大学の春休み、田舎に帰省した「俺」は、故郷の地への郷愁に包まれていた。しかしその夜、彼の身に起こった「ある出来事」を境に、封じられていた故郷の記憶が甦りだす。「ぽ、ぽ、ぽ……」の声と共に。
例のブラクラを克服しようと書きました。話の筋
は洒落怖をなぞってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-19 10:29:36
6370文字
会話率:13%
「生きてるくせに、おこがましい」――幽霊は、いる。呪術師も、異能力者も、いくらでもいる。……ただここにいるのは微妙な能力者ばかりで、「微能力者」なんて名がお似合いだけれど。
日常の中で起こる様々な怪異、霊障、迷信、俗信。あらゆる異常の裏には
、人の思いがある。真相を追いかけてこれら思念を解き明かし、行きつく先で彼らは、大きな事件に巻き込まれていくこととなる……とある高校の民俗学研究会メンバーが紡ぐ、現代伝奇・怪異譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-05 16:38:45
500084文字
会話率:60%