とある国に魔法学校で学ぶ少年がいました。
ある日、少年は師匠から竜の卵を渡されます。
「これは竜の卵だ、これを孵しなさい」
「本当に竜の卵かな?」
少年は竜を見たことがありませんでした。
少年は竜の卵を冬中温めしたが、孵り
ません。
「昔の竜の卵だから、孵らないのかも」
半分諦めながらも、卵を常にポケットに入れて持ち歩いていました。
春になり、師匠と花見に行った少年は竜の卵を落としてしまい……
『魔法学校の落ちこぼれ』のフィンが宿題で書いた『可愛いウィニー』です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-18 16:41:14
12849文字
会話率:33%
会社帰りの優香は聖也と待ち合わせの場所に向かう。今日は「付き合って五周年記念」のディナーの予定だ。途中、電話が入る。声は聞こえない。場所変更のメールだけ入るが、そこで優香は聖也からのサプライズの指輪を見つけ、5年の月日を思い出す。
喧嘩を
したことも、離れていた半年の期間もあったのだが聖也といると、惜しげもなく何でも話してくれて、もらったものは何か、恐竜の卵みたいだった。この人は傷つける声を持ってない生き物なんだな、と思った。体から湧き出るものが全て羊水で包まれているような。この人といたら私は傷つくことがないだろうと思えた。優しく静かに愛を育んでいく二人だったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 08:37:01
23046文字
会話率:62%
私の弟には、かつて兄に憧れていた黒歴史があります。
五年前、冬の月の夕刻。
帰宅した弟が、誇らしげに姉に見せたもの。
「リズ姉!!見てこれ。飛竜の卵だよ。森で見つけたんだ!!」
「…………(うん、知ってる)」
……弟よ、これは冗談でも笑
えない。
そんな少女を巡る過去譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-23 22:30:20
12706文字
会話率:8%
人狩りの日々に疲れた”わたし”はある日、唐突に思ったのだ。「そうだ。ドラゴンを育ててみよう」そこから始まった、竜の卵をめぐる物語。
最終更新:2012-12-02 15:26:23
18588文字
会話率:49%
宰相の息子であるアディスは、魔女に「放浪の呪い」をかけられた王子とその運命を魔法で取り換えた。呪いにより国に留まれず旅をする途中、謎の遺跡に迷いこんでしまう。怪しい男たちに襲われていた竜の卵の孵化を助けたが、生まれて来た竜は襲撃のせいで翼
を失っていた。呪われあてどなく世界を彷徨う少年と、翼を失った竜の還る場所なき旅路。自サイト完結済小説です。 400字詰め原稿用紙換算335枚。作者:輝血鬼灯折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-26 10:45:15
109132文字
会話率:44%
目の前には、大きな卵。それは、竜の卵。 ソレを育てるのは、紅い瞳と忌まれる俺。竜と人が共存する国、ニルビア国。 100年に1度、生まれる竜の卵。神と竜と人間と。今、物語が始まる・・・。基本、竜育児放棄だったりする。連載処女作です。
※不定期
です。◆がストーリー、●が閑話的なカンジです。
只今、超亀更新中・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-22 13:39:16
35516文字
会話率:38%