僕がそれを拾ってしまったのはきっと単なる偶然なんだけど、もし運命の神様がいたら、なんでこんな変哲もないやつに拾わせてしまったのかと疑問に思う。
因みに拾ってしまった「概念」と名乗る少女はこの世で起きることは全て偶然で、何かを必然としたいな
ら、他も全て必然となるのだと言っていた。
僕には正直彼女がよくわからない。
たぶん間違いなく人ではないんだけど、その割には人っぽい。
でも、概念と名乗るこいつを放り出せなかった理由は一つに人じゃないから放り出したところで無駄であるということ。もう一つは、こいつが、彼女にどことなく、そっくりだからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-20 19:27:42
2414文字
会話率:41%
自分が告白しようとおもっていた女の子が目の前で殺された。自分もその犯人に殺されてしまう。薄れゆく意識の中で聞こえてきたのは子供のような高い声。気が付くと、自分の目の前に運命の神が立っていた。
運命の神様は俺にチャンスをくれるらしい。運命
を変える1週間をもらって俺は惨劇を回避するために過去に戻った。けれども、過去に戻るのは自分の意識だけであって、体はともわなかった。
運命に抗うため、「俺」は自分の周りにいる「他人」として俺と彼女を守るため何度も何度も繰り返していく時間旅行へと旅立った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-03 11:07:25
4586文字
会話率:19%
ここは、この世界で3本の指に入る大国『エデン』。神様への信仰心により様々な恩恵が貰える宗教国家。また、慈愛の神と運命の神に見守られている世界有数の迷宮国家でもある。この国は15歳を過ぎると神から贈り物としてその人に一番合った「スキル」がもら
える。この物語は、一人の冒険者が素直に喜んでいいのか判らない「スキル」と神からの期待に四苦八苦する話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-11 10:00:00
2108文字
会話率:13%
現在の日本にあって、難病に苦しむ塚原晃一は運命の神に願う。――神よ!異世界にあって、自分の存在価値を問うようにシメル・セハンは守護する神に願う。――神よ!
最終更新:2008-06-02 15:40:20
4529文字
会話率:0%