今日も一日特に変わった事もなく過ぎていく一日のはずだった、
俺は平凡な何処にでもいる学生だ、学校へ行き、授業を受けて帰宅する、
寝る前にはテレビを見て布団に入り本を読む、それで良かったんだ。
その日の夕方、自宅で幼馴染である志賀 梨子(し
が りこ)と何でもない時間を過ごしていると、
突然大きな地震に襲われ咄嗟に布団を被る・・・。
気が付いた場所は本の中?だった。
俺は主人公になったのか、それとも脇役のままなのか、記憶の中で薄れている憧れの人を守るため、
俺という自分を見つける為にあらすじをなぞることにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 10:00:00
373805文字
会話率:40%
ずっと片思いしていた相手と付き合えることになった、奇跡とも思えたあの日。初めて一緒に帰った帰り道、私達を乗せたバスは事故に遭い、二人とも死んでしまう。やっとの思いで念願叶った私の恋。お互いの気持ちを知っただけで、キスどころか手を繋ぐことす
らした事ないのに、死んでしまった……。自分の不運を嘆き、絶対来世でも彼と一緒にならないと気が済まない……って思っていたら、突然神様は私の元に降臨し、こう言った。
「お前は死ぬ予定ではなかった」と。
彼の運命に巻き込まれてしまい不運にも死んでしまった、と。だからお詫びに彼が転生する先の世界に私も転生させてくれた。……が、転生先はどうやら乙女ゲームの世界で、どうやら私は婚約破棄されて周りに疎まれて、最後に自殺する悪役令嬢みたいなんですけど……!?
※現在ストーリーの修正を始めています。それが終えれば更新をアップしたいと思っていますので、もう少し気長にお待ちいただければ幸いです(25/07/2021)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 08:38:35
140809文字
会話率:44%
『お嬢様。レオン様は良い方です。きっと、あなたは幸せになれます……』
ローズは、伯爵令嬢ベアトリス付きの十八歳の侍女。
そのベアトリスが、結婚式を間近に控えた朝、駆け落ちしてしまった。
あわてた伯爵は、ローズにベアトリスのふりをさせて公
爵家に送り込む。
なるべく公爵家の人と顔を合わせたくないローズだが、婚約者のレオンはあの手この手で彼女の気をひこうとする。
不器用でも誠実な彼に、ローズは次第に心を開いていく。
だが、レオンにも、ローズの知らない秘密があった。
※ベリーズカフェ、アルファポリスでも同じ話を連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 08:00:00
68582文字
会話率:51%