魔族と人間が対峙する世界。
100年前、魔族の大量発生により人類は大幅に数を減らし、追い込まれた人類側は一つの王国をつくり、魔族の進行を防いでいた。
王国軍の剣士であるスケア・ブラッドリーは一年前、戦争のときに負った傷により前線を退いてい
た。
ある日、王国軍殲滅部隊長であるイグニス・フレアに呼び出されたスケアは、前線復帰と共にとある新人剣士の教育を任されることになる。
理不尽だらけの世界で、許容した青年と革命を夢見る少女。
相反する思想はやがて、悲劇まみれの世界の本質を暴いてゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-06 23:11:06
657文字
会話率:5%
「落ちこぼれ陰陽師」と言われた大輝は陰陽師としての才能がない自分に対し、嫌気を指していた。自分とは違い才能があって期待の新星と言われた妹の紅羽みたいに俺にも才能があれば家族ともっと仲良く暮らして立派な陰陽師になりたかった。ずっとそう願ってき
た大輝だが、学校帰りに友人たちと話しながら帰っていると、血を流しながら道路で横たわっている猫を見つけた。助けないと! そう思い道路に飛び出した途端自分の腕や足が胴体から切り離された状態で飛んでいくのが見えた。と、同時に全身が焼け焦げるような熱さと痛みが押し寄せてきて、意識が遠退いていくのがっ分かった。そこで大輝の第一の人生が終わった。――はずだった。目を開けたら、見知らぬの部屋にいた、そこに居た女神様はこう言った。『次はどんな世界で生きていきたいですか?』 これは、才能がないと言われ落ちこぼれになってしまった若き陰陽師の物語。――※この小説が初投稿ですので、誤字、脱字等があったり、読みにくかったりしますが、温かい目で読んでくれたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 22:54:57
34548文字
会話率:60%
とある交通事故に巻き込まれた2人の恋人。彼女の赤坂奈緒は彼氏の河井秋吉を庇って植物状態となってしまった。
それから秋吉は自分を責め続けた。毎日毎日奈緒の世話をし、自分を責め続ける。そんなある日、仕事の出張先で不思議な女性と出会う
。ひょんなことから話すようになった2人。彼女には誰にも言えないような秘密があった。お互いの秘密を共有して話していくうちに秋吉は彼女に惹かれていく。だが、秋吉が近づこうとすれば、彼女は一歩退いてしまう。
恋をすると楽しいことばかりだというのは真っ赤な嘘だ。恋は切なくて苦しい。だけど、そう思うのはきっと本当の恋をしているから。
きっと俺は、この恋を忘れることは出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 02:00:44
11439文字
会話率:47%
静寂の王宮、謁見の間。
『黒曜』と呼ばれた魔女は、その階の上に王を見仰ぎ、静かに問う。
「紅き王座を、そこまでして望む意味は?」
辺境の魔女、黒曜。彼女は嘗て、国の神殿に『聖女』として幽閉されかけた経験を持つ魔女の末席だった。
とある変
人の遺志を継ぎ、魔女として生きた日々。それを終えるべく――とうとうその重い腰を上げた彼女は、静寂の王宮でかつての幼子――現在は『覇王』と称される青年との邂逅を果たす。
「外見が変わらないのは、魔の血の影響に依ります。……とりあえず、重いので退いてもらえませんか?」
「それは駄目。魔女を安易に離すなんて、それこそ愚者のする行為だから」
これは二人の魔女と、地を統べる覇王、それに巻き込まれた第三者(魔術師)を巡る一連の騒動と、過去譚、『彼女』の死の顛末を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-02 20:12:00
24258文字
会話率:35%
魔王も勇者も当たり前に存在するような異世界に迷い込んでしまった主人公は、冒険者として逞しく生きていた。
ただし決して幸せなわけじゃない。だって相棒はド変態だし、観光に行ったら盗人娘に懐かれるし、宿のババアは理不尽だ! 避けようとしても厄
介事が必ず降り掛かる毎日。
どうしてこんなにも“普通の生活”から遠退いてしまうのか。おまけに『魔剣使い』というキチガイが主人公の安寧を奪いにやって来る。
そんなこんなで起きた通り魔事件のせいで封鎖された交易都市の中、非日常は少しずつ主人公の下へと集束していく。
「……てめぇ等いい加減にしろよコラァ!!」
――そして限界を越えた時、聖剣を携えた『漆黒の勇者』は現れる!
これは最強というわけじゃないけどそれなりにチート能力を有した主人公のドタバタコメディーです。あと本人は望んでないけど作者権限でハーレムが作られていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 19:43:26
45578文字
会話率:43%
二年前、日本をどん底に陥れた凄惨な事件があった。
それを解決し、英雄と称えられたヒーロー、クリムゾン・ノヴァこと熱川勇雄。
その事件以来一線を退いていた彼を、ある日鬼の面と狐の面を付けた謎の男達が襲う。
彼らが口にしたのは「復讐」の一
言。その裏に二年前の事件の存在を感じ取った彼は、再び戦場へと戻る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-01 22:43:52
130588文字
会話率:53%
異世界からやって来た”タカキレイラ”は、どん底の生活を送っていた。
それは、移動先の世界で迎えに来るはずの人物と会うことが出来なかった為である。
色んな人に助けられながら、ある日、高田町商店街の八百屋さんの前で、自分の潜在能力を利用して”予
報士”と言う商売を始めることになる。
最初は全く見向きもされなかったが、”萌もえ”と言う小学生の女の子と出会うことをきっかけに、ドタバタ劇を繰り返しながらも街の人気者になっていく。
数十年後、その商店街が立ち退いて、その場所に駅が立つ時に三体の彼女の銅像が建てられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 10:29:53
793928文字
会話率:26%
坊ノ岬に戦艦『大和』が沈まなかった戦後日本。幾多の困難を乗り越え、多数の敵を退いてきた大和だが、核兵器によってビキニ環礁に沈もうとしていた。標的艦として沈ませぬと立ち上がった者達の同盟『大和会』は21キロトン級の閃光と衝撃を境に、戦前日本へ
とやり直しの旅に出る。滅び去る筈だった夢幻の艦隊と共に……。※第175話を削除しました。申し訳ありません。代わりに修正話を更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-01 12:30:19
1060048文字
会話率:47%
・・・・・日本は変わった、数年前は加工大国として有名だったが今は違う、今は“加工資源大国”になり超先進国アメリカを退いて堂々第一位に君臨している。しかしなぜ日本は加工資源大国となったのだろうか?それは2年前に遡るのだった・・・
最終更新:2011-11-08 19:29:36
6158文字
会話率:46%