今でもアレが現実だったのか自信が無い。霞む視界の向こうに赤い髪の女がいた。どうなったか覚えていない。覚えていないけどこの時一人の人間が死んだのは確かだった。巨大な学園に一人の転校生。その女生徒の転校と同時期に起き始めた謎の惨殺。化け物同士の
餌と縄張りの奪い合い。巻き込まれたのは銀髪の男かそれともその転校生か…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-01-11 22:24:09
9565文字
会話率:17%
『愛してる』たった一言、この言葉を言えなかった。伝えたい相手は、もうこの世にはいない。彼女のいる過去と彼女のいない未来とを交差する彼の思い。『君が思い出に代わるまで』
最終更新:2004-12-25 19:28:18
4507文字
会話率:26%
「十五年戦争(ベルダリア)」──南の大国、バルディーヤ共和国は絶望的な戦況に、国の滅亡を覚悟した。──その時…一人の女傭兵が現れる。──そして舞台は二年後…未だに「十五年戦争」は、終わらない。
最終更新:2004-12-23 22:25:17
6659文字
会話率:41%
主人公奈々はただなんとなく生きていた。昔の記憶が少しない。ある日ちよという少女に出会う。野良猫探しをしながらちよと会話をし、昔の記憶と生きがいを見つけていく。ちよと野良猫の関係を知り、ちよと自分の関係を思い出し、ちよが主人公奈々に伝えたかっ
た事を理解して、前向きに生きていくようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2004-12-16 12:02:00
6593文字
会話率:33%
モグウルは快足の持主で、狩りをする姿からライオンの子と呼ばれていた。ある時鹿を追い、森の奥へ迷い込むと、見たことの無い泉があった。その泉でモグウルは人魚のカミボボに出会い恋をしその場で求婚する。人魚は自分より泳ぎの遅い雄には魅力を感じない為
、カミボボは「結婚したいなら私を捕まえてごらん」といって泉に飛び込む。モグウルは泳いだ経験が無く、カミボボを捕まえられない。その日モグウルは親友のヴォルン(=私)の元へ行き、初めて自分の涙を見せる。そして次の日から水泳の特訓が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2004-10-14 22:05:12
12797文字
会話率:23%
全ての恋がハッピーエンドで終わるわけじゃない。私の恋はいつも失恋。ドラマみたいにうまくはいかない。・・・それでも、恋せよ乙女。―失恋した女の子の話です。今回はひとりごとみたいな感じで書いてみました(笑)
最終更新:2004-10-13 20:17:57
1258文字
会話率:9%
奴らから逃れるため、俺は暗い物陰に身を潜める。奴らは凶暴で、見つかれば命の保証はない。見つからぬよう、慎重に、ひっそりと…。
最終更新:2004-10-06 01:03:27
1520文字
会話率:17%
へんな女に襲われるわで散々な登校日、昼食に葵が弁当を作ってきた。一緒に食べていたがあまり気が乗らない。影で殺気を感じていたからだ。それは神宮寺その人だった。葵を取るが命を取られるか……
最終更新:2004-09-26 12:15:14
7518文字
会話率:24%