神の嫁として選ばれるということは、中つ国に住まう娘にとって、この上もなく幸せなことだった。古代日本風な世界が舞台の、毒を含んだファンタジー。[個人サイトにも掲載]
最終更新:2015-08-11 19:00:00
9575文字
会話率:49%
私の家の近くにはSという川が流れている。その川で、小さな頃、私はよく花嫁取りをやっていた。久しぶりに川へ来た私は、昔取った杵柄とばかりに川へ入って花嫁を探すが……
花嫁は水棲の世界を描いたナンセンス日常物!
最終更新:2015-08-06 01:00:00
2237文字
会話率:27%
因幡から石見にかけてを巡る、売薬 茂十。
越中五箇山生まれの茂十はこきりこが大好き。嬉しい時、辛い時、疲れた時、元気をふりしぼる時、いつもこきりこを口ずさんでいる。
出雲の宮に立ち寄った茂十は、宮司から嫁取りの使者を頼まれ、死ぬ思いで武家娘
を貰い受けに行く。
一介の行商人にふりかかった難事を題材にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-23 07:00:00
15490文字
会話率:46%
恐ろしくも美しい獣王に花嫁になれと浚われたアーシェ。
故郷を焼き払われると脅され、渋々承諾したものの冷酷と噂の獣王が怖くて仕方がない。
そんなアーシェに優しくしてくれたのは死神と噂の宰相様で・・・。
素直になれない俺様王に無口な将軍、優し
い宰相とで逆ハー王道・・・?
しかし腐ったメイドや暴走型騎士団長がそれに待ったをかけてくる。
死神の鎌が刈るのは男のライバルか、女のライバルか。
獣化できるものが少ない獣人の国で良識と邪推と妄想が引っ掻き回す嫁取り物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-26 16:44:14
49019文字
会話率:49%
怪我をしたあやかしを助けた病弱なこどもの物語。
子供向けでない童話風。R15。2012年4月19日完結済作品、サイトからの転載です。
最終更新:2014-04-06 23:22:06
46493文字
会話率:18%
【泳宮:くくりのみや。第十二代天皇である景行天皇が行幸した】
日本書紀に描かれ、今なお昔話として描かれるくくり姫のお話。
八坂入彦の娘である入姫は大王によって召し上げられるのだが、入姫は治水工事に来ていた大王の息子の大碓と惹かれ合ってしまっ
た。いつか入姫をさらってやると入姫の妹・弟姫と約束した大碓だったが、弟姫に惹かれていた実弟の小碓に殺されてしまう。小さな池の周辺で起きる恋の嵐は、吹き荒れてそれぞれの心をえぐっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-04 13:00:00
21877文字
会話率:37%
一族の消滅を防ぎたくば、異世界にて嫁を見つけよ(意訳)――なんて手紙と、異世界へ飛ばされる呪いを祖父から受け取った望月律、十六歳。初恋もまだなのに、嫁取りってハードルが高すぎる!! 文句を言うことも出来ずに、手紙を受け取ったその日には異世界
へ渡っていた……。 ※この作品は(仮)月の世界の因果律 の改訂版にあたります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-31 00:00:00
22986文字
会話率:44%
お山のキツネはそろそろお嫁さんがほしいなと思っていました。そんなある日に出会ったのは……。痛そうな表現があるのでR15となっております。
※自サイトにも掲載しています。
最終更新:2012-07-21 20:41:32
2919文字
会話率:38%
普通で平凡に暮らしていた永倉那李(ナガクラ ナリ)。そんな少女は山の中で芒が描かれた指輪を拾う。だがそれは芒一族の先祖代々受け継がれる嫁取り輪であった。その指輪を拾ったものが芒一族の花嫁となる。そんなこと知るはずも無い那李はいきなり芒一族芒
慶弼(ススキ ケイスケ)に求婚され…。だが慶弼には求婚するもう一つの理由があった。
精神的に病んだ少女那李が色んな人に出会い変わっていく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-02 21:04:25
1977文字
会話率:11%
開かずのドアが開いた時、招かれたのは不可思議な場所。夢か真か、揺蕩うように移ろう一夜の出来事。
前・中・後編の三話完結。
作中、史実に触れそうな箇所もありますが、完全フィクションだと思ってお楽しみください。※念のためR15指定ですが触れるの
は後編のみ、ちょこちょこ程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-16 22:21:43
6892文字
会話率:41%