ちょっと人と外見や力が格段に飛び抜けている鈴之原燐嘉(すずのはらりんか)
ある日学校の帰りに学校1イケメンと言われている中宮光熹(なかみやこうき)とその幼馴染である田宮拓兎(たぐうたくと)
ある日学校の帰りにその二人を見かけた。燐嘉はそ
のまま通り過ぎようとしたが2人がいる所から光が溢れてきて前が見えなくなった。
その後悲鳴が聞こえたので急いで駆け寄ると2人が光の中に吸い込まれるところだった。
そこから始まる燐嘉の新しいストーリー!
全体的に燐嘉視点です。2人の視点は時々出そうと考えています。
オリジナル作品ですが他の作品と似ている所が多々あります。そこはご了承ください。
なお、この作品はモバゲーでも連載させてもらってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-26 05:18:42
22305文字
会話率:46%
2019年 日本
東京都心を中心として発生した大規模な地盤沈下。それは都心を巨大な大穴へと変え、何千の命を奈落へと吸い込んだ。
政府は安全の一時策として大穴を囲うように巨大な壁を築く。しかし、何年かければ総ての壁が築かれるのか? それさ
えも不明なままだが、それがその時にできる精一杯の対応策だった。
一年後、災を免れた学生たちに噂が飛び交う。「壁の向こうでは穴から出てきた怪物が死骸を貪り食っている」「未知のウィルスが発生し、ゾンビになった人間が何人も壁に縋りついている」
ただの噂だ。何の証拠もない。頭のいい現実主義者はそう言って鼻で笑う。―――――でも、もしかしたら……マイナス思考の人間は恐れを抱く。
そんなことが普通の時代。一人の学生が高校を中退した。若干伸びた黒髪に眼の下のクマが少し異彩を放っている以外は至って普通の少年。容姿も飛び抜けて良いわけでもない。
少年はいつもよりも断然早い時間、仕事場であるとあるファミリーレストランのチェーン店へと足を運び、一人黙々と開店の準備をする。店長不在の店で代理である少年の日常はいつも通りのはず――――――だった。
――――――――――――幼馴染が亡くなったと知るまでは………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-28 00:23:14
15642文字
会話率:19%