー部のコーチになって欲しいと頼み込まれる。最初はコーチになることを拒んだ公太郎だったが、八尾や他
の部員と不本意ながら交流を深めていく中で、自らの心に残った気持ちに気づき、コーチになることを決める。
得意分野では全国レベルのプレーができるのに、それ以外は平均以下の選手たち。彼女たちが目指すのは遥か彼方の全国制覇。
サッカーが好きな方、サッカーに興味のある方、そしてなにより、サッカーなんて全然知らないよ、と言う方々にぜひ読んでいただきたいです。きっと楽しんでいただけると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 18:04:04
377011文字
会話率:52%
とある私立高校には一人の生徒会長がいた。
その生徒会長は全ての仕事をこなす天才だった。仕では一体その生徒会長とはどのような人間だろうか?
運動場でゴールをカッコよく決めているサッカー部のキャプテンだろうか?
それとも常に学校トップの頭をもつ
秀才であろうか?
はたまた先生からの人望が最も厚い優等生であろうか?
否!!!
その生徒会長とはクラスの隅で大人しくしているオタク気質のお人好しであった!!
これはそんなお人好しが生徒会を集めるために奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 18:56:14
14255文字
会話率:21%
鳥谷部オウカ:高校二年、男子。フツメン。そこそこモテる。
花野木アスカ:高校二年、女子。美少女。めっちゃモテる。オウカに限り下ネタOK。
二人は家もお隣同士の、幼稚園からの幼馴染である。
「ねぇ、オウカ」
「なんだ、アスカ」
「私
、今日告白された」
「マジで? 誰にさ?」
「サッカー部の野田先輩。主将やってる」
「なに、告白って? お前の靴を隠したのは実は俺なんだとか言われたの?」
「なんでそうなるのよ。愛の告白よ。好きだって言われたの」
「愛してるじゃなくて好きなら、好意の告白では?」
「あげ足とらないでよ。どうしよっかなって。付き合おうかな?」
「好きなの?」
「別に好きじゃないけど、男子と付き合ったこと無いし」
「なら止めとけば? 評判悪いよあの先輩」
「どう悪いの?」
「……イケメン」
「それ良い評判じゃないの?」
「あとはほら、サッカーが上手いとか」
「それも誉め言葉じゃん」
「……」
「嫌なの? 私が先輩と付き合うの?」
「……別に」
「そう、じゃあ付き合うの止めるわ」
「……俺は別に」
「あーあー、いつになったらオウカは幼馴染離れしてくれるのかしらねー」
「……アスカこそ、いつになったら放課後に直で俺の部屋来るの止めるんだよ」
「来なかったら、寂しい癖に」
「そっちこそ」
……これは、どう見ても付き合ってるのに付き合ってないと言い張る幼馴染男女の、傍から見たらイチャついているだけの日常会話を、ただただ記す物語である。
※カクヨム様にも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 12:01:36
122393文字
会話率:98%
名門高校サッカー部の2年生、高橋一也は第3ゴールキーパー。
公式戦出場には期待出来ない立場でありながら、前を向いてサッカーに打ち込んでいた。
彼を支えているものは、死の淵から甦ったお爺ちゃんとの温かな想い出。
最終更新:2020-12-19 11:42:26
2750文字
会話率:7%
私は友達に頼まれて、サッカー部の先輩の靴入れにラブレターを忍ばせて張り込んでいたのだが、そこにやって来たのは……。とある恋の始まりのワンシーンです。
※「なろうラジオ大賞2」応募作品です。
最終更新:2020-12-03 10:18:19
996文字
会話率:35%
中1の冬、元U-15サッカー日本代表だった安達海斗は、とあることをきっかけにサッカーをやめてしまう。それから月日は流れ、近所の高校に入学することに。しかし、そこは在校生の95%が女の子という"元"女子校、だった。さらに、
サッカー部の顧問から海斗はコーチを頼まれてしまう。海斗のサッカー人生はどうなってしまうのか!? ──前代未聞のハーレムサッカー小説、キックオフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 22:15:42
30305文字
会話率:53%
近頃ばかりに女子校から共学化になった名残か、男女の割合が3対7の南洋高校。そこだけを見ると特異だが、昔から多くの芸能人やスポーツ選手を多く輩出してきた名門校の一角で、女性の社会進出の成功を収めてきた実績があった。そんな学校には、数ある実績を
残してきた伝統ある演劇部の副部長を二年生で任されている、芹沢
結海という才女がいた。一年生の頃には文化祭にて行われた『美人コンテスト』ではここの名門校に集まる才女たちを抑えて優勝するほど美貌を兼ね備え、芸能界からは既に注目されているくらい、卒業後は女優として活躍するだろうとも言われている。そんな誰もが羨む境遇の中に生きる少女から、冴えないサッカー部の二軍である橘 耀太という男が、放課後の屋上に呼び出されてしまい——彼女から放たれた言葉に、主人公である橘 耀太は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 02:57:48
10450文字
会話率:31%
「——俺、勝てるサッカーがしたいんです」
とある田舎の中学校で行われていた試合。特筆すべき選手はなく、特に両校とも注目カードではない普通の練習試合に、高校の名門サッカー部——私立鷹島高校サッカー部の顧問兼監督である、|葉山《はやま》 |紀
次《のりつぐ》が立ち寄っていた。暇潰し程度に立ち寄った葉山だったが、そこで思わぬ出会いを果たす。上原中学校サッカー部のエース。|嘉川《かがわ》 |太一《たいち》。その試合での彼のプレーから、原石の如き可能性を見出した葉山は、嘉川に会った時こういうのだった。「——高校サッカーに一石投じてみないか? 嘉川」と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 04:03:44
11009文字
会話率:43%
メロンと一緒に詰められたスイカはメロンのエチレンガスで爆発するそうです
親友の女子サッカー部の高身長マネージャー・山田甜歌と、顔が良いエースストライカー・舛井和美は、部活で使うビブスを探しに外用の体育用具倉庫を探っていた。
しかし、不
慮の事故で用具を収めてある棚が崩壊し、二人は慌てて逃げ込んだ掃除用具入れに閉じ込められてしまい……。
※この作品はフィクションであり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度の性的な描写があります。
※無断転載お断り
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-24 20:00:00
2896文字
会話率:59%
執事を自称する男が現れたのは、姉の死から3カ月後のことだった。
恋に恋する女子高生、夢見愛子。
サッカー部の先輩に憧れ、友人と放課後の寄り道を楽しむ……そう、彼女はどこにでもいる普通の女の子だった。
そんな彼女の日常は、突然現
れた〝執事〟によって一変する。
男の名はバルト・シルヴェスタキ、3カ月前に死んだ愛子の姉、夢香の執事であり、夢香の莫大な遺産ともども、愛子に相続されることとなったのだ。
自分専属の執事ができただけでもお腹いっぱいなのに、バルトは登下校はおろか、学校の敷地内までついてきて、過保護という言葉が生ぬるくなるほど、身の回りの世話を焼き始めた。
教師や友人、果ては憧れの先輩、獅童魁にもその存在がバレ、戦々恐々とする愛子だったが、幸か不幸か、バルトの世話焼きをきっかけとして、魁とお近づきになることができた。
しかし、2人きりの下校中に事件は起きる。
愛子と魁は突然、真っ黒な生き物に襲われたのだ。
目と鼻が無い代わりに、小さな角とサメのような牙が生えた顔――ぬめりとした体表と、異常に長い手足――コウモリのような羽に、禍々しいかぎづめ――諸君らには決して見ることのかなわぬ存在、悪魔だ。
たった一撃で魁を吹き飛ばし、悪魔は愛子に手を伸ばす。
恐怖に支配され、身動きが取れなくなった彼女の目に、夜のようなコートが飛び込んでくる。
忽然と現れ、悪魔の攻撃をはじいてみせたのは、執事を自称する男だった。
その右頬が大きくえぐれているのを――えぐれた先に、黄金の輝きがある不思議を――愛子は見た。
バルトは光より早く両腕を振り、コートの袖から武器を取り出した。銃にも剣にも見える、奇妙な武器だった。
二振りの剣を持ち、バルトは悪魔に向かっていく。
彼は一体何者なのか?姉との関係は?執事になった理由は?持っている武器はなんだ?なぜ悪魔と戦うのか?
そもそも、悪魔とは一体なんなのか?
謎とともに明かされる、自らに課された宿命――
執事の真の狙いと、姉の残した本当の遺産――
全てを知った時、あなたは真実の愛を見る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 23:00:00
133837文字
会話率:44%