暑い夏、街路樹に転生した俺はうんざりしていた。
セミはうるさいし、ガキ共はやかましい。
しまいには、チンピラまでもが俺の足元に来る始末。
まったく、街路樹としての人生も楽じゃないぜ。
そんな俺が、ある少女と夏の思い出を刻む話。
最終更新:2013-01-24 21:07:13
8541文字
会話率:18%
失恋モノです。
ずいぶん前に書いたものをやっと完成させました。
最終更新:2011-11-02 18:04:43
1312文字
会話率:20%
空から人間が落ちてきた。
背の高いビルしか並んでないような都会で。
降ってきたその人間は、“運よく”軌道がそれたのか、街路樹がクッションとなった上で植え込みに落ち、膝を擦りむいただけだった。
運悪く、幸運な自殺願望者に出会ってしま
った女の子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-16 08:54:33
12387文字
会話率:55%
女へのプレゼントは、ワインとケーキと、ナイフ。
雨降りの中、女に会いに行く男がいた。
男は横断歩道で待っているとき、そばの街路樹に水滴のはじけるクモの巣を見上げ……。
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最終更新:2011-03-08 17:34:52
1236文字
会話率:19%